【お別れ特集】58日後にサ終する『Apex Legends Mobile』。チームデスマッチは今日も真夏だった… | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【お別れ特集】58日後にサ終する『Apex Legends Mobile』。チームデスマッチは今日も真夏だった…

確実に春が近づいています。

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確実に春が近づいています。筆者の住まう静岡市も、日中の最高気温が18℃という日がようやく到来しました。今冬は本当に厳しい寒さで、筆者も温かい家から出られない状態に。なぜ恐竜が絶滅してしまったのか、よく分かります。しかしそんな寒さの中でも、春の香りは徐々に強くなっていきました。

しかし、『Apex Legends Mobile』の世界はいつでも盛夏。そう、ここは常夏の世界です。

スマホの向こうは今日も夏真っ盛り。というわけで、今回も元気に『エペモバ』をやっていきましょう!

困った時のチームデスマッチ!

日に日にサ終が迫る『エペモバ』。平日昼間にランク戦をやろうと思っても、なかなかマッチングしない時があります。

こ、これはもしや過疎ってる証拠か……? そんな不安を抱えつつも5分ほど粘ってみますが、なかなか60人に達しません。これは困ったぞ!

そんな時はTDM(チームデスマッチ)。6VS6の無限リスポーン制ルールですから、言い換えれば12人集まればすぐさま試合ができるということ。こりゃいいぞ!

現状、『エペモバ』では60人のバトロワよりもTDMのほうがマッチングしやすいようです。試合前に武器を2種類選べる上、回復物資は無限。感覚的には『スプラトゥーン』に近いものがあります。

そしてこのTDM、『エペモバ』に限らずスマホバトロワゲームの練習には最適の試合モードなのです!

TDMで技術を身に着けよう!

スマホバトロワゲームは、タッチスクリーンに触れて操作する代物です。

このタッチスクリーン、慣れないうちは非常に厄介。何しろ物理ボタンは一切ないわけですから、指先の感覚が掴みづらい……。逆にスマホバトロワゲームの操作感を覚えてしまうと『PUBG』だろうと『荒野行動』だろうと『フォートナイト』だろうと『エペモバ』だろうと、大抵のタイトルでそれなりに戦うことができます。

もちろん、そうなるためには「練習場」が必要です。筆者の場合は、今は亡き『生存法則』というゲームを2年プレイして少しずつ腕を磨きました。この生存法則は筆者が見た中でも最もリアル志向、しかし言い換えればアクションの少ないバトロワゲームでした。うつ伏せができる上、たった1発で敵を倒してしまうスナイパーライフルもあるため、ただひたすらうつ伏せ状態で待って待って待って誰かが視界に入ったところを一撃……という展開に持ち込むこともよくありました。

『エペモバ』のTDMは、それとは真逆の展開が望めます。敵の射線を警戒しつつもアグレッシブに動きまくってジャンジャンバリバリ銃を乱射し、やられても「次がんばろう」という意気込みでリスポーン。このルールなら、プレイヤーの技術レベルがメキメキと上がるはずです。

TPP視点とFPP視点とでは、やはり「別世界」と言うべき違いがあります。敵との距離感や間近の遮蔽物との位置関係など、それらを把握する上で「TPP慣れ」「FPP慣れ」は絶対に不可欠です。

TDMはたとえるなら、ゴルフの「打ちっ放し」のようなもの。失敗を恐れずにガンガン撃ちまくっていけば、いずれは勝ち残りに必要な技術を覚えるはず!

ゴルフとeスポーツの「共通点」

バブルの頃の日本には「ゴルフブーム」というものがありました。

80年代から90年代初頭にかけて、日本全国で次々とゴルフ場が建設されました。「会社員であれば、男女問わずゴルフの基礎技術習得が必要だ!」とされたのもこの時期です。ブームの勢いはすさまじく、ゴルフを知らない人がゴルフ場の会員権を購入してしばらくしたらそれを転売する……ということもありました。会員権自体が投資の商品になっちまった、ということですね。

しかし、ブームを巻き起こしたスポーツはどうしても意識の高い人々から目をつけられてしまいます。ある識者が「ゴルフ場は森林伐採を促し、生態系を破壊する」と主張して、それが大注目された時期がありました。しかしこれは極めて的外れな意見で、森林というものは本来であれば人間の手で管理しなくては維持できないもの。現に、ゴルフ場があるおかげで周囲の生態系が回復したという例もあります。

(C)Getty Images

なぜここでゴルフの話をするかというと、この流れは現代のeスポーツにかなり似ている(と筆者が考えている)から。

一度その技術を身に着けてしまえば、様々な人とあらゆる場所(ゲームの場合は別タイトルですね)でプレイできる点、老若男女問わずゲームに臨める点、意識の高い人々からあれこれ言われている点などは、本当によく似ています。違うのは『エペモバ』をプレイするのに有料の会員権は必要ないというところ。スマホさえあれば、いつでも手軽に競技を楽しめるというのはありがたい限りです。

ところが、ゴルフ場の閉鎖や解散が会員に多大な影響をもたらしてしまう点はeスポーツにも共通しています。『エペモバ』という名のゴルフ場は、5月2日に閉鎖されることが既に決まっています。立派な練習場まで完備している素晴らしいゴルフ場だったのに……。

そのゴルフ場が立派な施設であればあるほど、そこが消滅したら「次はどこへ行こうか?」と苦悩する人が発生してしまいます。筆者自身がそうなっちまったんですから、それだけ『エペモバ』のTDMは素晴らしいんです本当に!

FPPとTPP

最後に、本家『Apex Legends(PC版)』のTDMをやってみました。

本家はFPP視点のため、同じ6VS6でもまったく別の競技をしているような感覚に陥ってしまいます。モバイルのTPPだと視界が広く取れるせいか、「自陣を背にしながら横に広がって戦う」という展開になりやすいと筆者は感じています。それがFPPしかない本家の場合、両陣営のプレイヤーが文字通り入り乱れる大混戦になりがち。

そうした「視点毎の特性」を把握していないと、バトロワに出撃してもボコボコにやられちまいます。そこでTDMに入室して立ち回りの練習……というわけですが、ここで覚えた技術はまさに一生もの。エペ以外のタイトルに移籍しても、必ずや役に立つはずです。

というわけで、今回はこれでおしまい。5月2日まで張り切って『エペモバ』やるぞ『エペモバ』!


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《澤田 真一》

ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

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