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【吉田輝和の絵日記】手前に奥に横スクに!豊富なステージギミックが用意された『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』

死にまくるとわかる『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』の作り込み。

家庭用ゲーム PS4
【吉田輝和の絵日記】手前に奥に横スクに!豊富なステージギミックが用意された『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』
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今回は、Activisionが贈るPS4向けソフト『クラッシュ・バンディクー4:とんでもマルチバース』。本作は、主人公のクラッシュを操作して、ジャンプやスピンアクションを駆使し、ギミック満載のステージを攻略する3Dアクション『クラッシュ・バンディクー』シリーズの最新作です。

『クラッシュ・バンディクー』は、20年以上続いていることもあり、初代PlayStationをリアルタイムで楽しんでいた人には特に馴染み深いシリーズではないでしょうか。僕も、中学生の頃に一番楽しんだシリーズでした。


プレイし過ぎて本体の寿命を縮めるほどに……!

手前に奥に横スクに!ギミック満載のステージ



ネオ・コルテックスとエヌ・トロピーは世界征服では飽き足らず、マルチバースの征服にも手を出し始める。ヤツらの野望を挫くため、クラッシュは仲間とともに時空を超えた大冒険に乗り出すのだった。

ストーリーは前作『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』からつながっており……ってあれ?そういや『4』って結構前に発売してなかったっけ?


調べてみたところ、海外と日本ではナンバリングの付け方が違ったようだ。それに『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』以降のタイトルは別の世界線の話らしい。

なるほどなぁと納得したところでゲーム開始。


基本アクションはジャンプとスピンアタック。踏みつけたりふっ飛ばしたりして敵を倒していく。


ステージ内のそこかしこに木箱やリンゴが配置されており、壊した数や取得した数で解放される要素があるので、なるべくコンプリートを目指したいところだ。


『クラッシュ・バンディクー』シリーズと言えば奥スクロールアクションを思い浮かべるが、シチュエーションによって横スクロールの画面になったり、手前に向かって走ったりと様々だ。


ステージギミックも満載で、ツタやロープを滑空するのが非常に気持ち良い。クラッシュがキビキビ動かせることもあってスピード感とテンポの良いアクションが楽しめるのだが……


基本的に敵の攻撃を1発食らうだけでやられてしまうので、調子をこいているとクラッシュの屍を積み上げることになる。

『マリオ』の1-1で適当にBダッシュしてクリボーに激突するタイプのおじさんは特に……。


ただ、いっぱい死んだおかげで、本作は殺され方のバリエーションがやたらと豊富だということに気づいた。

敵キャラごとに違った殺し方をしてくれるのだ。


どの死に様も実にユニークで、新しい敵を見つけたらわざと殺される癖がついたぞ!

ボス戦はさらにギミック満載!



クラッシュだけではなく、妹のココをはじめとしたキャラクターも操作可能だ。


ココのアクションはクラッシュと共通だが、細かい動作は違う。可愛い。


タウナは格闘技のような攻撃を繰り出す。


壁を蹴って登ったり、ワイヤーを使ったアクションが可能。このようにどのキャラクターも個性的だ。

個人的にワイヤーアクションが大好きなので、スパイダーマン気分でついつい無意味にシュパシュパ伸ばしちゃう!


ボス戦もなかなかにユニークだ。

エヌ・ジン戦は、奥から流れてくるボスの攻撃を避けるのだが、見た目がまるで音ゲーの譜面のよう。


別にリズムに乗る必要はないのだが、無駄にテンポ良く避けてしまう。

リンゴ集めやタイムアタック、やり込み要素も満載!



上でも書いたが、木箱やリンゴの収集、タイムアタックといったやりこみ要素が用意されている。ステージごとに用意されているノルマを達成すると、クラッシュやココの見た目を変更可能になるのだ。


一度クリアしたステージはタイムアタックができるようになる。

その際にゴーストも表示出来るのだが……


ただでさえ死にまくってようやくクリア出来ているレベルなのに、ゴーストに急かされながらゴールを目指すのは僕にはまだ早かったようだ。


その点、リンゴの収集や木箱の破壊は死亡や時間を気にしないので楽だ。

初見プレイでは気付きにくい場所に木箱が隠されているので、観光気分でステージ探索が出来る。しかし、危険がないわけではない。


木箱の中にはリンゴやアイテムの他に、攻撃すると爆発する木箱もある。爆発させないためには、上から軽く踏んで爆弾のタイマーを起動させる必要がある。

操作を間違えてうっかり爆発木箱にスピンアタックしちゃうと……


爆死するよ


シリーズの正当進化といった感じで、初代『クラッシュ・バンディクー』から変わらぬ面白さがありました!キャラクターもキビキビと動かせるので、操作しているだけで気持ち良かったです。

ただ、当時僕がプレイしていた初代に比べて難易度がかなり上がっているように感じました。同じ場所で何度もやられると、敵の攻撃から守ってくれるアイテムがもらえるのですが、このゲームでは落下死するケースが多いのであんまり役にたちません。やられてもチェックポイントからサクッとリトライ出来るのはありがたいものの、1つのステージで何十回もやられているのは少しきつかったです。もう少し初心者救済要素があったらなあ……。

その分、やりごたえはしっかりあり、タイムアタックや木箱壊しなどのやりこみ要素も楽しめました。

『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』は、PS4/Xbox Oneを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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