今回は、THQ Nordic Japanが発売し、Black Forest Gamesが開発を手掛けるPS5向けソフト『デストロイ オール ヒューマンズ!2 - リプローブド』。本作は、主人公のクリプト138を操作して、人間を消滅させる分解光線や、直腸から入って脳を奪うビームをはじめとしたトンデモ武器を使って、地球で大暴れしていくエイリアン侵略アクションアドベンチャーです。
実は僕、前作『デストロイ オール ヒューマンズ!』の絵日記を書いたとき、シリーズの面白さにどっぷりとハマってしまい、主人公のクリプト137の巨大フィギュアを部屋に飾るほどファンになりました。なので、今回のPR案件は本当に嬉しいです!
でも、クリプト137の巨大フィギュア……
存在感ありすぎて毎回ビクッとするんだよね。特に夜!
多彩な武器と超能力で人類を翻弄するぜ!
前作『デストロイ オール ヒューマンズ!』の主人公だったエイリアン「クリプト137」は、世界屈指の大国・アメリカ合衆国を手中に収めるなど、順調に地球侵略を進めていた。しかし、もうひとつの大国・ソビエト連邦の諜報機関であるKGBによって、クリプト137の母艦は破壊されてしまう。
本作の主人公はそんなクリプト137のクローンである「クリプト138」だ。クリプト138は、KGBに復讐を果たすために再び地球侵略を行うことになる。
そう!137と138って数字ひとつしか違わないからこんがらがっちゃうけど、本作の主人公は前作の主人公とは別人なのだ!
……といってもクローンなので見た目は変わらない。
初期武器は、電撃を放って敵を感電させる銃「ザップ・O・マティック」だ。ビリビリさせるのって気持ちいい~!
しまった。
夢中になってビリビリさせていたら、武器のエネルギーが切れちゃった。0%まで使い切ると、チャージが終わるまでの数秒間は使用できない。
ジェットパックを使って建物に登って屋上に避難しよう。
ジェットパックの使用にはエネルギーが必要なので、ずっと飛行はできないが、一度着地すればエネルギーはすぐチャージされる。
足場さえあればどこまでだって登っていけるってことか!
クリプトは超能力が使える。
サイコキネシスは、人やものを自由に浮遊させたり、遠くにふっ飛ばしたりできる。こちらは武器と違ってエネルギーや弾薬は必要ないので、ぶっ飛ばし放題だな!
そしてお次は、敵の脳を抜き取る脳抽出だ。
マジで対象の頭部を破裂させて脳を抜き取るのだ。確かにグロいんだけど、飛び散る液体と脳本体の色が蛍光グリーンのおかげでコミカルさが勝つ。
僕はグロ耐性があまり無い方なんで一安心だ。
そうそう!武器の話に戻るけど、新しい武器はストーリー進行に合わせてどんどん手に入るぞ。
特に面白いと感じたのが、ディスロケーターと呼ばれる武器だ。撃たれた敵はスーパーボールのように跳ね回って飛んでいく。
いや、これ撃つ方も撃たれる方も楽しくない!?いや、そんなことないか……アトラクションとしては危険すぎるな。
僕が一番よく使っている武器は、ターゲットの直腸に侵入し、体の内部を破壊しながら脳を抽出する……その名もアナルプローブだ(悪趣味)。
撃たれたターゲットは、尻を押さえながら走り回る。絵面は最高に面白いんだけど、こればっかりは絶対撃たれる側になりたくないな。
痔主の僕にとってこんな恐ろしい武器はない……。
本作には武器の強化要素が搭載されている。武器を強化することで、弾薬数を増やしたりダメージを増加させたりできる。
アナルプローブを最終まで強化すると、近くの人間に連鎖して、一度により多くの直腸に侵入出来るようになったぞ!(悪趣味)
また、ステージにある発着場に行けば空飛ぶ円盤に搭乗可能だ。
殺人光線で建物をぶっ壊し、ものや人間をアブダクトするとスカッとするぞ!
恐ろしい武器ばかり紹介したが、中には人の命を奪わない優しい武器もある。
クリプト138は、見た目がモロ宇宙人なので、町を歩いているだけで一般人から恐れられ、警察に通報されてしまう。
そんな時に役立つのは……フリーラブ!
攻撃対象を強制的にダンスさせることができる武器だ!踊ってる間にトンズラだ!
って、既に警察に通報されちゃってたか~。よ~し!
超能力のボディスナッチで、ターゲットの肉体を乗っ取り、意のままに操るぜ!
これで一般人を乗っ取って……
公衆電話で通報を取り消す!
あ、ちなみに乗っ取った一般人は、陶酔感に襲われて、時には死に至ることがあるらしい。
まあ、命を奪うことが目的じゃないからね。セーフセーフ。
ナンチャッテ日本が登場!忍者に怪獣!?
本作の舞台はアメリカだけにとどまらず、イギリスやソ連、日本などが登場するぞ!
日本のステージでも、聞こえてくる会話は基本的に英語だ。でも、たまに「モシモシ~!」や「ヤ~ク~ザ~!」など、微妙に変な日本語が聞こえてくる時があるぞ!
ナンチャッテ日本良いよね……。
日本ステージには、ミ●キー的なマスコットキャラが描かれたお菓子の自販機や、Sushiと書かれているけど寿司は売っていないホットスナックの自販機があった。
ところどころに怪しげな看板はあるけど、路地裏の雰囲気は日本っぽさが出てるな~。
ホテルの中に交番!?しかも屋台がある!
日本を舞台としているが「タコシマ」という架空の島なので、東京タワーっぽい電波塔や、お城、それに忍者屋敷まである。
志摩スペイン村みたいな感じかな……。
そうそう。タコシマには、あの大怪獣コジラがいる!あ、コジラね。
口から光線を出し、建物を破壊しながら暴れまわる厄介な奴だ。武器や超能力、空飛ぶ円盤など、持てる者すべてを使った総力戦が求められるぞ!
危険な存在はコジラだけではない。タコシマでは、重火器で武装したヤクザが徘徊しているのだ。
JKに擬態していても、怪しいと見るやためらわずに攻撃してくる。
命がいくつあっても足りないな……タコシマ。
フォトモードで簡単にベストショットを撮影!
やっぱりゲームにフォトモードがあると、それだけで嬉しいんだよね~。
本作にもフォトモードが搭載されており、自由にカメラアングルを調整していつでもベストショットが撮影できるようになっている。
僕は、「今がベストショットだ!」って思った瞬間にフォトモードを起動してスクリーンショットを撮影してきたんだけど……
今見返すと、全部アナルプローブ関連じゃん。我ながら悪趣味なスクショだな……。
武器の種類と成長要素が豊富なので、さまざまな戦い方を試しているうちに、気づけば黙々と数時間ぶっ通しでプレイしていました。
僕は、4段階ある難易度の中のノーマルにあたる「古参」でクリアしました。メインストーリーのほかに、サイドクエストやチャレンジといったやり込み要素が用意されているので、遊びつくすにはまだまだ時間がかかりそうです。また、本作には、最大2人によるローカルマルチプレイモードが搭載されているので、誰かと遊ぶとより面白さが増すと思います。
登場する兵器や超能力は悪趣味ですが、どれも爽快感がありました。例えば、サイコキネシスで重いものをぶっ飛ばした時や、空飛ぶ円盤で巨大な建造物を倒壊させた時、敵の頭を破裂させて脳をシュポンッ!と抽出した時など……これが本当に気持ちいんですよ。
とにかくバカバカしいゲームがプレイしたい人や、建物をぶっ壊して日々のストレスを解消したい人におすすめです!
PS5版『デストロイ オール ヒューマンズ!2 - リプローブド』は、2022年9月15日に発売予定。また、Xbox Series X|S版は2022年8月30日に、Steam(PC)版は2022年8月31日に発売予定です。
吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら。