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敵も観客も肉片だ!ローグライト弾幕STG『クレイジーペットショー』武器とパークで残酷動物を強化して高評価を勝ち取れ【プレイレポ】

ハイな雰囲気とは裏腹に、硬派な仕上がりの本格シューター。

連載・特集 プレイレポート
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敵も観客も肉片だ!ローグライト弾幕STG『クレイジーペットショー』武器とパークで残酷動物を強化して高評価を勝ち取れ【プレイレポ】
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ハードコアゲーマーには、ハードなゲームが似合います。というわけで今回は、Vixa Gamesが開発、Ravenage Gamesがパブリッシャーを担当し、2022年12月16日にSteamにて配信された『クレイジーペットショー』をプレイして気になる内容を紹介します。

クレイジーペットショー』とは

本作は、絶滅した人間にとって代わった動物たちを操り、倫理を無視した血生臭いテレビの娯楽として戦い続けるローグライトシューター。直感移動とオートエイムの簡単操作、同ジャンルならではの無数の武器やアイテムの取捨選択、次々と現れる敵を赤い肉片にして粉砕するゴア表現が特徴の作品です。

また、本作は日本語を含めた複数言語に対応し、キー表記ありのフルコントローラーサポートを完備。画面共有、Remote Play Togetherによる最大4人の協力プレイも実装されています。

“いいね”欲しさに戦う現代人の鏡

ゲームをスタートすると、本作の独特な世界観を描くオープニングと実践的なチュートリアルが始まり、きちんと段階を踏んでから戦場に赴くことになります。先述の通り、本作においてプレイヤーは“テレビ番組に呼ばれた選手のひとり”。その番組で繰り広げられるものが「殺し合い」だということ以外は、親しみやすい内容です。

画面は2Dの見下ろし型となっており、求められる操作は上下左右の移動と回避、アイテム使用と発砲のみという極めてシンプルな構造。戦闘に関しては、基本的に一番近い敵を自動でロックするので、あとは相手が血肉に姿を変えるまで撃つのみです。

お互いに比較的低速の弾幕を張って戦う形になりますが、敵の種類によって攻撃方法も変化し、背後に増援が湧いて囲まれる状況にもなりがちなので気を付けましょう。

ボスまでの道のりはプレイヤーがルートを選択でき、一目で分かるアイコンの通り、マスの効果も様々です。ほとんどは戦闘を伴いますが、無事に敵を全滅させると武器やアイテム、プレイヤーの大幅な強化をもたらすパークをランダムに獲得。パーク以外は同時にひとつしか持てないので、自分の好みや戦略と照らし合わせ、よく考えて選ぶ必要があります。

「捨てたものは取り返せない」という本作のシステムはコミカルな雰囲気に対して硬派な作りです。ひとつ間違えると難易度が跳ね上がる恐れもありますが、そうした細かい要素を抜きにしても本格的なシューターとして完成していました。

一見、とっつきにくそうなハードコメディの作風も全力で振り切っているおかげで、本作に欠かせない魅力として不可分の要素になっています。憎い敵が絶命に合わせて容赦なく四散したり、パークの効果で被弾するとウンチ(地雷)を出したり、流れ弾が観客席の野次馬を肉片にする活きの良いギャグが炸裂するカオスな環境も本作の見所です。

ちなみに、選手であるプレイヤーが敵を倒すともらえるいいねが通貨代わりとなり、ルート上にあるショップで使用できます。ボスを倒すと、各種アップグレードやスキンガチャに必要な上級通貨も獲得でき、より有利に戦うためのさらなる強化ができる点も忘れてはいけません。

ちょっとした錬金術。初期武器は換金できないが、ウナギおばさんと交換して受け取った武器を売ることで2回換金できる。

ハードゴアに対する誠意を感じる作り込み

本作には、ローグライクの名に相応しい奥深さが幅広く用意されていますが、実際のプレイで最も注意するべきなのは武器とパークです。いずれも事前に準備して持ち込むことができず、その数や性能も含めてランダム性が強いため、この2つの抽選によってゲームの難易度が大きく左右されます。

武器の種類そのものはもちろん、ひとつひとつが個性的な設計となっており、目に見えて異なる存在です。たとえ性能が悪くても、放射線を描くように飛び越えて攻撃するなどの特性を優先した方が有利な場合もあり、“火力不足をパークで補う”といった戦術も考えられます。

パークも攻撃力上昇や弾の巨大化、跳弾、範囲ダメージの付与など数えきれない種類があり、攻撃概念の多角化という意味でも密接に結びついていました。

威力と使いやすさの両立が理想。

4つある初期クラスのうち、医者が装備しているロボガンは飛び越えて落ちる弾を発射でき、壁を挟んで戦うとボスに対しても一方的に攻撃できます。このロボガンの上位となり得るのは、グレネードランチャー、威力に優れたロケットランチャーやスナイパーライフル、自律式砲台を設置できるタレットガンなど。それらを実際に手に入れられるかどうかは完全な運任せなので、持てる武器を最大限に利用することを意識しましょう。

さらに、本作は協力プレイに対応している点が大きな特徴となっており、複数人での使用を前提としたシステムも多くあります。筆者は生まれも育ちもソロプレイヤーなので単独でプレイしましたが、攻撃力の低いタレットガンは明らかに支援用の武器なので、他に前衛を務める仲間がいないとボス戦では威力不足が目立ちました。

協力プレイにあたっては、パーティで揉みくちゃになりながら楽しむのも良いですし、役割分担して連携するなど遊び方の幅も広そうです。個人的には、本作はソロでも緊張感のある戦いを楽しめますし、序盤であれば敵の勢いも十分に制御可能な範囲。これが後半のステージでは熾烈な弾幕になることが予想されるので、手応えのあるゲーム体験を望むプレイヤーにも満足できる内容になっています。

グロ可愛い動物たちの絵面も然ることながら、しっかりとした作りのローグライトにして弾幕シューターとなっており、まさに血で血を洗う慌ただしいワチャワチャ感を味わいたいという方はぜひプレイすることをオススメします。


『クレイジーペットショー』は、PC(Steam)および海外ニンテンドースイッチ向けに配信中です。

タイトル:『クレイジーペットショー』
開発元/発売元:Vixa Games/Ravenage Games、Ripples Asia Venture
筆者がプレイした機種:Steam
発売日:2022年12月16日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:1,899円

《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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