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時間がアイスより早く溶けて消えていく…Steamオータムセールでオススメしたい時間泥棒ゲー

話題のタイミングでうっかり買いそびれたアレコレに手を出すなら、オータムセールを逃す理由はありませんよね。

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時間がアイスより早く溶けて消えていく…Steamオータムセールでオススメしたい時間泥棒ゲー
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※本記事は2021年11月末に行われた「Steam オータムセール2021」の特集記事です。最新の「Steam ウィンターセール 2021」に関する特集や情報はこちらからご確認ください!

すでに年末繁忙期に突入し、ゆっくり腰を据えて遊ぶ時間なんてあるわけない!という社会人の方も多いでしょう。オータムセールで購入したものはとりあえず積みゲーにするから、年末年始のお休みにガッツリのめり込めるタイプのゲームを探している読者におすすめしたい、時間が溶けて消えてなくなる厳選の時間泥棒ゲーを紹介します。

『Stranded Deep』-33% 991円

トム・ハンクス主演の映画「Cast Away」に着想を得て制作された無人島サバイバルゲーム。小さなゴムボートとパドル1つで大海原に放り出されたプレイヤーは、無人島の乏しい資源と漂着物を利用し可能な限りの生存に挑戦します。戦う相手は飢えと渇きだけでなく、海中に潜む危険な生物たち、肌を焼き焦がす南国の太陽、そしてサメ。サメ映画特集が組まれるほど欧米で愛される人喰い鮫もちゃんと(?)登場し、単調な無人島生活にほどよい緊張感を与えてくれます。
時刻や健康度、飢えと渇き度合といった必要な情報をすべて腕時計に集約したことで、画面上からUIを排除している点は没入感が得られてかなり高評価。抜けるような青空の下で住居を作り、素潜りで鮮やかな熱帯魚を捕まえているとロビンソン・クルーソーの気分が味わえます。島を離れれば海中に点在する難破船を発見、襲い来るサメを撃退しつつ宝探しも可能です。

『Stranded Deep』未体験の方にはもちろんオススメですが、2021年9月には待望のオンライン協力プレイが実装されたこともあり、発売直後に購入しある程度遊びこんだという人ほど、この機会に“新人遭難者”をスカウトし復帰してほしいところ。度重なるアップデートを経て経験者ほど「まるで別のゲームでは?」と驚くほど遊びやすく改善されました。「ただひたすらサバイバル生活を楽しみたい。怖い思いをしたり戦闘要素はいらない」という人のためにオプション設定で“サメ無し”も選べますので、サバイバルゲー好きには超オススメです。


『7 Days to Die』-70% 744円

いまさらこれをオススメ?と言われてしまいそうな、2013年12月にリリースされたゾンビサバイバルの大ヒット作『7 Days to Die』。いつまでアルファ版でいるつもりなんだという声も聞こえてきますが、大規模アップデートのたびにゲーム性がガラリと変化し古参プレイヤーがインストールし直す1本なので、なんとなくこれまで買うタイミングを逃していた人には今回のセールが絶好のチャンス。

7日周期で大量のゾンビが襲撃してくる世紀末世界。物資を集めるだけでなく、襲撃をしのぐ拠点建築の設計に頭を悩ませるのも楽しみの1つです。ゾンビを倒す以外にも経験値を稼ぐ手段が豊富なため、危険な探索と戦闘に特化したスキル取得、建築や料理といった内政に便利なキャラ育成などプレイヤー間で完全分業制が敷けます。ゾンビ怖い!お外に出たくない!というプレイヤーでもできる仕事はてんこ盛りなので、友達と一緒に遊べるのが本作の長所です。シングルで遊ぶ場合は経験値取得やアイテムのリポップ時間を設定で変更できるため、友達がいなくても大丈夫です!

ユーザーMODも多数存在し、バニラ状態で遊ぶのに飽きても様々なMODを試すだけでエンドレスに楽しめてしまう危険な時間泥棒なので、遊びすぎには注意を。

『Kenshi』-30% 2,450円

非常に高い自由度と殺伐としたオンリーワンの世界観でヒットしたサンドボックスRPG。プレイヤーはほぼ裸同然で広大な世界に産み落とされ、そこからどう生きるかはあなた次第…序盤は野犬にちょっと噛まれただけで死んでしまう非力な存在の上、チュートリアルなどは本当に何もないため、プレイヤー自身が遊び方や楽しむポイントを試行錯誤する必要があり、やや上級者向けの1本と言えるかもしれません。街から街へ商品を売り歩くキャラバンを組むもよし、盗賊としてスリや強盗として生きるもよし、ただし失敗すれば奴隷商人に売り渡されたり、人喰い人種につかまり生きたまま喰われるリスクもあります。先日、「RPGで一番いらない職業は盗賊」という記事が一部で話題に上りましたが、スキルを上げて深夜のお店で手あたり次第金目の商品を盗みまくるのが個人的には『Kenshi』の楽しみだと思っていたり…。

ストーリーやゴールはありませんが、世界観がしっかり作りこまれており“人間の男性”以外には人権を認めない宗教国家「ホーリーネーション」、賄賂が横行し奴隷も多い、貧しいだけで罪となる「都市連合」といった派閥・種族が多数住んでおり、それぞれの敵対/友好関係はプレイヤーにも影響してくるため、どちらかの勢力に肩入れするか、気に入らない派閥をいっそ全員滅ぼしてしまうといった殺戮プレイも可能です。

『Kenshi』と和風のタイトルがついていますが、開発者Chris Hunt氏はイギリス人で夜勤の警備員で資金を稼ぎつつコツコツ10年間、ほぼ一人でゲームを完成させたというゲーム内容と同じぐらいユニークな背景の持ち主。黒澤明監督の大ファンで和風の武器や侍が登場するなど、影響を大いに受けているあたりも親近感を覚えます。


※UPDATE(2021/12/24 17:58):Steam ウィンターセール 2021の開催に伴い、本文を一部追記しました。


《稲川ゆき》

プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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