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有名映画監督が監修!装甲車が主体のどろんこゾンビFPS『John Carpenter's Toxic Commando』プレイレポ

スラッジゴッドを蹴散らせ

連載・特集 プレイレポート
有名映画監督が監修!装甲車が主体のどろんこゾンビFPS『John Carpenter's Toxic Commando』プレイレポ
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『World War Z』や『MudRunner』でお馴染みのスタジオ、Saber Interactiveが放つのは、ゾンビFPS×装甲車というまさに彼らが得意としてきたジャンル!

曲者がリーダーの分隊「トキシックコマンドー」となり、自分たちに寄生した感染症を治すため、アンデッドどもをぶちのめす超クールなFPSです。

俺たちはトキシックコマンドーだ!おバカなリーダーが指揮を取るゾンビFPS

主人公は「トキシックコマンドー」という傭兵チーム。頭の悪いリーダーのウォルター、頭脳派のケイトー、衝動的なルビー、賢くて皮肉屋なアストリッドの四人が、やいのやいの言いながらブツを運んでおります。

しかし、すんでのところで部隊は触手の怪物に襲われます。彼らはブツを爆破させて命からがら逃げ延び、レオンという男に救われました。

だがしかし! レオン曰く、ブツは怪物を倒すのに使うキーであり、彼らはその怪物の寄生体に感染してしまったとのこと。彼らが完全に感染するまでのあいだに、怪物の親玉をぶっ潰さなければなりません。

戦え、トキシックコマンドー!

と、最高にB級なテイストで始まる本作。ジョン・カーペンター監督が監修を務め、開発にも参加しており、まさしく往年の低予算映画のノリを強く感じます。

基本的なゲームプレイは『Left 4 Dead』などに代表されるCo-opシューター。最大4人の分隊を組み、ゾンビの大群を倒したり、教会を守り抜いたりといったミッションをこなしていきます。

プレイヤーはそれぞれ4つのクラスに就くことができ、固有のスキルを使用できます。キャラクターに紐づいているわけではないので、どのキャラも好きなクラスに就けます。

ストライカーは巨大な白い火の玉を射出できたり、ディフェンダーは仲間を守るドームを展開できたりします。バランス良く就くのが理想ですが、ノーマル難易度ならストライカーだらけの構成でもミッションクリアは可能でした。

この手のジャンルにしてはマップは広めであり、好きなように回ることができます。先に資源を確保しておくか、スラッジシャード(装備のアンロックに必要な通貨)を入手するか、とっととメイン目標に向かうか、比較的自由であり、楽しくさまようことができました。

広いフィールドを攻めるのに使うのは、当然クルマ! 本作には走行車からスポーツカー、救急車などいくつもの種類の車が用意されています。

ウィンチが付いていたり、EMPボムが発射できたりと、それぞれに特徴があるのも良いですね。

ゲーム中は好きなように、落ちている武器やグレネードを替えてもよいですが、スペアパーツというリソースの扱いには要注意。こちらはマップにごく少量落ちており、1個取るごとに部隊員にひとつずつ配られます。

壊れた車の修理に使いますが、それ以外にもグレネードランチャーなどの強武器の入手や、タレットや電磁エリアといったマップ兵器の解放にも用います。

特にミッション終盤のタワーディフェンスパートでは、タレットの有無が戦況を大きく分けるので、無闇矢鱈に修理するのはやめておきましょう。こんな世界でも、車をガンガンぶつけるのはNGだぜ!

そしてもうひとつ、特筆すべきはそのゾンビの数!! 多い! 多すぎる! タワーディフェンスパートでは、大当たりのパチンコ玉か、開店直後の激安スーパーのごとくゾンビが押し寄せてきます。

スキルや武器、マップ兵器などを駆使してゾンビどもを蹴散らしてやりましょう。きもちい~。

また、ジョン・カーペンター本人が手がけたサウンドにも注目です。

ゾンビのウェーブが現れたときなどに、チュイチュイーンと高音のシンセサイザーが鳴り、ゴリゴリのギターロックがかかるので、とても気持ちが良い!

まさしく往年のB級ホラーといった感じがたまりません。

全体的にわざとチープにしている節がありますが、ゲームデザインはしっかりしています。

計画的にスペアパーツを管理し、余計な弾撃ちをせずマップを回りながら、泥にハマる車をウィンチで引っ張ったりして、えっちらおっちら目標をこなしていきます。

そしてそれらの苦労を吹き飛ばすようなあまりに爽快なタワーディフェンスパート! ゾンビの大群相手にトリガーハッピーな体験ができちゃいます。

カットシーンも出来が良く、読み飛ばしてもわかる程度の内容ながら、午後ローくらいの温度感で四人の凸凹チームがなんとか上手くやっていく様が描かれます。

特にリーダーのウォルターはひとりだけ明らかに頭が悪く、ヤツが次に何を言い放つかが気になってしょうがないです。

大量のゾンビとの戦闘と、リソース管理、そしてチームでドライブができる遊びが一挙に詰まった良作でした。

カーペンター御大の懐かしくも印象的なサウンドも相まって、リプレイ必至の内容に仕上がっています。

『John Carpenter’s Toxic Commando』はPS5,Xbox Series X│S,PCにて配信中です。



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ライター:各務都心,編集:みお

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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