2021年より規模を拡大した千葉幕張メッセのリアル会場と、オンラインプラットフォームの両面で開催となった国内最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2022」。インディゲームブームにてプレイアブル出展されていた丸ダイスのパズルアクションゲーム『さかだちの街』のプレイレポをお届けします。
本作は主人公のリポーターちゃんを操作する2Dパズルゲームで、重力の上下反転を駆使して様々なステージを解くゲームです。本作はもともとゲームコンテスト第15回Unity1weekにて優秀作品として選ばれた作品で、前身となるWeb版が公開されていました。
この製品版は、Web版よりさかだち演出やパズル要素をパワーアップさせたタイトルで、ステージが進行すると画面そのものが上下反転するスイッチが登場します。この上下反転スイッチで逆立ち/ぶら下がり状態を作りだしてステージを解いていくのですが、2つの要素が混ざり合うも最終的にはリポーターちゃんが突破出来ればいいので必要以上に悩まない事が驚異的です。
とくにアナウンサーによる画面の上下反転演出が、ダイナミックにパズルの性質が変化したことを告げることが面白さに繋がっています。また攻略中のステージが突破できなくても次へと進めるスキップ機能があることが嬉しいです。今回の試遊で遊んだだけでも本作が持つ面白さをストレートに感じ取れるほどの質の高さを感じました。今後のリリースが待ち遠しいタイトルです。
『さかだちの街』はPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに2022年秋にリリース予定です。前身となるWeb版は現在でも遊べるので気になる人はこちらもどうぞ。