新要素で“生き物好き小学生感”が爆発!『RPGタイム!~ライトの伝説~』4人で遊べるすごろく無償アプデ「モンスターパーティー」プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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新要素で“生き物好き小学生感”が爆発!『RPGタイム!~ライトの伝説~』4人で遊べるすごろく無償アプデ「モンスターパーティー」プレイレポ

ケンタくんのゲームがまた遊べるなんて……!

連載・特集 プレイレポート
新要素で“生き物好き小学生感”が爆発!『RPGタイム!~ライトの伝説~』4人で遊べるすごろく無償アプデ「モンスターパーティー」プレイレポ
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デスクワークスが開発し、アニプレックスが発売する『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、小学生・ケンタくんが作った手作りノートRPGを楽しめるアドベンチャーゲームです。


Game*Sparkでは過去にレビューを掲載し、ケンタくんが作った力作を存分に楽しませていただきましたが、なんと新たにローカルマルチプレイ用モード「モンスターパーティー」の追加が決定。つまり、ケンタくんのゲームをふたたび楽しめてしまうというわけです!

「モンスターパーティー」はどんなモード?

「モンスターパーティー」は、最大4人でプレイできるローカルマルチプレイのすごろくパーティーモードです。本編にも登場するサイクロプス、魔女ミザリー、イビルウッド、クジャックの魔王軍メンバーが、魔王・デスゴッド主催のすごろくバトルロイヤルに参加します。

このモードの目的は、3つのコース(マップ)ごとに異なる目標を達成して、「魔王バッジ」を誰よりも多く集めること。モンスターが描かれたカードをたくさん集めて、自らの軍団を作ることもひとつの楽しみです。モンスターカードはコース上に現れるボスモンスターとの戦いに使用できるほか、一部サイコロの出目にも影響します。

ゲームを始める前に、プレイするコースと使用するサイコロを決めます。1~6の標準的なものから1か6しか出ないギャンブラー向けのもの、時々10が出るチャンス狙いのものや、モンスターカードの枚数によって出目が変わるサイコロが存在します。

ボスを倒すか?カードをかき集めるか?駆け引きのあるすごろく!

マップは基本的に、数字が書かれたマスが多く存在します。マスに止まると、書かれた数字の枚数分モンスターカードを入手できます。モンスターカードは獣、虫、魚、鳥の4つのカテゴリーがあり、各28種類ものカードが存在します。

獣カードが重要なマップ「ヤバンナサバンナ」では、まず外周を回ってカードをかき集め、数ターン後に解禁される中央のボスマスで勝利することで2枚バッジを入手できます。ボスは4枚以上のカードを持っていれば勝てますが、戦った後は4枚分失ってしまいます。ボスを倒せるのは一人だけなので、争奪戦になること必至です。

なお、ボスに挑むにはピッタリ止まる必要がありますが、矢印が書いていない道は進んできたところを戻ることもできるので、基本的に止まれないということは起きづらいです。この仕様はたどり着くのがやや簡単に感じますが、1コースのターン数は短いのでちょうどよいかもしれません。

もう1つの条件として、獣カードを一番多く集めるという目標があります。こちらで得られるバッジは1枚のみですが、ボスを倒すとこちらの目標は非常に狙いにくくなってしまうため、どちらの目標達成を選ぶか?という駆け引きがあります。

他のコースもカードを多くとるか、ボスに挑むかという駆け引きが中心になったものが多く、白熱します。コースを重ねるごとに所有しているカードも多くなるので、特定のカードの枚数で出目が決まるサイコロも活きてきます。

ザクザク発掘場というコースは、4種のカードを入手できるマスが入り乱れているほか、スコップマークの場所のうち1つにバッジが隠されているというもの。それだけでなく、カードゲットやボスバトルでも得ることができるため、バッジを入手する手段が豊富に用意されているとても白熱するマップです。

本作の中核には「カードをたくさん取って1バッジを得るか、真っ先にボスバトルに挑んで2バッジを得るか」といった駆け引きがあり、多くのコースがそれを前提としたデザインになっています。その上で、カード所持数による出目の変化など他のプレイヤーより優位に立てる要素もあるので、パーティーゲームとしてしっかりしています。

3コースが終了すると、リザルト画面でボーナスバッジが贈呈。これは「最も多くのマスを移動した」「総合カード枚数が最も多い」といったゲーム内の成績に応じて付与されます。どの成績で得られるかはランダムであり、逆転もありえるので最後まで気が抜けません。

ケンタくんの“生き物好き”が爆発!

モンスターカードは全112種類存在します。その全てに名前やイラスト、そして必殺技が割り当てられています。必殺技の種類によって戦略が変わる……といったことはないのですが、純粋に絵柄を見るのが楽しく、マスに止まってカードを引くのがとても楽しみになります。

デザインは基本的に「小学生が考えそう」感のある可愛らしいものばかり。現実の動物などをモチーフにしたキャラクターはいずれもユニークで、「ケンタくんが一生懸命考えたんだろうな……」と思うと微笑ましいです。

小学生の頃って、なぜかすごく生き物の絵が上手い子がいましたよね……!ケンタくんはゲーム作りのみならず絵も非常に上手で、多才さに感心してしまいます。

また、「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」、「ブラックチャンネル」、「からめる」や「ケシカスくん」といったコロコロコミックの人気コンテンツとコラボしたカードも存在します。かつてコロコロコミックを読んでいた少年少女たちだけでなく、最近コロコロ読んでるよ!というお子さんも楽しい気分になるはずです。


『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、PC(Steam/Windows10)/Xbox Series X|S/Xbox One/PS4/ニンテンドースイッチ向けに発売中です。「モンスターパーティー」は無償アップデートとして配信中です。

©DeskWorks / Aniplex


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《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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