東南アジアアクションRPG『Ghostlore』―いつか鬼や妖怪が登場する、日本をテーマにした続編も登場するかも【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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東南アジアアクションRPG『Ghostlore』―いつか鬼や妖怪が登場する、日本をテーマにした続編も登場するかも【開発者インタビュー】

今後は新しいロケーション、モンスター、サイドコンテンツを定期的に追加していく予定とのこと。

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東南アジアアクションRPG『Ghostlore』―いつか鬼や妖怪が登場する、日本をテーマにした続編も登場するかも【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Andrew Teo氏とAdam Teo氏開発、PC向けに4月15日に早期アクセスが開始された東南アジアアクションRPG『Ghostlore』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、東南アジアの伝承に登場するモンスターと戦うアクションRPG。アイテムやキャラクターのカスタマイズシステムを楽しみながら、ランダム生成されるダンジョンを攻略します。記事執筆時点では日本語未対応。

『Ghostlore』は、2,050円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Andrewシンガポール出身のAndrewです。どのゲームが一番好きか答えるのは難しいですが、特に90年代後半から2000年代前半のゲームが好きですね。『Diablo 2』と『キングダムハーツ』が一番思い出深い作品です。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Andrew私がちょうど30歳になった時、自分が子供の頃に楽しんだゲームのようなものを自分でも作ってみたいと思うようになりました。また、私が住むシンガポールに存在する数々の物語、風景、そして音に焦点を当てたゲームを作ってみたいとも思ったのです。

――本作の特徴を教えてください。

Andrew本作はシンガポールにインスパイアされたものが舞台となっており、東南アジアの神話や伝説に登場するモンスターたちが登場します。本作におけるこれらのモンスターの振る舞いも、伝説で描かれているのに似せるようにしています。プレイヤーは全6種のクラスから3つを選び、組み合わせることでキャラクターをカスタマイズできます。また、レベルアップの仕方がユニークです。キャラクターが自らの体に文字を刻み込むことで、新しい力を手に入れるのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Andrew本作は個人的なプロジェクトとしてスタートしましたので、特にターゲットのようなものは考えていません。ただ感情に任せて自由に作ったのです。特に楽しんでいただけるとしたら、私と同じ年代の方で、アクションRPGが好きな方でしょうね。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Andrew数ヶ月ほどの早期アクセスを予定しており、1年未満になります。新しいロケーション、モンスター、サイドコンテンツを定期的に追加していく予定です。最終リリースでは、コントローラーのサポートやマルチプレイヤーをより磨き上げていこうと思っています。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Andrew世界中の人たちが本作にかける情熱を、とても嬉しく思っています。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Andrew私はどんな種類のゲームもポップカルチャーも大好きですので、たくさんのものから影響を受けています。ゲームプレイ面では、『Diablo 2』が一番大きな影響なのは間違いありませんが、ビジュアルをよく見てみると、スーパーファミコン後期~初代プレイステーション初期の日本のゲームの影響も見て取れるでしょう。『悪魔城ドラキュラ』『真・女神転生』『ファイナルファンタジー』などですね。

――本作の日本語対応予定はありますか?

Andrew日本の方たちからは一定数のリクエストが届いており、将来的には喜んで日本語対応させようと思っています。しかし私たちは小さな開発チームですので、優先度を慎重に検討しなくてはいけませんし、何よりまずは本作を完成させることに集中しなくてはいけません。有志で翻訳していただける方がいらっしゃいましたらとても嬉しいですし、Modサポートをしていることから、実際に実現可能です。Steam Workshopにあるお試しModについては、こちらをご覧ください(英語)

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Andrew本作の開発は2018年か2019年頃に始めたのですが、私が昼間は別の仕事をしていたこともあり、開発の進行はとてもゆっくりでした。開発に集中できたのは週末か平日の夜(気力が残っていれば)だけでしたね。新型コロナが蔓延し始め、自宅から仕事をするようになると、通勤時間がなくなりましたので、本作の開発により時間をかけられるようになりました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Andrewはい、本作の配信をしていただけるのは嬉しいです!私たちのTwitter(@Ghostlore_game)をタグづけしていただければ、こちらでもシェアさせていただきます。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Andrewシンガポールから、こんにちは!本作に興味を持っていただけると嬉しいです。もし本作が成功すれば、シリーズ化し、各作品で異なる文化をテーマにしたいと思っています。もしかしたら、いつか鬼や妖怪が登場する、日本をテーマにした続編も登場するかもしれませんよ。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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