デベロッパーBay 12 GamesのTarn Adams氏は、2022年12月に配信したSteam版『Dwarf Fortress』が初月で50万本を売り上げたことを明らかにしました。
本作は、2人の兄弟が開発した有名フリーゲームの有料版。親族の健康上の問題や政治的な情勢から金銭面で安定を求めたいとの目的で有料化が行われていました。プレイヤーは7人のドワーフに指示をして要塞を管理し、生き残らせることを目指します。食料などの確保の他、敵の攻撃にも対処しなければなりません。有料版では、ビジュアルの刷新や新たなサウンドトラック、Steamワークショップへの対応などが追加されています。
昨年12月6日の配信開始から1日で売り上げ16万本を突破。このたび、Tarn Adams氏が、具体的な数値については、ValveとKitfox Gamesの処理が完了する2月中旬まではわからないものの、わずか1ヶ月で50万本を売り上げたことを発表しました。
12月には、アスキーアート風グラフィックの「クラシックモード」を追加していた本作ですが、今後さらに、バグ修正、QoLの改善、Arena Modeの追加を計画しており、Adventure Modeも追加予定としています。今まで開発のほとんどを2人の兄弟で行ってきた本作ですが、1月にはプロジェクトに複数のプログラマーが参加するとしており、新スタッフが本作の改善に役立つだろうとしています。
『Dwarf Fortress』は、Windows向けにSteam/itch.ioにて配信中です。