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屋内テーマパーク管理シム『Indoorlands』―本作を多くのポテンシャルを持つ「土台」のようなものにしたい【開発者インタビュー】

なかなかテーマパークに行くのも難しいご時世。ゲームで楽しんじゃいましょう!

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屋内テーマパーク管理シム『Indoorlands』―本作を多くのポテンシャルを持つ「土台」のようなものにしたい【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Pixelsplit開発、PC/Mac/Linux向けに7月15日に早期アクセスが開始された屋内テーマパークマネジメントシミュレーション『Indoorlands』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、夢の屋内テーマパークを作り管理するシミュレーション。様々なアトラクションを設置できるだけでなく、アトラクションの動きなども調整することが可能です。パーク内にはデコレーションも施し、来場者が満足する屋内テーマパークを目指しましょう。記事執筆時点では日本語未対応。

『Indoorlands』は、1,420円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。

Pixelsplitこんにちは!ドイツ・フランクフルトのPixelsplitです。私たちはゲーム作りが大好きな、小さなインディーゲームスタジオです。私たちのゲームはどれもユニークで少し変わっており、一つ前の作品はローグライトゾンビサバイバル『Deadly Days』でした。そしてその一つ前は、移動遊園地のアトラクションシミュレータ『Virtual Rides 3』です。これら2つのゲームのアップデートは今後も続けていきます。プレイヤーとスタッフ全員にとって最高のものになるよう、コツコツとすべてのプロジェクトを進めていきたいと思っています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Pixelsplit本作の開発は2020年の初めにスタートしました。早期アクセスを開始できるようになるまで(今年の夏)、一年半かかったことになります。アトラクションをリアルに操作でき、環境を自由にデコレーションできるテーマパークマネジメントゲームをUnityエンジンで作るというのが目標でした。

――本作の特徴を教えてください。

Pixelsplit本作の特徴は、まさに早期アクセスというコンセプトを存分に活用し、コミュニティと一緒に本作を作り上げていこうとしているところにあります。屋内を自由にデコレーションできるのはもちろん、アトラクションの操作や物理挙動までとてもリアルに作られています。

本作はリラックスしながらプレイできますが、同時にチャレンジングなビジネスシミュレーションでもあるのです。また、本作の見た目も他のテーマパークマネジメントゲームと大きく異なります。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのでしょうか?

Pixelsplitぜひ私たちのロードマップをご覧ください。コンテンツの追加以外にも、プレイヤー自らが自由にアトラクションを作れる要素も追加したいと思っています。プレイヤーたちからはサンドボックスモードのリクエストも来ており、これも近いうちに実装予定です。私たちは本作を多くのポテンシャルを持つ「土台」のようなものにしたいと思っており、これを早期アクセス中に実現したいと思っています。早期アクセスの期間は半年から一年を予定しています。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Pixelsplit『Deadly Days』でも早期アクセスを実施し、とても素晴らしい経験となりました。開発中のゲームをプレイヤーの方に楽しんでもらい、開発者がゲームを改善する手助けをするというのは素晴らしいことだと思います。

レビューにもしっかりと目を通させていただいており、これまでの多くがポジティブなもので、とても感謝しております。私たちがやっていることが間違っていないという証拠ですからね!

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Pixelsplit私たちが大好きなテーマパークゲームがいくつかあります。これら大手のタイトルと張り合うつもりはありませんが、私たちはこのジャンルにユニークなものを付け加えたいと思いました。室内環境のクリエーションという部分では、「イマジニアリング~夢を形にする人々」という素晴らしいドキュメンタリーシリーズから影響を受け、プレイヤーには可能な限りの自由度を与えたいと思ったのです。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Pixelsplit日本語はぜひ対応させたい言語です。現在、私たちはまだ基本的なゲームシステムとコンテンツの開発を行なっている段階です。もし本作のローカライズにプロとしてお手伝いいただける方がいらっしゃいましたら、メールでお気軽にご連絡ください!

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Pixelsplitはい、もちろんありました。大きな試練でしたが、どんな困難な状況でも、本作の開発を続けられたことは誇りに思います。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Pixelsplit大丈夫です。配信者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちにご連絡いただき、私たちがどのようにお手伝いできるか教えてください。すでに実験的ではありますが、Twitchにも対応していますよ!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Pixelsplit本作の素晴らしい音楽を作ったArinaは日本が大好きで、日本に長く住んでいます。もし才能あるミュージシャンをお探しでしたら、ご連絡ください。本作は日本の方にも楽しんでいただけるゲームだと思います。日本のテーマもすでに実装されていますし、これが私たちが日本をリスペクトしているという証拠になるかと思います。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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