『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】

不殺と共存を目指すゲームコンセプトと、出てくる敵は倒したいゲーマー心理が対立か。

PC Windows
『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】
  • 『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】
  • 『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】
  • 『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】
  • 『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】
  • 『サブノーティカ2』、「海洋生物を殺害したい」ユーザーと「共生がコンセプト、フィードバックを求める」開発元がゲーム思想を巡ってすれ違う。殺せるようになるModも登場【UPDATE】

Unknown Worlds Entertainmentが2026年5月15日に配信を開始した、海洋サバイバルクラフトアドベンチャー『サブノーティカ2』。そんな同作の「生物」の扱いを巡るスタンスについて、開発と一部ユーザー側ですれ違いが見られるようです。

出てくる生物は倒せるべき!?実際に海洋生物を倒せるようになるModまで登場

『サブノーティカ2』は未知の惑星の海中を探索し、巨大生物などから生き残るサバイバルクラフトアドベンチャー。このゲームで開発元とユーザーとのすれ違いが生じているのは、「生物」の扱いです。

海外メディアRock,Paper,Shotgunの記事にて、本作リードデザイナーのAnthony Gallegos氏は武器を使って海洋生物を殺害するのではなく、そのまま観察するなり、危険生物であるならばそこから逃げるなり、アイテムを用いて誘導して回避するなりの対応がゲーム内ではできるといったことを語りました。

また、同氏は前作で巨大なリヴァイアサンに遭遇したプレイヤーがまず「どうやって殺せば、もう二度と悩まされずに済むか」と考えていた点について言及し、これは開発チームの意図通りではなかったそうです。

同記事によれば、開発元Unknown Worldsの共同創設者であるCharlie Cleveland氏は2012年のサンディフック小学校銃乱射事件を受けて、殺戮を主体としたゲーム制作から離れることを決意したと報じられています。

そのほか、同じ記事でデザイナーのGallegos氏は同作が生物を倒すのではなく共に生きることに重点を置いているところについて、一部のプレイヤーからある程度抵抗の声があることは予想しているものの、「共生」こそがゲームの核であると強調しました。

公式Discordより、「これは殺し合いゲームではありません。殺したいなら『Sons of the Forest』でもプレイしてください」と回答したスタッフ

Steamのニュースページのロードマップ告知などを通じて随時フィードバックを求めていることを謳っている本作。海外メディアGamesRadar+によると、「このゲームではなぜ生物を殺せないのか?」と公式Discord上で尋ねたユーザーに対し、「これは殺し合いゲームではありません。殺したいなら『Sons of the Forest』でもプレイしてください」とスタッフが答えました。

この投稿にはサムズダウンなど否定的なリアクションも集まり、不満を感じたユーザーもいたようです。


Is the "Don't like it? Play something else" response really the way to handle EA feedback?
by
u/VicLeShlag in
subnautica

海外掲示板Redditには「"気に入らないなら、他のゲームをプレイすればいい"という対応は、フィードバックへの適切な対処法と言えるのだろうか?」というスレッドが立ち、「フィードバックを待っているという態度が偽善的だ」「"嫌なら別のゲームを遊べ"という発言は制作者のプロ意識に欠ける」というスレッド主のコメントに賛否両論が集まっています。

スレッドを立てたユーザーは、初代『サブノーティカ』と続編『ビロウゼロ』の両方に存在していた倒せるゲームプレイ要素を削除すれば反発が起きるのはわかっていたはずともしています。「殺してほしくない」としても、ダメージを受けた生物が逃げ出すなど、折衷案を検討できたのではないかともコメントしました。同ユーザーは、リヴァイアサンを「虐殺」して回ったことは一度もないとも言及。作業を邪魔されたときや身を守る時に倒せるようにすれば、同作のプレイ経験はさらに向上すると考えているようです。


Ngl this whole discussion is very funny
by
u/FoxGuy303 in
subnautica

Reddiでは「正直言って、この議論全体がとても面白い」というスレッドも立ち、開発元「早期アクセス開始、皆様からのフィードバックを……」、ユーザー「殺してえ」……(沈黙)という画像も添付。こちらのスレッドにも多くのコメントが集まっている状況です。

そんな中、Mod制作者のDomelll氏はNexusModsにて「Killable Creatures」(クリーチャー殺害可能)というModを公開しました。文字通り導入すると生物を倒せるようになるというもので、Domelll氏は「『サブノーティカ2』から殺す機能が排除されていることに気付いて腹が立った」「サンドボックス型のサバイバルゲームなのに、なぜこんなにシンプルな機能を無くしたのか?」と述べています。

また、「この機能は復活しないし、ゲームのビジョンにも合わないと開発者が言っているのを見て、自分で作ってみようと思ったんです」とも述べており、同ゲームを巡る議論が本Modの制作のきっかけとなったのであろうことがわかります。

海外メディアGamesRadar+は、このModについて「誰かに"他のゲームをプレイしろ"と言うのは、決して良い雰囲気とは言えない」「問題に対して非暴力的な解決策を見つけてほしいという、自分たちのビジョンを貫く開発者の姿勢には敬意を表す」「ありがたいことに、魚を撃ちたいという人たちのために既に適切な妥協点が用意されている」といったことをコメントしました。

こういった動きを受け、日本時間5月19日7時39分にリードデザイナーのAnthony Gallegos氏はこの件について公式Discordチャンネルでコメントしました。同氏によると「あなた(プレイヤー)が本物の武器を手にすることは今後もないです、すみません」とのことです。「きっとModで追加されると思いますが、私たちはプレイヤーを海の支配者にするために、より強力な緩和オプションを提供することにコミットしている」としています。


『サブノーティカ2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)およびXbox Series X|S向けに早期アクセス配信中です。Game Passにも対応しています。

※UPDATE(2026年5月19日17時53分):制作者やRedditのコメントなど、前作に関する言及を追加し補足しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

※UPDATE(2026年5月19日20時42分):Anthony Gallegos氏の最新発言を追記しました。


ライター:ずんこ。,編集:重田 雄一


ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む

編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. 『めっちゃカメレオン』にタイトルまで似せた模倣作がSteamに登場して話題を呼ぶ。一方ひと捻り加えたフォロワー作も現れジャンル化の兆しも

    『めっちゃカメレオン』にタイトルまで似せた模倣作がSteamに登場して話題を呼ぶ。一方ひと捻り加えたフォロワー作も現れジャンル化の兆しも

  2. 『Core Keeper』開発元の新作サンドボックス『KYORA』最新映像!建物ごと崩壊する崖や自由自在なグライダー移動など紹介

    『Core Keeper』開発元の新作サンドボックス『KYORA』最新映像!建物ごと崩壊する崖や自由自在なグライダー移動など紹介

  3. 90年代名作SRPGから影響を受け、2人で約7年かけ作った『神殺しの蒼銀』Steam配信開始!巨大ロボや巨神像も登場する壮大な戦い

    90年代名作SRPGから影響を受け、2人で約7年かけ作った『神殺しの蒼銀』Steam配信開始!巨大ロボや巨神像も登場する壮大な戦い

  4. 『メタルギア ソリッド:マスターコレクション Vol.2』各プラットフォームのスペック情報公開。必要容量、解像度設定、内部解像度、最大内部アップスケールなど

  5. チラズアート新作『Snowed Under | 雪葬』Steam向けに発表!今度は雪かきがテーマで、雪の中から何かが出てくるかも…

  6. 尻を叩いて団地妻の霊を鎮めろ!?ちょっぴりセクシーなホラーコメディ『スパンキング除霊師』7月24日Steam配信へ―69種類のアクション使用可

  7. 【無料公開】“MBTI”ならぬ“DSKB”―自身の隠れた性癖も露わになりそうなドスケベ傾向診断テスト『16 DSKB Types』が話題沸騰中!

  8. 最大4人協力・過酷な終末極寒世界のオープンワールドサバイバル『Permafrost』深堀り新映像公開―日本語対応で10月9日早期アクセス開始予定

  9. 『めっちゃカメレオン』人気ホラゲ『Garten of Banban』コラボマップ実装!再現度高くめっちゃ「バンバン幼稚園」―ゲーム本体は15%オフセール実施中

  10. 『アーマード・コア』に出会い、約8年ソロ開発ハイスピードメカACT『オメガフェネクス』クラファン大成功!1,100万円超支援で全キャラのプロ声優起用など決定

アクセスランキングをもっと見る

page top