人気爆発、カルト教団ACT『Cult of the Lamb』はわずか5人での開発だった―ホラー映画「ミッドサマー」からも影響を受けた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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人気爆発、カルト教団ACT『Cult of the Lamb』はわずか5人での開発だった―ホラー映画「ミッドサマー」からも影響を受けた【開発者インタビュー】

カルト教団を作れるという、斬新な作品です。

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人気爆発、カルト教団ACT『Cult of the Lamb』はわずか5人での開発だった―ホラー映画「ミッドサマー」からも影響を受けた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Massive Monster開発、PC/Mac/PS5/PS4/XSX/Xbox One/スイッチ向けに8月12日にリリースされたカルト教団アクション『Cult of the Lamb』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、見下ろし視点でキャラクターを操作するアクションストラテジー。プレイヤーは悪霊に憑かれたカルト教団の教祖の子羊として、自動生成の世界をアクション型の戦闘で冒険しながら信徒を集めて勢力を拡大し、謎多き地域の秘密に迫っていきます。日本語にも対応済み。

『Cult of the Lamb』は、2,570円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

James Pearmain氏(以下James)こんにちは!Massive MonsterのJames Pearmainです。私たちはメルボルン、シンガポール、イギリスを拠点とするインディーゲーム開発スタジオです。私は本作のアートディレクターを担当しています。本作は自分で森に住む動物たちのカルトを作ってしまうというゲームです。私が一番好きなゲームは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』ですね。冒険の感覚や独創的で広い世界が大好きです。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Jamesある程度の規模のコロニーシミュレータ要素を含みつつ、バトルをベースとしたローグライクを作りたいと思っていました。私たちはバトルとローグライクゲームに出てくるランダム生成のダンジョンが大好きです。しかし多くの場合、成長要素というものがそれほどありません。プレイヤーは死ぬと、すべてを失います…これがポイントではあります。私たちはこのローグライクを遊んでいる感覚を残しながらも、より成長要素があり、拠点に戻ってくるたびに新しいリソースを使って拠点を拡張できるものを作りたいと思ったのです。

私たちはこの拠点となる小さな村にも村人がいるべきだと思いました。そのため、プレイヤーを助け、村に連れ戻してくれる動物キャラクターたちを追加したのです。動物のカルトを作るゲームというのは面白いのではないか…と思い付いたら、もうこのアイデアにすっかりハマってしまいました!

――本作の特徴を教えてください。

Jamesアートスタイルと、可愛さと不気味さのミックスが、本作のビジュアルを面白いものにしています。教祖となり、教義を制定し、決断をすることで自分のカルトを指導するというのは楽しく、ユニークな体験だと感じることでしょう。実際のゲームプレイでは、2つのジャンルをミックスさせていることで、他の人気なゲームを思い出しながらも、新鮮で新しい感覚を味わえると思います。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Jamesローグライクやコロニーシミュレータのファンの方であれば、本作を気に入っていただけると思います。本作にはダークなテーマもありますので、小さなお子様には向かないかもしれません。しかし10代や若い人には楽しんでいただけるでしょう!幅広い層の方に遊んでいただけるように気を使って開発しました。イージーからベリーハードまで難易度が用意され、いつでも変更可能です。ほぼすべての人に楽しんでいただけるゲームに仕上がったと思っています!

――本作が影響を受けた作品はありますか?

JamesThe Binding of Isaac』『Enter the Gungeon』『Dead Cells』『Hades』のようなローグライクからインスピレーションを受けました。カルトシミュレータという面では、『Oxygen Not Included』『Frostpunk』『Stardew Valley』『RimWorld』のようなゲームを参考にしています。明るく、花にあふれたカルトというものは、ホラー映画「ミッドサマー」から影響を受けていますよ。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

James私たちはメルボルン、イギリス、シンガポールにそれぞれ住む3人のチームでスタートしましたので、パンデミック以前から元々リモートで作業をしていました。そういう意味ではほとんど変化はなかったのですが、同時に、定期的に会うことができないということでもありました。私たち3人は、もう実は3年間も実際に顔を合わせていません!このようなこともあり、開発は難航しました。新型コロナのパンデミックとロックダウンの中、このビッグプロジェクトに集中することができたのは良かったと思います。外の世界ではなく、私たちは自分達のすべての力をこのゲームに注ぎ込むことができたのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Jamesはい、本作を自由に配信し、収益化してください!Twitch向けには視聴者がゲームに関与できる機能も用意しています。配信者は視聴者の方にキャラクターを作らせることができ、カルトに参加でき、視聴者はチャンネルポイントを寄付することで配信者のためのスペシャルボーナスをアンロックできます。投票機能もあり、配信者を助けたり邪魔したりもでき、とても楽しいですよ!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

James本作をプレイし、サポートしていただいたすべてのプレイヤーの皆さんに御礼申し上げます。私たちは現在わずか5人で活動しているとても小さなスタジオです。そんな中、とても多くの方が本作を楽しんでくれていることにとても興奮すると同時に、謙虚な気持ちになります。今後も本作のサポート、改善、そして無料の新コンテンツを追加していく予定ですので、今後も是非本作にご注目ください。子羊を讃えよ!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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