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人気タイトルに大型拡張『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』肩越しカメラでイーサンやローズと恐怖に立ち向かえ【プレイレポ】

これで『バイオハザード RE:4』まで戦える!?

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人気タイトルに大型拡張『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』肩越しカメラでイーサンやローズと恐怖に立ち向かえ【プレイレポ】
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2022年10月21日の「バイオハザード・ショーケース」にて、同シリーズの様々な新情報が公開されましたが、今回、カプコン様のご厚意で、発売が目前に迫っている『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』を先行プレイさせてもらえることになりました。

この『バイオハザード』シリーズに関しては、かれこれ20年以上の付き合いがある筆者。とは言え、筆者が最も尊敬するのは『バイオハザード アウトブレイク』であり、いまはもう作る側も遊ぶ側も世代交代を果たして久しい気もしますが、これも何かの縁です。まだ『ヴィレッジ』をプレイしていない、あるいは『バイオハザード』作品をこれから触ろうと考えている方もふくめて、筆者と共に本作の魅力を探っていきましょう。

ということで、今回は、カプコンが開発し、2022年10月28日に配信予定の『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』の気になる内容を紹介していきます。

『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』とは

本作は、2021年の『バイオハザード ヴィレッジ』の本編と、新たに配信される追加コンテンツ「ウィンターズ エクスパンション」に収録されている3つの新要素。その他、すでに配信されている細かなDLCをまとめた「トラウマパック」、オンラインマルチプレイ『バイオハザード RE:バース』を同梱した決定版です。

最大の目玉である「ウィンターズ エクスパンション」には、本編のストーリーを三人称でプレイできる「サードパーソンモード」、クリスをはじめとした新キャラクターが参戦する「ザ・マーセナリーズ アディショナル オーダーズ」。そして、『ヴィレッジ』の本編主人公・イーサンの娘であるローズマリーが主役となる「シャドウズ オブ ローズ」が含まれています。

なお、これらの追加コンテンツは単体で購入することも可能ですが、筆者のように本編未プレイという方はゴールドエディションから入るとお得です。また、本作は日本語をはじめ複数の音声字幕言語に対応し、ボタン表記を含めたフルコントローラーサポートも完備されています

不幸気味のイーサンを背中から見守る

ゲーム配信などによる断片的な予備知識はありましたが、ほぼ初見ということで、まずは本編を「サードパーソンモード」でプレイ。専用モードではなく、あくまで設定から一人称と切り替える形になっています。

カットシーンの際は、設定に関わらず一人称で進行。ほぼ画面の左半分をイーサンが占めるくらい大きく映っており、三人称だった従来の作品と同じ感覚でプレイできます。三人称となったことでイーサンの容姿も確認でき、ジャケットのインナーファーのモコモコした質感など、グラフィックは申し分ない仕上がりです。

これまでの『ヴィレッジ』や前作の『バイオ7』では、手の届くような距離感で展開される恐怖を一人称で体験できましたが、本作の三人称でそれが薄れたかといえば“”。むしろ、周りがよく見えるようになったことで、余計に脳を刺激してきます。

真夜中の森をひとりで歩かされたら、どうやっても怖くなります。いきなりバケモノが後ろから現れたり、追いかけられたり、そうした場合に対処しなければならないのは他でもないプレイヤーです。用意された仕掛け以外にも、どうしようああしようと焦り、パニックになるのも恐怖のうちでしょう。

この三人称視点を最も意識したのは、敵との戦闘においてです。本作の三人称モードでは顔ごと向けなくても周囲を把握できるので、戦うだけでなく、移動や探索そのものが楽。どういうわけか、イーサンがこちらに顔を向けないので後ろ歩きになってしまいますが、自動で柵を飛び越えるなどアクション要素も相まって有利に戦えました。

筆者がハードを選択したのもあり、序盤、武器も弾も揃わない状況下で大苦戦。常に瀕死のイーサンが苦しそうに走る姿を目にしていたので、ゲームとはいえ、なんだか申し訳ない気持ちにさせられました。

謎が謎を呼ぶローズの世界

『ヴィレッジ』本編の舞台となった時代では赤ちゃんだったローズマリーですが、彼女を主人公として操作する「シャドウズ オブ ローズ」では、16年後の成長した姿で登場。

いろいろと秘密を抱えているローズ。今回は精神世界が舞台であるからか、彼女が持つ秘密も相まってかはわかりませんが、この拡張では人ならざる異能力を使うことができます。手をかざして赤黒いドロドロの花を枯らしたり、敵に向けて行動を阻害したりと、今回の彼女の能力はサバイバルホラー特有の貧弱な武器事情を補い、かつ道を切り開いていくパズル的要素を併せ持っていました。

ステージや武器は本編からの流用が目立ちますが、人の顔を吸い取る「ハムナプトラ」的なモンスターが徘徊し、全体的に暗い雰囲気もあってホラー傾向が強くなっています。アクションが控えめになり、狭い通路を行き来しながら敵と駆け引きを繰り広げる『バイオ』本来の面白さが増した印象です。

ローズも年頃に描かれて人間味があります。これまで10代の主人公はシリーズに何度か登場しましたが、当時まだ女子大生だったクレアが兄譲りにタフすぎたのもあり、なかなか年相応の生意気なキャラクターというのも珍しい気がします。

やっぱりクリスに銃は過剰だった

シリーズの恒例のエンドコンテンツとして用意されているのが「マーセナリーズ」。そういうわけで、他の内容を先に確認してから、最後に楽しもうと思って取っておいた「ザ・マーセナリーズ アディショナル オーダーズ」を締めとしてプレイしました。

本編に出てくる敵やステージが再構成された専用の舞台で、次々と現れる敵を倒し、そのハイスコアを競うという単純にして奥が深いモードです。

筆者は全く白紙の状態から始めたので、すでにやり込んでいる方は違うのかもしれませんが、最初から使えるのはクリスとイーサンだけ。ハイゼンベルクとドミトレスクは、アンロック要素となっています。

とりあえず始めてみるにあたり、せっかくなので、新たにプレイできるクリスを選択。強力なアサルトライフルを最初から装備しており、それに加え、パンチ踏みつけといった体術を自由に繰り出せます。格闘などで溜まる闘志が最大になると、攻撃力や身体能力が大幅に強化される奮闘状態に移行するという能力も備わっていました。

念のため補足しておきますが、三人称モードは本編だけの要素となっており、マーセナリーズでは一人称視点で固定されます

防御や回復薬といったイーサンのアクションは省かれていますが、代わりに実装された体術は使い勝手が良く、これだけでSランクも行けそうな気さえしました。最初から選べるステージはノーマル基準であり、後にハードが解放されますが、いまのところクリスをやっていて敵に倒されることはありませんでした。

まだまだ、研究や効率といった段階には達していませんが、残りのハイゼンベルクやドミトレスクも解放してから改めて分かることもあるでしょう。マーセナリーズで高得点を狙うためには、何よりコンボを持続させることが必須なので、そこにクリスの体術がどう使えるのか気になるところです。


本作で導入された三人称視点は、従来のスタイルを望むプレイヤーの要望を受けて、実装に至ったと聞いています。三人称視点でもこれだけの違いを感じられるなら、昔からシリーズを嗜んできた身としては、もうひとつ飛んで正真正銘の原点、ラジコン操作が追加されたら……なんて想像してしまいます。きっと更に違った『バイオ』が楽しめるはず。

あと半年ほどで『バイオハザード RE:4』も配信予定とあり、筆者を含めて待ち望んでいるユーザーはもちろん、シリーズのさらなる発展にも期待しています。

『バイオハザード ヴィレッジ ゴールドエディション』は、PCおよびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信予定です。

《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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