
今年もインディーゲームの祭典「BitSummit the 13th」にやってきました!
実は先日、僕がSNSのアイコンにしているイラストの缶バッジを作りまして、会場で声をかけてきてくれた方にプレゼントする配布会をやっておりました。このイラストはカイロソフト様が描いてくださったものなので、販売はせず配布のみの超レアグッズです!
誰も貰ってくれない悲しきパターンがあるかも……と思っていましたが、たくさんの方が「缶バッジくれ!」と言ってくださったので、持っていった缶バッジは無事全部配り終えられました。
◆過去に戻って死の運命からOLを救え!『事故物件だよ!うらみちゃん』

最初に紹介するのは、Minimum Boxが手掛ける『事故物件だよ!うらみちゃん』!本作は、アパートに取り憑く地縛霊の「うらみちゃん」が、殺害された住人「野呂井さん」の未来を変えるため、過去に戻って野呂井さんの生活を見守る、人生介入型見守りゲームだ。

1988年12月31日、アパート住人の野呂井さんは何者かに殺害され、その事件のせいでアパートは取り壊しの危機に瀕していた。それは、アパートに取り憑く地縛霊のうらみちゃんにとっても他人事ではなく、地縛霊は居場所を失うと消滅してしまうのだ。

うらみちゃんは己の身を守るためにも、過去に戻って野呂井さんの人生に介入し、未来を変えるべく行動するのだった。

時間を遡り、野呂井さんが殺害される一ヶ月前の12月1日にやってきた。うらみちゃんが出来るのは、家具や建具をパンチしてポルターガイストを起こし、野呂井さんの注意を引くことだ。

たとえば、押し入れのドアをパンチすれば、野呂井さんを押入れの場所まで誘導できるし、キッチンの流しをパンチすれば、水を飲ませられるのだ。
「これってなんかのゲームに似たシステムだな」と気付いた読者は僕と握手!そう、僕が大好きなゲーム『ROOMMANIA#203』とよく似ているのだ。開発者さんも同作のファンとのことで、ガッチリと握手を交わしてきたぞ!

初日はチュートリアル的な内容で、押し入れや電話、玄関ドアに干渉する簡単なポルターガイストだけで終わった。

現在へと戻るが、この程度のポルターガイストだけで歴史が変わるわけもなく、野呂井さんは依然として誰かに殺されたままだった。再び過去へ戻り、今度は野呂井さんの死が回避されるような行動を起こさねばならない。どう誘導すればいいのだろうか。

彼女の行動を、おかえりからおやすみまでじっくりと見守る必要がありそうだ。じっくりと……!
今回の試遊では、3回過去に戻り、野呂井さんを色んな場所に誘導したり、かかってきた電話を念力パワーでガチャ切りしたり出来ました。その後、彼女の直接的な死因となっていそうな空き巣も現れ、先が気になるストーリーが展開されていました。

『ROOMMANIA#203』では、蛇口に誘導して水を飲ませ、トイレへと向かわせる仕組みがあったので、野呂井さんにも水をたらふく飲ませまくっていました。邪な欲望……!
ただ、現段階では、ひとつの行動が別の結果につながるシステムはありませんでしたが、今後追加されるらしいので楽しみですね!可愛い女の子に水を飲ませまくってトイレに行かせたいというねじ曲がった性癖を持つ人もニッコリです。
次回は、本作のように可愛らしい雰囲気のゲームではなく、ガッチガチのホラーゲームをご紹介する予定です。お楽しみに!
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