デッキ構築型ローグライト『勇者よ急げ!Brave's Rage』―ストーリー面では、村田雄介によるマンガ「怒涛の勇者達」から影響を受けた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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デッキ構築型ローグライト『勇者よ急げ!Brave's Rage』―ストーリー面では、村田雄介によるマンガ「怒涛の勇者達」から影響を受けた【開発者インタビュー】

リアルタイム要素が戦略性を生み出します。

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デッキ構築型ローグライト『勇者よ急げ!Brave's Rage』―ストーリー面では、村田雄介によるマンガ「怒涛の勇者達」から影響を受けた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、ISVR開発、PC(Windows,Mac)/PS5/スイッチ向けに2月1日に正式リリースされたデッキ構築型ローグライト『勇者よ急げ!Brave's Rage(Active DBG: Brave's Rage)』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、難度の高いデッキ構築型ローグライト。リアルタイムのバトルシステム(ATB)とデッキビルド要素を組み合わせており、ジャスト回避やジャストガードといった行動も可能な戦闘のほか、プレイヤーはそれぞれのキャラクターに行動の指示もできます。また「バレットタイム」機能を利用することで時間の流れを遅くすることもでき、ゆっくりと戦況を判断しつつプレイすることも。日本語にも対応しています。

『勇者よ急げ!Brave's Rage』は、1,999円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Zhenggangプレイヤーの皆さん、こんにちは。“Taoist” Zhenggang ZHENGです。本作のディレクターとリードデザイナーを担当しました。

ゲームは子供の頃から遊んでおり、友達がスーパーファミコンでいろいろなゲームを遊んでいた姿を見ていた子供時代も、忘れられないゲームの思い出です。その後、気付かぬうちにこのインタラクティブアートに心を奪われていきました。

私はあらゆる種類のゲームをプレイしますので、一番好きと言えるものは数多くあります。いくつか挙げるとすれば、特に『クロノ・トリガー』と『Fallout 2』は昔大好きでしたね。最近ですと、特に『Darkest Dungeon』と『Hollow Knight』がお気に入りです。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Zhenggangこの業界において、私は3Dアーティストとして働いていました。しかし子供の頃から大好きだったこともあり、ずっと2Dゲームを作ってみたいと思っていたのです。一つ前のプロジェクトが終わると、私たちは様々なアイデアに目を向ける自由が生まれ、ここで本作のアイデアが姿を見せました。このアイデアを形にするため、私たちは全力で開発を行ったのです。

――本作の特徴を教えてください。

Zhenggang本作で一番ユニークかつ面白い部分は、リアルタイム要素を追加したことだと思っています。デッキ構築型ゲームではなかなか見られない要素でしょう。戦略的にデッキを作りタイミングを見てカードを出すことで、プレイヤーは回避したり、ガードしたり、コントロールしたりするでき、一見不可能なようなチャレンジも乗り越えることができるのです。例えば、ビルドを完成させ、プレイヤーの計画した戦略を完成させることで、強力な敵をずっとスタンさせ続けるようなことも可能になるのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Zhenggang私のような、どんなタイプのゲームでも楽しめる雑食系ゲーマーでしょうか?特にいろいろゲームで様々なスキルの組み合わせ(ビルド)を発見するのが好きな人ですね。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Zhenggang2つ思いつくのは、たくさんのカードゲーム要素が詰まったゲームボーイアドバンス向けアクションゲームの『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』と、それぞれのキャラクターがユニークなスキルを持つ『ヴァルキリープロファイル』ですね。ストーリーという面では、村田雄介によるマンガ「怒涛の勇者達」からも影響を受けました。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Zhenggang全体的に見て、新型コロナによる影響はそれほど深刻ではありませんでした。しかしパンデミック中、時折リモートで開発をしなくてはいけませんでしたね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Zhenggangすべての配信者の方たちに本作を遊んでみていただき、そのゲームプレイを視聴者の皆さんに見せてあげていただきたいです。配信に関する制限はまったくありませんし、本作の楽しさを視聴者の方々にお伝えするため、わざわざ時間を費やしていただき感謝しています。

――最後に日本の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

Zhenggang日本のプレイヤーの皆様、本作に興味を持っていただき、そしてサポートしていただき、誠にありがとうございます。本作は一見とても難しいゲームのように見えるかもしれませんが、慣れてしまえば楽しさ満載です!皆さんにも本作を楽しんでもらえると嬉しいですね。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。




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