四度目の地獄への片道切符を世界初体感!『ディアブロ IV』体験イベントの内容とはー憎悪にまみれた滅びかけの世界は底知れぬボリュームでキミを待つ【特集】【Update】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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四度目の地獄への片道切符を世界初体感!『ディアブロ IV』体験イベントの内容とはー憎悪にまみれた滅びかけの世界は底知れぬボリュームでキミを待つ【特集】【Update】

全世界待望の「ハクスラ」代表ARPG『ディアブロ IV』。謎のベールに包まれていた本作の内容について新情報盛り沢山の、世界初体験プレイのレポートなどをお届けします。

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Blizzard Entertainmentが手掛ける、ハックアンドスラッシュの代名詞とも言われるアクションRPG『ディアブロ』シリーズ。2019年の11月に最新作の『ディアブロ IV(Diablo IV)』が発表されましたが、その後の情報は余り多く展開されておらず、一部のファンは問題無く開発が進んでいるのかとやきもきしていることでしょう。

そんな不安を払拭するように、今回編集部へと、Blizzard Entertainmentからメディア向けのプレビューイベントの開催が届けられました。内容は今まで明かされなかったストーリーや実際のゲームについてのプロモーションムービーの上映、そしてなんと世界初の『ディアブロ IV』の体験プレイを行えるもの。今回はそのプレビューイベントの内容を徹底的に皆様にお伝えいたします。地獄への片道切符を手に、4度目のサンクチュアリに降り立った先にあるものは果たして…

『4』のテーマは「憎悪」

まずは改めて、発売されるプラットフォームの再確認です。本作はPC、XBOX Series X|S、PS4/5で展開されます。発売日は不明ですが、どのコンソールであっても発売日自体は同日とのこと。機種によって遊べるタイミングが違うということにはならないので、その点は安心です。また、クロスプレイ及びクロスプラットフォームマルチも採用されているので、機種を問わず友人等とマルチプレイも可能です。これも嬉しい点ですね。

イベントでは本作のテーマについても伝えられました。『ディアブロ IV』のストーリーのテーマは「憎悪」。開発は前々から「闇への回帰」を掲げていましたが、それはストーリーにおいて特に重視されているほか、本作は今までのシリーズに比べよりホラーとファンタジー色が強くなっており、子供と一緒に遊ぶものではないものになるそう。

ストーリーについてネタバレの無い範囲で伝えると、前作『ディアブロ III』から数十年の時が経過した『ディアブロ IV』では、人類の大半が死滅し、サンクチュアリ全体が絶望と憎悪に飲み込まれてしまっているという状態になっています。そしてとある人物がサンクチュアリの創始者であるリリスを召喚したところから『ディアブロ IV』の物語は始まっていきます。プレイヤーである主人公はリリスの足跡を辿り、そこで様々な人物との出会いや物語を体験していくことになります。

『ディアブロ IV』は初のオープンワールドです。最初から色々な場所へ探検し色々なアイテムを探索したり素材を集めたり、あるいはダンジョンや難敵に挑むことが可能とのことです。さらにメインストーリーも序盤から分岐しており、プレイヤーは好きな順番でストーリーを進めることができるとも伝えられました。

ただし、最終的には全てのメインストーリーをクリアしないとエンディングに到達することはできません。ですが、そこまでに至る道筋はプレイヤーが決められるので、攻略の順番や遊び方が非常に幅広くなった印象を受けました。またサイドクエストやダンジョンも大量に用意されているので、寄り道することで沢山の利益が得られる他、場所によっては恒久的に外観が変化する場合もあるということです。

さらにはオープンワールドということで、街の中などでは他のプレイヤーを見かけることも。見知らぬ誰かと挨拶したり、新しい仲間になって高難易度のワールドボスやワールドイベントに立ち向かう、あるいはクランを作ってチームとして絆を結ぶなんてこともできるようになっているのを確認しました。

装備品に関しての基本的なレアリティなどについては前作『ディアブロ III』を踏襲しています。ただし、『ディアブロ IV』では鍛冶屋で装備を強化することができます。物語を進めればレジェンド特有のスキルを別のレジェンド装備に付けられるようになるとのことなので、自分だけのオリジナル装備を作る楽しみができた印象を受けました。

また、スキルについてもスキルツリーにくわえ、高レベルでは「パラゴンボード」と呼ばれるものを取得していくことで、いままでよりさらに自分だけのオリジナルキャラクターを成長させていくことが可能だと伝えられました。ただし、ずっとレベルを上げていけば全てが取得できるわけではなく、最終的な限界が存在する為、必要に応じて取捨選択することも大事であるということも話に上がりました。

戦闘面での大きな変化として、共通アクション「回避」が実装されました。プレイヤーが瞬間的に一定距離を移動することができる上にクールタイムも短いこのアクションはどのクラスでも使用できるので、攻撃面でも防御面でも戦術が大きく広がるようになると解説されていました。

キャラクターメイキングも大きく変化しました。前作『ディアブロ III』では性別しか変えられませんでしたが、『ディアブロ IV』では性別だけではなく顔や肌の質感、髪型やアクセサリー等、詳細なキャラクターカスタマイズが出来るようになっているのを確認しました。これらは街にあるタンスにアクセスすればいつでも変更可能だとのこと。また、外見を変化させるアイテムも現実のお金を使う形で販売されるそうです。ただしストアで販売されるのは外見関連のものか後述するバトルパス程度であり、キャラクターを強化するようなものをストアで販売することは無いと明言していました。

『ディアブロ』シリーズでは大事な要素であるメインストーリーのエンディング後についても、今回明らかにされています。本作ではエンドコンテンツにあたるものは、PvPエリアでのプレイヤー同士の戦闘の他にも高難易度の新ダンジョンなどになるようです。それらの詳細は後日改めての公開予定です。

さらに、『ディアブロ IV』は運営型のゲームとして、ゲーム発売後もシーズン式でアップデートしていくことが改めて発表されました。シーズン更新の期間は3ヶ月毎となり、更新の度に追加コンテンツや追加ストーリーを投入していくことを明言。発売後にも定期的に新しいコンテンツが増えて遊べる幅が広がるのはとても嬉しい点と言えます。

地獄の入り口は余りにも深淵だった

さて、ここからは実際の体験版をプレイしたレポートをお伝えします。先に注意点としてお伝えしますが、今回メディアに開放されたビルドは実プレイのスクリーンショットの掲載がNGのため、記載している文章と画像の内容が異なっている場合があります。また、内容面でも開発の初期段階のものである為、実際の製品版とは大きく異なっている可能性があります。その点もご留意下さい。

ゲームを開始するとまずは美麗かつ恐怖を掻き立てるようなオープニングムービーが展開されます。内容はネタバレのため言えませんがこの時点で「ああ、ディアブロの世界だな」と一気に引き込まれていきます。

そして、自身がプレイするクラスを選択します。『ディアブロ IV』では5つのクラスが使用可能ですが、今回の体験版ではバーバリアン・ソーサレス・ローグの3種類のみ使用可能でした。今回、遠距離で弓を使うのが好きな筆者はローグを選択。すると詳細なキャラメイクを行えます。『ディアブロ イモータル』でもキャラメイクがある程度可能でしたが、本作ではよりディテールが細かく設定出来るようになった印象です。そしてキャラメイクを終了すると、オープニングシーンの後にチュートリアルとして、とある場所からゲームが始まり敵を倒していきます。

やがてチュートリアルをクリアするとレベルアップしスキルポイントを獲得。これでスキルを習得・強化していきます。スキルはエリアごとに区切られており、各エリアにアクティブスキルが5つ存在しています。それぞれのスキルを習得するとさらにスキルの特性を強化・変化させるパッシブを習得できたり、習得したスキルそのものをさらに強化したりもできます。そうして一定量のスキルポイントをエリアに対し振ると、新たなエリアのスキルを習得出来る…とスキルポイントが増えていくことで色んなことができるようになります。ここで面白いのはスキルの取り方は完全に自由ということです。

本作でも『Diablo3』と同様取得したスキルであればどのボタンでも配置することが可能です。なので極端な例をあげれば、通常攻撃5種類をそれぞれ別のボタンへと当てはめることだってできます。強いかどうかはさておき。

UPDATE:『Diablo3』でも設定を変更することでスキルを自由に設定出来るため文章を一部編集いたしました。

一度に設定できるスキルは6個までですが、Sキーを押すことでスキル一覧を表示させられるほか、ドラッグアンドドロップですぐにスキルを入れ替えることが可能です。ただしスキル一覧を表示している間は攻撃出来ないので、戦闘中にスキルを設定し直すのは結構大変です。

また、少量のGoldを支払うことでスキルポイントをリセットできます。なので「使ってみたけど微妙だな」と思ったら、気楽にスキルポイントをリセットして別のスキルを取得したり、既に使っているスキルを強化したりも自由です。

そのままゲームを進行すると、やがてプレイヤーの前には広大なサンクチュアリの世界が本格的に広がることになります。今回プレイ可能な範囲は主要な5つのエリアの1つである「Fractured Peaks(破砕山脈)」だけだったのですが、その1エリアだけでも途方も無いくらい広いマップ構成です。本当は3クラス全て体験しようと思っていたのですが、今回体験可能だったACT1のメインストーリー全てとFractured Peaks(破砕山脈)を一通り見るだけで12時間以上かかってしまった為、他のクラスを遊ぶ余裕が無くなってしまいました。

今回はそれくらい広大で、12時間程度ではとても遊びきれないほどの内容です。まだ開発の初期段階にも関わらず、今回のビルドの時点ですらサブクエストが30以上、ダンジョンも20以上あり、全部を遊び尽くすには到底時間が足りません。これでも5つある内のエリアの最初の1つに過ぎないというのが恐ろしいところでしょう。

エリアのあちこちには素材収集が出来る場所があります。素材は鍛冶屋で武器や防具を強化するのに使用する他、ダンジョンをクリアすることで手に入る「Codex of Power」と呼ばれる特別な特性を、指輪やアミュレットに付与する際に使います。なお「Codex of Power」そのものは必要な素材さえあれば何度でも付与が可能です。

さらに、本作のポーションの強化にも道中で拾った素材を使用します。『ディアブロ IV』では一度に所持可能なポーションの最大数が定められており(初期5個)、ポーションの効果は一定量のLvに達する度に錬金術師のところで強化する形です。さらに錬金術師には素材を渡すことでエリクサーというアイテムも制作して貰えます。エリクサーにはいくつかの種類があり、30分間ステータスを強化したり、特定の属性のダメージを軽減したりといった補助効果を得られます。1度に効果が発揮されるエリクサーは1種類だけなので、どのエリクサーを用意するのかも悩ましいところですね。

なお、ポーション自体は敵やボスが頻繁に落とすので、ある程度までの戦闘であればポーションが枯渇して死んでしまう、という事態は起きないようになっています。強敵戦では別ですが…。

ここまででも十分遊びごたえがあるのですが、さらに探索要素として「リリス像」の存在があります。エリアのあちこちにはリリスの像が存在しており、この像に触れることでステータスを永久的に増加してくれます。1回ごとの増加量は微々たるものですが、塵も積もれば何とやら。

それに加え、エリアの探索度に応じてボーナスが貰えます。現在のレベルに応じた経験値やGold、そしてスキルポイントやポーションの所持上限数が増加します。このボーナスの効果が非常に大きい為、探索することで自身のキャラクターが確実に強くなる実感が得られるほか、よりゲームの楽しさを感じやすくなっています。

ほかの探索要素としては、高レベルの敵が存在している一部の悪魔に支配されたエリアを開放することで、世界に変化が及ぼされます。例えば城の跡地を解放するとそこが新たなワールドイベントのトリガーになったり、悪魔に支配されていた村であれば解放することでウェイポイントとして移動できるようになったり、村人が帰ってくることで新しいサイドクエストが出現したりと、サンクチュアリの世界を変えていった実感が得られやすくなっています。

また、サイドクエストもただのお使いやモンスターを倒すだけではなく、本作のテーマである「憎悪」という言葉に基づいた物語が多く展開されていきます。憎悪に染まってなお、人はどうするのか。サンクチュアリに暮らしている力無き存在がどの様に生きていくのかを軸に、より物語に没頭することができるようになっています。

ここまでで今作のボリュームに関してはある程度理解していただけたかと思います。

肝心の戦闘部分のフィーリングに関してですが、古き良き『ディアブロ』らしさは健在でありながら、新アクションである「回避」によって戦闘における移動のストレスを大きく軽減してくれています。

『ディアブロ III』で筆者は、エリートとの戦闘中に石の壁が突如足元から現れ、結果、完全に移動ができず殺されてしまうということが良くあったのですが、本作ではその様な現象に遭遇しても回避アクションを行うだけで問題無く逃げることが可能なので、何かの物や敵に囲まれる・挟まれて死ぬということが無くなったのは非常に嬉しい点でした。クールタイムも5秒と、短すぎず長すぎずの絶妙な塩梅なので、戦術的に回避を戦闘に組み込むことで、スピーディな戦闘を行えるようになりました。

それ以外の戦闘面については、『ディアブロ』シリーズらしさを一切損なわないものと言えます。シリーズを遊んでいる人なら全く違和感無く遊べることでしょう。勿論、シリーズを遊んだことが無い人でも問題無く遊べるように低難易度モードが搭載されているので、そう言った面でも安心です。

最後に、イベントシーンについても解説します。前作『ディアブロ III』ではムービーシーン以外では基本的に画面の切り替えは行われませんでしたが、本作ではムービーシーン以外でも画面の切り替えが行われるようになりました。主人公の視点から広がる凄惨な光景や、キャラクターの表情がアップになることでその感情がプレイヤーに直接伝わってくる迫力。本当に前作から何もかもがスケールアップしているので、ぜひじっくりイベントシーンを堪能して欲しいと思います。

ハクスラの帝王としての圧倒的ポテンシャル

正直、体験版の時点でここまで完成度が高いとは思っていませんでした。プロモーションムービーの内容を見て「そこまでできるのか」という半信半疑な面が個人的にありましたが、体験版をプレイしその考えが杞憂であることを心の底から理解しました。

『ディアブロ IV』は間違いなくハクスラの帝王として再びこの世界に轟くだろう、そう確信するのに十分過ぎるほどの衝撃を私に与えてくれました。今後オープンβテストも実施される予定とのことなので、地獄からの招待状を受け取りたい人はぜひチェックしてみましょう。招待状を受け取ったら最後、サンクチュアリから帰れなくなるかもしれませんけど…。


《げーまー哲》

焼きうどんが大好きなVtuberライター げーまー哲

2020年7月からVtuber活動開始。 普段はTRPGや音楽ゲームの配信を中心に活動。 それと同時にライター・ゲーム開発・同人活動を並行するマルチプレイヤー。 焼きうどんが大好きで、月の昼食の2/3は焼きうどんしか食べない。 世に出たゲームハードを多数所持しており、いずれ全てのゲームハードを所有するのが夢。

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