
2026年5月24日まで、ビジネスデイと一般開放日の3日間にわたって行われた「BitSummit PUNCH」。 本記事では、そのなかから気になった作品として、BIC Festival (BIGEM)ブースにて展示されていたADVにリズムゲームが融合した音楽ゲーム『ハローワンダーバンド』をご紹介します。
確かに、言われてみればなかったスタイル

本作品は見習い死神の「リョウル」をストーリーのメインに、ハロウィンでバンドを作ろうと、色々な登場人物を巻き込んで話を進めていくアドベンチャー作品になっています。音ゲーパートとアドベンチャーパートが分かれており、ポイントクリック型のアドベンチャーパートに、ストーリーの進行に合わせて音ゲーが挟み込まれる形です。

音ゲーパートではキーボードのASD/JKLを使用します。後述する、特殊な音ゲーパートの「じゃじゃーんイベント」以外では自由判定になっているので左右に流れてくるノートに合わせて演奏を行えばいいので、音ゲー初心者でも分かりやすい内容になっています。

本作品が音ゲーとして特徴的なのは、ADVパートが音ゲーのパートに含まれている事です。じゃじゃーんイベントでは、先ほどの自由演奏だったパートと打って変わって、ノートを演奏する位置が指定になります。

話の内容に合わせてじゃじゃーんイベントは演奏形式が変化し、さきほどのパートですと派遣されたばかりのリョウルが支給されたペンで実際に書類処理を行う内容を模しています。


演奏を進める毎に場面に応じて描かれる豊富なアニメーションや、じゃじゃーんイベントも練られておりどちらもしっかりと考えられていることが分かります。
じゃじゃーんイベント、音ゲーパート、どちらもセリフや文字などが試遊中には見当たらなかった上、演奏前のイベント内容を踏襲した内容になっているので、話をさえぎる形になっていないのもポイント。音ゲーパートでの演奏にも集中しながらも話を補完する形になっているのはとても素晴らしいポイントだと感じました。

待ち時間の間にスタッフの方に聞いたところ、ニンテンドースイッチでの販売も考えているとのことでした。今回のBitSummit PUNCHでは音ゲーと別のジャンルを組み合わせた作品が他にもあり、音ゲーというレッドオーシャンのジャンルの中でも工夫が光る作品が目立っていたのが印象的でした。本作品はその中でも、言語に頼らない演出を音ゲー内で展開させていたのが非常に好印象です。

キャラクターデザインも演出もコミカルで、筆者の印象にとても強く残っています。Steamではデモ版も公開されていますので気になるユーザーの方はぜひプレイしてみてください。











