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「ゲームシステムは『GeoGuessr』、アートスタイルは『ゼルダの伝説 ブレワイ』からインスピレーションを得た」地図作成ADV『Map Map - 地図づくりゲーム』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Pipapo Games開発、PC向けに5月29日にリリースされた地図作成アドベンチャー『Map Map - 地図づくりゲーム』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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「ゲームシステムは『GeoGuessr』、アートスタイルは『ゼルダの伝説 ブレワイ』からインスピレーションを得た」地図作成ADV『Map Map - 地図づくりゲーム』【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Pipapo Games開発、PC向けに5月29日にリリースされた地図作成アドベンチャー『Map Map - 地図づくりゲーム』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、伝説の失われた財宝を追い求める冒険者クルーの1人として、島から島へと渡り歩きながら地図を完成させていく地図づくりアドベンチャーゲーム。風景を手掛かりにしながら距離を計測し、発見した遺跡やランドマークの位置を海岸線だけが記された地図に書き加えていきます。歩数を数えたり、コンパスで道を調べたり、望遠鏡と六分儀で地平線を調べて三角測量したりと、本格的な地図づくりが特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Map Map - 地図づくりゲーム』は、1,800円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Lauraこんにちは。『Map Map』でアートディレクションと2Dアートを担当しているLauraです。ドイツ・ハンブルクを拠点とするインディーゲームスタジオ「Pipapo Games」の4人の設立メンバーの一人でもあります。

PCで遊んでいるお気に入りのゲームは『ウィッチャー3 ワイルドハント』や『ELDEN RING』ですが、友人や家族と一緒に『マリオカート』をプレイするのも大好きです。特にWii版がお気に入りですね。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Laura『Map Map』の開発を始める以前、私たちはどんなゲームを作りたいかについて、かなり長い時間をかけてブレインストーミングを行いました。その中で「既存のゲームでは見落とされがちな要素に焦点を当てたゲームを作ったら面白いのではないか」というアイデアが生まれ、最終的に「マップ」という機能に辿り着いたのです。小さなミニマップや目的地を示すクエストマーカーに従って移動するのではなく、マップそのものを中心的な要素にして、インタラクションや探索を促すような仕組みにしたいと考えました。

また、子どもの頃に宝の地図を描いた時の、あの懐かしくてワクワクする感覚も再現したいと思いました。特にUIやマップメニューはそうした思いを込めてデザインしており、手書き感のあるカラフルで少しごちゃごちゃな、でも何より使っていて楽しい見た目に仕上げています。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Laura『Map Map』の様々な要素に影響を与えた作品はたくさんありますが、本作の核となるゲームシステムにおいて最も大きな影響を受けたのは『GeoGuessr』だと思います。アートスタイルに関しては、特に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』からインスピレーションを得ました。美しいカラーパレットに加え、自然の雄大さと穏やかさを同時に表現している点が素晴らしいと感じたからです。

『どうぶつの森』シリーズも大きな影響を受けたものの一つです。デフォルメされつつも表情豊かでコミカルなキャラクターデザインを私たちも取り入れ、自分たちのアートスタイルに落とし込みたいと考えました。そして探索や冒険、宝探しのワクワク感については、『A Short Hike』をはじめ、「グーニーズ」のような冒険映画や「ONE PIECE」のようなアニメからもインスピレーションを得ています。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Laura毎年、会社恒例の行事としてデンマークへ「ワーケーション」に出かけます。海辺の家を1週間借り切って過ごすのです。「仕事(ワーク)」と「休暇(バケーション)」を掛け合わせたその名の通り、普段の開発スケジュールではなかなか盛り込めない機能、例えばイースターエッグの追加や新しいゲームモードの実験といったタスクにじっくり取り組む期間にしています。

その日の仕事が終わった後は、みんなで海へ遊びに行ったり、ボードゲームを楽しんだりします。特に今年は最高の年になりました。幸運にもこのワーケーション期間中に本作のリリース日を迎えることができたため、いつものオフィスからではなく、デンマークのビーチハウスから『Map Map』を世に送り出すことになったのです。

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Lauraこれまでにいただいたフィードバックは非常に好意的なものが多く、Steamでは200件以上のレビューをいただき、公式の『Map Map』Discordでもたくさんの温かいメッセージが寄せられています。

最も印象的だったのは、ステッカーや凝ったイラストをたくさん描き込んで、超ハイレベルなゲーム内マップを投稿してくれたコミュニティメンバーの皆さんです。プレイヤーの方々がこれほどの情熱とクリエイティビティをマップに注いでくれているのを見るのは、一人のアーティストとして本当に報われる思いでした。

また、プレイヤーの皆さんが生み出す多種多様な攻略法を見るのも本当にワクワクしました。事前に予想していたものもありましたが、私たちがまったく思いもよらなかった驚きの攻略法もたくさんありましたね。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Laura現在は、コミュニティの皆さんから要望のあった細かな改善点をたくさん詰め込んだ「快適性向上アップデート」を近日配信するため準備を進めているところです。また、コミュニティ翻訳を通じて、ゲーム内で対応する言語をさらに増やしていくことも計画しています。

――本作の日本語対応状況について教えてください。有志翻訳は可能ですか?

Laura残念ながら、現時点で本作は日本語に対応していませんが、他のいくつかの言語と同様、有志翻訳は大歓迎です。もし翻訳のサポートに興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ [email protected]までメールでご連絡ください。

余談ですが、海外の方によく勘違いされる面白い話として、「moin」は北ドイツの地域特有の挨拶であり、当社の社員の名前ではありません。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Lauraもちろん、プレイヤーの皆さんが『Map Map』を配信したり、収益化の有無を問わずコンテンツを作成していただくことは大歓迎です。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Lauraこのインタビューを通して、私たちのチームや本作の開発プロセスについて少しでも知っていただけたなら幸いです。『Map Map』が様々な国で好評をいただいていることを大変嬉しく思っていますし、日本のコミュニティが広がっていくことも本当に楽しみにしています。

もしこのゲームに興味を持っていただけましたら、ぜひSteamで無料体験版をプレイしていただくか、製品版を遊んでみてください。もちろん、どんなフィードバックも大歓迎です。

「ありがとうございます(正しく書けているといいのですが)」。ドイツより愛を込めて!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に1,000を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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