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【吉田輝和の絵日記】マルチタスクで負傷者を救い出す協力型レスキューアドベンチャー『Rescue Party: Live!』

なにがなんでも定時で帰らせてもらう。

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【吉田輝和の絵日記】マルチタスクで負傷者を救い出す協力型レスキューアドベンチャー『Rescue Party: Live!』
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法事のつまらない親戚の集い、モテない男同士のクリスマスパーティー……そんな時にパーティーゲームが1本でもあれば、悲しい雰囲気も吹き飛んで大盛り上がりは間違いないでしょう。

ただ……僕の家族は親戚と仲が良くないので、親戚同士で集まることはほぼ無かったし、年末年始はもっぱら家で過ごしています。

そんな僕にとってパーティーゲームは、みんなで遊ぶものではなく、ひとりぼっちで……遊ぶ……ものでした……。

今回は、Tag Studioが手掛け、505 Gamesから発売されたPC向けソフト『Rescue Party: Live!』。本作は、様々な災害から多くの人命救助をするために、レスキュー隊を組み、マルチタスクを行っていく協力型アドベンチャーゲームです。

いつものぼっちプレイ……と思いきや、今回は編集担当とのオンライン協力プレイの様子もお届けします!やっぱりこういうゲームは、わちゃわちゃした楽しい雰囲気の中でプレイしないとね。

棒立ち厳禁、察して動け!

本作には、ストーリーモードとトーナメントモードが用意されている。

様々な被災地で救助活動を行うステージクリア型のストーリーモードは、ローカルまたはフレンドとの協力プレイが可能。トーナメントモードは、ステージを自由に選択できる。こちらはフレンド以外のプレイヤーとも協力プレイが可能だ。

まずはストーリーモードをソロでプレイしよう。

ソロプレイ時は、2人のプレイヤーキャラクターを切り替えながら操作する。

運び込まれた負傷者ごとに処置する内容が異なる。

処置内容はアイコンに表示されており、この負傷者の場合は心肺蘇生と消毒を行う。

一人が処置している間、もう一人はボケーッと突っ立って……はいけない。

処置中は数秒の待機時間があるので、もう一人のキャラクターに切り替え、次の行動の準備をすれば、効率よく救助が行えるぞ。

……とはいえ、初プレイ時は、テキパキできるわけではなく、心肺蘇生をしている間、もう一人のキャラクターは突っ立っているだけだった。

そんな様子を見ていると……

先輩社員「あのさあ、こっちが指示しなくてもある程度察して動いてくれない?」
新入社員「……あ……す、すみません……」

こんなストーリーを脳内で展開してしまった。

ちなみに僕が新入社員だった頃は、先輩の行動をあらかじめ予測して資料を用意する有能新人だったんだけどね!(ストーカー気質)

余談だが、当時勤めていた会社は髪型が自由だったので、社内にモヒカンが僕を含めて3人も居たぞ。

負傷者の救助と同時に瓦礫をどかしたり火を消したり……

負傷者を治療したあとは、救急車がいる場所までおんぶで運ぶ。これで救助完了だ。

負傷者は次から次へと運ばれてくるので、制限時間いっぱいまで出来るだけ多くの人を救助するのがこのゲームの目的だ。

負傷者が残っていようが治療の途中だろうが、時間が来たらそこでゲーム終了だ。

定時で帰ることができるなんて……なんてホワイトな職場だ!

救助した人数に応じてポイントが加算され、指定されたポイントを獲得すればステージクリア。さあ次のステージにいこう。

ステージごとに様々なギミックが用意されており、中央で分断されているステージでは、いかに物資の受け渡しをスムーズに行うかが問われる。

炎や瓦礫の中での救助活動は、負傷者の治療だけではなく、消火器を使って火を消し止めたり、電動工具で瓦礫を取り除いたりして、通路を確保する必要がある。

負傷者ごとに治療できるタイムリミットが設定されている。治療以外のことをしていると救助が間に合わなくなるので注意しなければ!

タイムリミットがゼロになっても、自動的に別のレスキュー隊員がヘリに収容してくれるため「俺が治療し遅れたせいで人の命が……!」なんてヘビーな展開にはならない。ちょっとホッとしたわ。

でもそんなに迅速に収容してくれるなら、僕、別に要らなくない……?

救助はそこそこにゴールを目指す外道レスキュー隊!

いくつかのステージをクリアすると、次のエリアに移行する。

最初は市街地、次は自然の中、その次は水害地帯と多彩なエリアが用意されている。

市街地では、ビルから落下しないように気をつけながら移動する。

自然の中では、浸水により地形が変化する。

水害地帯では、流れ着いた船から物資を確保する。エリアによってステージの構成もガラリと変化する。

障害物を避けながら進んでいくアクションゲームのような構成の長いステージも存在する。

このステージでは、スタート地点からどんどん足場がなくなっていくので、ゴールの救助地点までの道すがら、物資や負傷者を担いで移動する必要がある。しかし、物資と負傷者を同時には運べない。

そういう時はまあ……見捨てちゃっても仕方ないよね?

ボイチャで連携!協力プレイ

本作は、最大4人によるオンライン/ローカルマルチプレイに対応しているので、編集担当とストーリーモードをプレイしてきた。

編集担当はこれが初プレイなので、熟練者である僕が色々教えてあげようじゃないか。

まずは作業台の使い方から伝える。包帯や添え木は作業台でクラフトしてから使うんだぜ!

しかし、編集担当は、僕の話をたいして聞かずに筒状に巻かれた包帯のことをずっと「トイレットペーパー」と呼んでいた。さすが「トイレ・オブ・ザ・イヤー」を7年も続けているだけあって、トイレに対するこだわりが強い男だ。

確かにトイレットペーパーだな、これ……。

「持ち上げた物資や負傷者は遠くへ投げられるんだよ!」なんて先輩風をビュンビュンに吹かしていたら……

誤って負傷者のじいさんを谷底に投げ落としてしまった。

担当は「要領が悪すぎてウェイターのバイトをクビになったことがあるんですよね……」と悲しき過去を語ってくれたが、要領の悪さなら僕だって負けていない。時間制限のあるゲームでは100%ミスをする。

そんな要領悪い2人が協力した結果……

まさかの救助成功0人……!

1つのステージのクリア時間が3分ほどなので、「寝る前に1ステージだけやろっかな~」みたいな具合にサクッと遊べるのがいいですね。ステージギミックも豊富なので、熱中していれば何時間もあっという間に過ぎちゃいます!

ただ、負傷者を担ごうとして誤って物資を拾ってしまうなど、操作性の悪さが一部目に付きました。

オンライン協力プレイでは、「僕が負傷者を治療するから、消火活動お願い」といった感じに役割分担出来るので、ソロ時に比べて圧倒的に楽ちんでしたね。2人でもこれだけ盛り上がったのだから、人数が多ければ多いほどさらに盛り上がるのは間違いないでしょう。

いつか友人の大原くんと安倍くんを家に招いて一緒に協力プレイしたいなあ。でも、彼らとはそれぞれ10年、20年来の付き合いだけど……息が全く合わないんだよなあ。

『Rescue Party: Live!』はPC(Steam/Epic Gamesストア)を対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 最近、『スカイリム』を二人でプレイする絵日記企画「スカイリム二重人格ロールプレイの旅」をはじめた。同企画の最新話通知用Twitterはこちら。吉田輝和個人のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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