パズルからローグライクまで!ニンテンドースイッチで遊べるオススメインディーゲーム21選!【特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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パズルからローグライクまで!ニンテンドースイッチで遊べるオススメインディーゲーム21選!【特集】

ニンテンドースイッチのオススメインディーゲームを21本紹介します。

連載・特集 特集
パズルからローグライクまで!ニンテンドースイッチで遊べるオススメインディーゲーム21選!【特集】
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2020年3月20日に発売された『あつまれどうぶつの森』が発売3週間で300万本を突破した売上を記録するなど、好調なセールスが続いているニンテンドースイッチ。新型コロナウイルスの影響で自宅での時間が増えている今だからこそ、今まで遊んでいなかったゲームに手を出せるタイミングかも知れません。

本稿では、じっくり遊べるRPGから驚くシステムのパズルゲームまで、ニンテンドースイッチで遊べるオススメのインディーゲームを21本紹介します。

アクションゲーム部門


A Hat in Time


メーカー:Humble Bundle

かわいい少女が自由自在にステージを動き回る3Dアクション!


帽子をかぶったかわいい少女「Hat kid」を操り、主人公の船から散らばっていったタイムピースを集める3Dアクションゲーム。『スーパーマリオ64』や『バンジョーとカズーイ』などに触発されて製作された本作は、箱庭のようなステージ内を自由自在に移動できるのが魅力です。

主人公はかぶっている帽子を切り替えることで、ダッシュ能力や爆発物を投げる能力を使用可能。また、さまざまなアビリティが付属する「バッジ」もあり、2つの装備をいつでも切り替えてステージの探索が可能です。バッジの中には自分を弱くするものや、カメラモードへと切り換えるものなどユニークなものが多数存在しています。

装備の組み合わせ次第で、ステージ内の行けそうな場所にほとんどアクセス可能なほどの自由なアクションが可能で、単純なアクション以外にも謎解きやステルスなど、多彩なステージと魅力的なNPCたちがストーリーを盛り上げます。2人までのローカル協力プレイも可能です。

Door Kickers: Action Squad


メーカー:Killhouse Games

特殊部隊として悪党を殲滅!協力プレイも可能なアクションゲーム


SWATとなり建物を占拠しているテロリストたちを倒して目的を達成するアクションゲーム。80種類ステージを舞台に、人質救出や爆弾解除するのが目的であったりさまざまなミッションが待ち受けています。また、エンドレスに遊ぶことができる「タワーモード」や死者がゾンビとなって復活する「ゾンビモード」なども搭載しているため、やりごたえは抜群です。

プレイヤーが使用できる隊員は制圧力が高い「アサルター」や閉鎖された扉の中を調べることができる「レコン」など5種類から選択可能。それぞれが持つ独自のスキルやギアを駆使して目的を遂行しましょう。レベルアップでスキルを強化できるほか、ステージクリア時に獲得できる星を消費してあらたな銃や装備をアンロックできるため、プレイの幅はどんどん広がっていきます。

本作はオンライン/オフライン協力プレイに対応。盾を持ったプレイヤーが囮になりつつ後ろから制圧する、といったマルチプレイだからこそ可能なアクションも魅力的です。

Rain World


メーカー:Adult Swim Games

雨が恐怖となるハードな世界を舞台にした「Slugcat」の大冒険!


ナメクジとネコを合わせたような「Slugcat」を操り、食物連鎖の厳しい世界を冒険するアクションゲーム。かわいい主人公と裏腹に、雨や上位の生物によって簡単に死んでしまう「死に覚えゲーム」を思わせるようなハードな作品です。

主人公自身もこの食物連鎖の厳しい世界で生き抜くため、自分より弱い他の生物を捕食しなくてはなりません。主人公が雨から逃れるための「シェルター」を利用するためには満腹度をある程度確保しなければならず、うっかり餓死してしまうこともしばしば。理不尽とも言えるようなこの世界を生き抜くためにプレイヤーはさまざまなことを覚えながら冒険していく必要があります。

あまり死にすぎると他のエリアに行きづらくなるなど、最初はかなり戸惑う部分が多い作品でもあります。それでも少しずつ 少しずつ世界を拓いていく「Slugcat」の冒険は非常にやりごたえがあり、とても美しい作品。現在はアップデートによりプレイスタイルの異なる3種類の生物が使用可能です。

<『ブラスターマスター ゼロ』シリーズ(1/2


メーカー:インティ・クリエイツ

帰ってきた『メタファイト』!壮大な宇宙を舞台にしたアクションゲーム


1988年にファミコンで発売された『超惑星戦記メタファイト』をベースに、様々な要素を強化して作られたアクションゲーム。万能戦闘車両「ソフィア」を操る横スクロールアクションと、主人公自身が戦うトップビューアクションの2つのステージを探索しながら、宇宙を侵食するミュータントと戦います。

主人公「ジェイソン」とヒロイン「イヴ」が織り成すストーリーは非常に王道なもの。ゲームプレイ部分も探索や強化などを繰り返し、だんだん主人公が強くなっていく感覚が非常に爽快です。

前作から数ヶ月後を舞台にした『2』では新たな探索システムや、冒険を彩るNPCなどが追加され、前作以上にやりごたえのある作品として仕上がっています。ストーリーが続いている作品なので、両方プレイすることでこの世界をより深く理解できるかもしれません。

『スチームワールドディグ』シリーズ(1/2


メーカー:フライハイワークス

地面の下を掘って大冒険!スチームパンクな世界のアクション


スチームパンクと西部劇が融合したような世界で、主人公が地面の下を掘ってお宝を集めながら進んでいくアクションゲーム。集めた功績やお宝などで得たお金で自身をパワーアップさせたり、地中に隠されている「ステーション」と呼ばれるツールで新たなスキルを覚えて今まで行けなかった道を開拓できるようになる、メトロイドヴァニア系の作品です。

地面がある程度決められている洞窟や、アクセスできる別マップである坑道を除けばプレイヤー自身が好きに決めて掘っていけるのが大きな特徴。スキルが増えれば取り返せるものもありますが、考えてルートを選択しないとお宝を取り逃す場合もあります。ただ掘っていくだけでなく、道中にはボス戦などのアクション要素も用意されています。

『1』では寂れた鉱山の町を主人公のサイバーボット「ラスティ」が復興させながら地下に隠された謎を解いていくストーリーが展開。『2』では行方不明になった「ラスティ」を探すため、サイバーボット「ドロシー」が彼を探し求めるストーリーになっています。『2』では自動生成のダンジョンから考え抜かれたマップ構成になっているのも大きな違いです。

Ultimate Chicken Horse


メーカー:Clever Endeavour Games

罠を仕掛けてゴールを目指すパーティーゲーム


最大4人までのプレイが可能な対戦アクションゲーム。プレイヤーは1ラウンドにひとつ足場や罠を設置して、障害物だらけになるステージでゴールを競い合います。相手を出し抜いていかにゴールするかも勝敗のポイントなので、盛り上がること必至のパーティゲームです。

設置できるものは単純な足場からトゲの飛び出る隠しブロック、果てはブラックホールまでさまざま。そもそもステージには基本的に初期ではなにも置いてないため、そのままではゴールすることすら不可能です。ときには他のプレイヤーと協力して道を作り、ときにはその道を壊して自分だけのルートをこっそり作ったりと戦略は自由自在です。

ステージやプレイアブルキャラクターのアクセサリーなどのアンロック要素もあるため、遊べば遊ぶほど世界は広がっていきます。オンライン/ローカルで4人までの同時プレイまで対応しています。

RPG/シミュレーションゲーム部門


Graveyard Keeper


メーカー:tinyBuild Games

異世界転生したら墓守だった!ダークな雰囲気の生活シム


交通事故にあった主人公が中世ヨーロッパ風の世界に飛ばされ、墓守として生活していくダークな『牧場物語』風なロールプレイングゲーム。人々と交流してクエストをこなしたり、神官となって教会で説教を行い資金やアイテムを集めながら、主人公が元の世界に戻るための方法を探し求めます。

墓地に運ばれてくる死体は真面目に処理を行い埋葬すれば墓地自体の評価を上げ、さまざまな恩恵を獲得することが可能。ただし、例えば肉を削いで酒場に売ってしまえばさらに儲かるかもしれません。錬金術に手を染めているならば骨や内臓は貴重な素材になるかもしれません。気に入らない死体ならいっそ川に流して忘れてしまうのも一興です。墓守となった主人公は自由気ままにお墓の管理が可能なのです。

墓守の仕事以外にもクラフトや農業、ダンジョン探索などの幅広い要素が存在しています。クリアまでの時間制限はないゲームなので、いろいろな遊び方を探しながらこのダークな世界をじっくりと腰を据えて遊ぶことが可能です。

ナイツ オブ ペン アンド ペーパー


メーカー:ワーカービー

スイッチで遊ぶテーブルトーク(風)RPG!


専用のルールとダイスなどの判定機を使用してアナログで遊ぶ「テーブルトークRPG(TRPG)」をモチーフにした作品。机に座ったプレイヤーと、ストーリーを進行させる「ゲームマスター(GM)」との会話で展開していきます。

キャラクターは机に座る「プレイヤー」と戦士などの「職業」に分かれており、それぞれが固有のスキルをもっているため多彩な組み合わせが可能。GMによる判定などの要素はありますが、あくまでTRPG「風」なのでコマンド選択式のアドベンチャーなどに近いプレイ感覚で遊ぶことができます。

GMとの会話で展開するストーリーや判定の緊張感など、TRPGらしい雰囲気を味わいながら、プレイヤーが悩むことがない親切な設計なのが非常に好印象。スキルやクエストの自由度も高いため、キャラの組み合わせを試しながら何度でもプレイできる作品です。

Tangledeep


メーカー:Impact Gameworks

歯ごたえはあるが親切な設計のやりこみローグライク!


長い間地下で生活してきた人類が、地上を目指すために遥かなるダンジョン「タングルディープ」を冒険するローグライクRPG。ダンジョン内は「自分や敵が同時に動くターン制バトル」で、いわゆる『不思議のダンジョン』シリーズなどを踏襲したシステムです。

本作独自の要素として、主人公のジョブ(職業)を自由に変更できるカスタマイズシステムがあります。これにより、プレイヤーが得意な戦い方を模索しながら深いダンジョンを探索する楽しみを作り出すことが可能。また、ダンジョン内で捕獲したモンスターをペットにできる「牧場」やアイテム強化の要素もあり、やりこめばやりこむほどに世界が広がっていきます。

一部の敵がかなり手強く難易度は高めですが、キャラがロストしない設定(ペナルティはある)にできるなど、プレイヤーの技量に合わせた難易度調整も行えます。

Wargroove


メーカー:Chucklefish

マップ作成も可能な骨太ファンタジーストラテジー!


ファンタジー世界をベースに、を思わせるような無骨な戦闘を楽しめるシミュレーション。それぞれ遊び方の異なる3つのゲームモードに加え、イベント内容までカスタマイズできるマップエディターも付属しています。

本作は町の占領、資金でユニットの生産など『ファミコンウォーズ』を思わせるようなゲームデザイン。ユニットの攻撃も命中率などランダムな部分はなく、「地形」「相性」「ユニット支援」などの効果がダイレクトに反映されます。指揮官が使える特殊効果「グルーヴ」での一発逆転も狙えるのですが、ミスが許される世界ではないため、ユニット配置や地形などを考えぬいた戦術が重要です。

戦争に負けた王女が祖国の復興を目指す「ストーリー」、決まった配置を詰将棋のように攻略する「パズル」、戦争で覇者を目指す「アーケード」の3種類はそれぞれやりごたえ抜群。4人までのマルチプレイにも対応しています。

『タイニーメタル』シリーズ(1/2


メーカー:ディライトワークス

戦争だ!兵器だ!戦略が豊富な本格的ストラテジー


小国の指揮官として強大な敵と戦うターン制ストラテジーシリーズ。こちらも制圧と生産などの『ファミコンウォーズ』シリーズ、特に『ゲームボーイウォーズアドバンス』を思わせるシステムが搭載されており、さまざまな兵器の特色を活かした戦術が可能です。

歩兵や「メタル(戦車)」などの兵器を戦場によって使い分け、範囲内のユニットでの「一斉攻撃」や索敵を用いた遠距離砲撃などの戦術を駆使して戦場を有利にするのが重要です。また、特殊な効果を持つ「ヒーローユニット」の投入により戦況をひっくり返ることも可能です。

続編『虚構の帝国』ではユニットの説明などがわかりやすくなっているほか、消耗したユニットをまとめる「合流」システムが追加。また、ユニットに「弾数と燃料」の概念が追加されたため、より慎重な戦術が求められます。もちろん新ユニットも追加され、前作以上に豊富なキャラクターがフルボイスで盛り上げるストーリーもよりパワーアップしています。

Magic Scroll Tactics


メーカー:メディアスケープ

高低差が勝負を決する横スクロールシミュレーションRPG!


魔女の封印が解かれようとしている島を舞台に、召喚士の少女「ナシュ」が野望を砕くために戦うシミュレーションRPG。ターン毎にユニットを移動して敵の殲滅が目的のシミュレーションゲームですが、「アクションゲームのように横画面で行われる戦闘」が最大の特徴です。

非常にシンプルな画面で勝敗を決するのは“高低差”。弓を使うキャラクターが高所を取れば自由自在に遠くの敵を狙うことも可能です。もちろん敵も地形を利用してきますし、高所でも狙える「魔法」も存在するため状況に応じた戦術が求められます。ツリー制のスキルシステムやユニット編成など、プレイヤーは自由に自分だけの部隊を作成可能です。

戦闘中にキャラがやられても次のマップでは使用できるほか、レベルアップやアイテム集めのできる「フリーマップ」など、難易度は比較的低め。じっくりと腰を据えればシミュレーションが苦手な人でもいつかは必ずクリアできる作りになっています。

カイロソフト』作品


メーカー:カイロソフト

じっくり遊ぶならカイロソフト!ジャンルも豊富!


PCや携帯電話向けにさまざまなジャンルのゲームを送り出している国内デベロッパー「カイロソフト」の作品もニンテンドースイッチで多数登場しています。同社は、1から地道に基盤を作り、じっくりと時間をかけて成長していくタイプの経営シミュレーションを得意としています。

また、同社のゲームは、ほぼすべてがウォータービューのドット絵で作られたシンプルな見た目なのも特色。ゲーム製作メーカーになる『ゲーム発展国++』や漫画家になる『まんが一本道〆』など、PCで人気を博していたゲームをベースに大幅進化を行っている作品のほか、学校経営やアイドル育成、忍者の里経営までジャンルはさまざまです。

どの作品も馴染みやすいプレイ感覚で遊べるため、気になったジャンルを遊んでみるのがおすすめです。いくつかプレイすると、他の作品で見たキャラクターが登場するなどのちょっとしたファン向けの要素もあります。

アドベンチャーゲーム部門


What Remains of Edith Finch フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと


メーカー:Annapurna Interactive

一族最後の生き残りが体験する「さまざまな終わりの物語」


ワシントン州にあるフィンチ家と呼ばれる一族の「エディス」が、家の中にあるさまざまなアイテムを見つけることで、一族にまつわる物語を体験するアドベンチャーゲーム。すべての物語は「死」を持って終わります。

多くを語ることでネタバレになってしまうため詳細は伏せておきますが、物語はそれぞれとても奇妙なストーリーを展開していきます。プレイヤーは何を得て、何を思うでしょうか。プレイ時間はそこまで長くないでので、ぜひ遊んでもらいたい一本。英国アカデミー賞で2018年にベストゲームを受賞するなど、世界的にも評価の高い作品です。

コーヒートーク


メーカー:コーラス・ワールドワイド

一杯のドリンクが紡ぎ出す、極上のストーリー


夜にしか営業しない喫茶店「コーヒートーク」のマスターとなり、さまざまな人種が暮らしている架空のシアトルを舞台にトークしていくアドベンチャーゲーム。傑作アドベンチャー『VA-11 Hall-A』に影響を受けた本作は、個性豊かな客との会話で物語が紡がれていきます。

ライターの「フレイヤ」や吸血鬼の「ハイド」などの登場人物はそれぞれの物語をもっており、プレイヤーは別にそこへ大きく関与するわけではありません。彼らの望む「最良の一杯」を探し出し、少しだけトークを盛り上げてあげるだけです。我々の住む世界とは少し異なるシアトルは、多種族世界だからこその問題を数多く抱えているようです。

ちょっとした「間」や、携帯電話が鳴ると振動するジョイコンなど、巧みな演出へのこだわりを随所に感じられる作品。派手なドラマを求める人には合わないかもしれませんが、思わずコーヒーを飲みたくなるような静かで良質な映画やドラマを思わせるような雰囲気です。

Reigns: Kings & Queens


メーカー:Devolver Digital

王国経営も楽じゃない!カードで語られる選択式アドベンチャー


さまざまな思惑が絡み合う王国を舞台に、プレイヤーが国と自らの存続をかけて選択を行うアドベンチャーゲーム。『Reigns』と続編『Reigns: Her Majesty』がセットになっています。国の経営は一筋縄で行くものではなく「教会」「民」「軍備」「資金」すべてのバランスを取らなければなりません。

例えば他国の侵略に対し、反抗を選べば軍備は増強するものの資金は大きく減少。お金を貯めるような政策に許可を出せば民が減少するなど、王国経営はとても難しいもの。各ゲージのバランスを崩せば王は死を迎え、新たな王に切り替わります。プレイヤーはゲームエンドの年代までに、一族にかけられた悪魔の呪いを解くのが目的です。

『Reigns: Her Majesty』では基本的なプレイルールはそのままに、新たな要素として特殊なルートを開放する「アイテム」が登場。前作よりも少し華々しいイベントも登場するなど、女王を主人公とした新たな王国の物語が紡がれます。シンプルながら意外な展開なども待ち受ける奥の深い作品です。

きみのまち ポルティア


メーカー:Team17

農業から工作、遺跡探検までプレイ可能な生活シム


父から受け継いだ作業場のある町「ポルティア」へ引っ越してきた主人公が、街の人々と交流しながら生活していくシミュレーションゲーム。農業やクラフトだけでなく遺跡探索なども可能な『牧場物語』などに近い生活シムです。

主人公は親から譲られた作業場で橋や車など、さまざまな機械を製作可能。市長や町の住民からのクエストを解決していくことで、町の生活はどんどん快適なものになっていきます。もちろんクエストを無視して農業や恋愛などに勤しむようなスローライフなプレイも可能です。

町の住民と仲良くなることで結婚も可能。対象となるキャラクターは男女ともに多彩で同性婚も可能です。同性婚な場合は養子縁組でこどもを持つことができるなど、どんなプレイスタイルでもゲーム内の要素をしっかりと堪能できるのが魅力的です。

パズルゲーム部門


Baba Is You


メーカー:Hempuli

ステージのルールを変更して答えを目指す変則的パズル


ステージ内に存在する「ルール」をさまざまに変更してクリアしていくアクションパズルゲーム。ステージ内には「Baba」is「You」などと言ったテキストがオブジェクトとして配置されており、プレイヤーはそのテキストを動かして新たなルールを製作可能です。

例えば「Baba」を取り替えて「Rock」is「You」にすることで、プレイヤーは岩となり自由に動かせるようになります。「Wall」is「Stop」になっていて壁が邪魔なら「Stop」を外してしまうだけでただの背景になって通過可能になります。ちょっとした発想の転換が答えに結びつく感覚はとても気持ちのいいものです。

全200面を超えるステージは進むごとにオブジェクトが増え難解になっていくため、非常にやりごたえるのある作品です。

Untitled Goose Game いたずらガチョウがやって来た!


メーカー:Panic

ガチョウを操りいたずら放題!


プレイヤーが一匹のガチョウとなり、ステージ内でさまざまな「いたずら」を行いながら目的を達成するアクションパズル。昨年度に行われたさまざまなゲームアワードでベストゲーム賞やゲームデザイン賞など、さまざまな栄誉を獲得した作品です。

プレイ内容は、ステージ内で「ToDo(すべきこと)」リストの目標を達成するシンプルなもの。ガチョウは「咥える」「鳴く」「羽ばたく」などのアクションしかできないため、目標を達成するためにさまざまなオブジェクトを利用する事になります。目標のクリア方法も複数存在するため、プレイヤーは悩みながら想像できる限りの「いたずら」をするのがおすすめです。

アクション要素もパズル要素も比較的簡単で、それでいてシンプルなだけで終わらない絶妙なバランスで作られている作品。動いてるガチョウやおじさんを見てるだけでも思わず楽しくなるようなゲームデザインも優秀です。

タイニーバン・ストーリー


メーカー:PLAYISM

壊れた星を救うほのぼのポイント&クリックパズル


バラバラになってしまった「タイニープラネット」という惑星を復興させるのが目的のパズルゲーム。いわゆる「ポイント&クリック」と呼ばれるゲームジャンルで、マップ内のさまざまなオブジェクトやキャラクターにタッチしながら謎を解いていきます。

プレイ中に一切文字が表示されないストーリーはどこか奇妙で、ほのぼのとしているもの。探索だけでなくパズルなどのミニゲームの種類も豊富でたっぷり遊ぶことができます。プレイ時間はそこまで長くないですが、美しい音楽と独特な雰囲気のイラストを楽しみながらゆったりとプレイするのがおすすめです。

Puzzle Quest:The Legend Returns


メーカー:D3Go

マッチ3パズル&RPGの原点がリメイク!


同じマークを3つ合わせるパズル「マッチ3」と、モンスターとの戦いを描くRPGを組み合わせた傑作『Puzzle Quest』のリメイク作品。パズルの絵柄によって貯まるゲージによって使用可能なスキルを駆使してモンスターを倒し、世界の危機を救うために冒険するパズルゲームです。

オリジナルの『Puzzle Quest』と追加コンテンツだけでなく、本作だけの新たな魔法やアイテム、100を超える新クエストが追加。リマスターされたグラフィックとともに、新旧のプレイヤーが楽しめる新しい作品として製作されています。 

クラスごとにスキルが多数存在し、プレイスタイルに合わせたビルドの構築も可能。また、獲得したお金で拠点の強化をしたりモンスターを捕まえて利用したりと、やり込み要素が非常に豊富な作品です。



ここまで新旧のインディーゲームを色々と紹介させていただきました。じっくり遊べる本格的なRPGからみんなで盛り上がれるパーティーゲームまで、さまざまなタイプのゲームがニンテンドースイッチでプレイ可能です。

アンダーテイル』などの作品も掲載されている「オススメタイトル50本!」と合わせ、これから新しいゲームを遊ぼうとする方へのちょっとしたヒントになれば幸いです。
《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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