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【吉田輝和の絵日記】『真・女神転生V』の東京砂漠で悪魔娘に癒しを求めて四苦八苦する

今回の東京は砂漠化するみたい。

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【吉田輝和の絵日記】『真・女神転生V』の東京砂漠で悪魔娘に癒しを求めて四苦八苦する
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僕が小さい頃、RPGといえば『ウィザードリィ』と『女神転生』シリーズのことでした。

周りの友達が『ドラクエ』や『FF』に夢中になっている中、どこか陰鬱でシビアな世界観の両シリーズに魅了されました。間違いなく僕の人格形成に多大な影響を与えていると思います。そのせいもあって、当時の僕は、「コロコロ」より「ボンボン」を選ぶオタクキッズのような雰囲気を醸し出していました。まあ実際には「コロコロ」と「ボンボン」に加え、両誌の別冊まで履修していたんですけど。

話は逸れましたが、今回はアトラスが贈るニンテンドースイッチ向けソフト『真・女神転生V』。本作は、荒廃した砂漠と化した東京を舞台に、男子高校生の主人公が異形の悪魔と戦いを繰り広げるRPGです。

2017年に発表されて以来、長年待ち続けていたタイトルだけにプレイ前からテンションがマックスです!

『真・女神転生』はとりあえず東京は滅ぶ!

主人公は、縄印学園に通う高校3年生だ。

名字と名前は自由につけられるので「吉田 おじさん」に決めた。

教師から「最近物騒だから必ず集団で帰るように」と言われ、一緒に帰る相手を探す主人公。あまり社交的そうな見た目ではないけど……大丈夫?友達いる?

なお実際の僕は、コミュニケーション能力が年々低下している……!

作業通話に参加しても、挨拶以外終始無言だぞ!

結局、相手は見つからず……ひとりで帰ろうとすると……おっ!

敦田ユヅルくんが声をかけてくれた!

さらに磯野上タオちゃんと、ユヅルくんの妹のミヤズちゃん(メガネっ娘)と一緒に帰ることになった。

くそう、ぼっちかと思ってシンパシーを感じて損したわ!僕は女子と下校なんてイベント……人生で一度も起こらなかったのに!

そんな青春が始まりそうな雰囲気は束の間。帰宅途中、トンネルで事件が起こる。

そこに居合わせた同級生の太宰イチロウとともにトンネルの崩落に巻き込まれてしまった。

主人公が目を覚ますと、辺り一面は砂漠だった。

しかも悪魔まで居るんですけど……!

トンネルが崩落しただけでこんなことになる!?いやこれは……

『真・女神転生』シリーズの名物・東京壊滅!

以前、プレイ絵日記でもお届けした『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』では、「東京受胎」と呼ばれる現象により、ゲーム開始直後からサクッと壊滅していた。

世界がまるごと壊滅することもあれば、東京以外は無事のパターンもあるが、とりあえずまあ『真・女神転生』シリーズでは大体東京は壊滅する……!

つい見た目重視で選んじゃう仲魔たち

悪魔に襲われて絶体絶命のところを救ったのは、突如現れたアオガミと名乗る謎の男。アオガミと融合することで主人公は、戦う力を手に入れた。

もともと中性的な顔立ちだったけど、髪が伸びてかなり女性的な姿になったな。

……というか、とても可愛い!ちょっと男子~!主人公を変な目で見るのやめて!

従来のシリーズ通り、バトルはコマンド選択式だ。

戦闘中、敵に会話をして仲魔にすることも出来る。

早速、悪魔を仲魔にしてやろうじゃないの。まずは挨拶程度の軽いコミュニケーションからスタート。

ボクは悪いおじさんじゃないよ!

……すると悪魔は、HPやMP、お金、アイテムといったものを要求してくるので、それに見合った価値があるのか一旦考えてから渡すかどうか決める。

そして要求されたものを渡すと仲魔になってくれる……かもしれない。仲魔になるかは悪魔の機嫌によって左右されるのだ。

ストーリーを進めると、悪魔同士を合体させて新しい悪魔が生み出せるようになる。

これから戦うボスに対して有効なスキルを所持していたり、弱点属性を突けたりできる悪魔を作っておくと攻略が捗るとは思いつつも……

ついつい能力そっちのけで……

見た目を重視して……

可愛い悪魔ばかり仲魔にしてしまう……!

おかげで難易度はノーマルにもかかわらず、最初のボスに何度もボコボコにされてしまった……。

バランスは悪くなっても、可愛い仲魔はついついスタメンに入れたくなるよね!

あのビル登れるの?フィールドは探索し甲斐が満載!

崩れかけたビル群の向こうに見えるのは東京タワー。アオガミによると、かつてここは東京と呼ばれていたが、今では悪魔が跋扈する魔界と呼ばれているらしい。

東京は壊滅したんじゃなくてタイムスリップしたの?それともここは異世界?

プレイヤーは、高低差があるフィールドを探索していくことになる。ちょっとした崖ならジャンプで登れるので、何かないか隅々までチェックしたくなるな。

一部のビルは侵入可能で、中には宝箱や貴重なアイテムが設置されていることも。

他にもフィールド上にはミマンなるキャラクターが点在しており、見つけると御厳ポイントが手に入る。

御厳を消費して、仲魔をストック出来る枠や、主人公と仲魔を強化する能力が入手出来る。いずれも攻略にかかせないものばかりなので、移動中は絶対ミマンを見逃さないようにしなければ……。

しかし、中には入り口が無いビルの内部や崖の中腹といった「どうやって行くんだよ!」と突っ込みたくなる場所に存在するミマンもいる。

大体そういう場合、回り込んで高所からダイブすればたどり着けるぞ!

落下ダメージはないのでどんどん飛び降りよう。

また特定の場所には、ストーリー進行にそぐわない強さを持つ悪魔が徘徊している

そこまで強いなら、倒した時の報酬も圧倒的なんだろうな……とついつい魔が差してしまい、無料DLCに含まれた「Safetyモード」に切り替える。

「Safetyモード」はその名の通り、RPG未経験者やストーリーだけを楽しみたい人に向けた低難度モードだ。一度試した時は、ノーマル難易度の8倍くらいのダメージを敵に与えられてたまげた。

レベル差が30以上あるボスでもSafetyモードなら楽勝ではないかと思ったが、さすがにボコボコにされてしまった。

俺TUEEEしようとしたつもりが……。


50時間ほどでクリアしました。ノーマル難易度でもかなり歯ごたえがありましたね!ザコ敵にボコられ、ストーリーボスにボコられ、フィールドを徘徊する強力な悪魔にボコられ……「これほんとノーマル?」と何度も難易度の確認をしてしまいました。

高低差のあるフィールドは探索の奥深さが増す反面、ミニマップを見ながらでもどの道がどこに繋がっているのか分かりづらく、迷子になることがちょくちょくありました。

シリーズ最新作らしく、過去作と比べても様々な面でプレイしやすくなっています。特に、仲魔の合体後の一覧が閲覧できる「逆引き全書合体」は、まだ仲魔にしていない悪魔がひと目でわかるので非常に便利でした!

クリア後の引継ぎ要素も用意されており、プレイヤーはクリア時の状態をほとんど引き継ぐ「転生」のほか、悪魔全書の進行度といったシステムまわりのものだけ引継ぐ「新生」の2種類から選ぶことになります。

僕は、ノーマルで苦戦したが、それでもクリアしてコツをつかんだと思うのでハードでプレイしなおそうと思っています!

『真・女神転生V』は、ニンテンドースイッチを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。同企画の最新話通知用Twitterはこちら。吉田輝和個人のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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