【吉田輝和の絵日記】トラウマよ、痛いの痛いの飛んでいけ!少女の心はタイピングで救う『Pain Pain Go Away!』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】トラウマよ、痛いの痛いの飛んでいけ!少女の心はタイピングで救う『Pain Pain Go Away!』

人生の半分以上をインターネットキッズとして生きてきたおじさんのタイピングが炸裂!

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【吉田輝和の絵日記】トラウマよ、痛いの痛いの飛んでいけ!少女の心はタイピングで救う『Pain Pain Go Away!』
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今回は、Lorebardが贈るPC向けタイトル『Pain Pain Go Away!』をプレイ!本作は、心療カウンセラーの主人公が、深い悩みやトラウマを抱えた少女たちを相手にカウンセリングを行い、会話の中から心の傷の原因を探っていく心療タイピング型アドベンチャーです。

タイピングゲームというと、まず『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』を思い出しますね。他には、ゲームセンターで『ルパン三世 THE TYPING』などのタイピングゲームもプレイしていました。

タイピングの腕前は本当に大したことはないのですが、アクションなどのゲームの腕前と比べればまだマシな方なので、ゲームセンターでは、ゲームオーバーにならずに長く遊べるタイピングゲームをよくプレイしていました。

◆ワケあり患者の心をタイピングで救え!

主人公は心療内科のカウンセラー。ただし、他じゃ診せられないワケあり患者だけを取り扱う、言わば裏の心療内科だ。この日もワケありの患者がやって来る……。

物語はエピソードごとに区切られて展開していく。難易度は最初から3段階用意されており、「なるべく背伸びした難易度の方が盛り上がるよ」というアドバイスをいただいた。

冒頭でも触れたように、僕のタイピングの腕前は、せいぜいブラインドタッチができる程度で大したことはない。それでも人生の半分以上をインターネットキッズとして生きてきたという自負があるので、現状の最高難易度であるHARDでプレイ開始だ。

最初の患者は櫻井風々香(フフカ)ちゃん。父母と三人ぐらしの高校生の女の子だ。母親と一緒にやってきたフフカちゃんは、どうやら家出癖があるらしい……というか、お母さんがマシンガンのように喋り続けている。

明らかに母親が原因の家庭内トラブルの予感がするけど、結論を出すのは診察を終えてからだ。

診察で使うのは、このカニ型のカチューシャ……ではなく、最新のカウンセリングマシン「P2GA」だ。「Pain Pain Go Away」の頭文字をそれぞれ取っているのか。日本でいうところの「痛いの痛いの飛んでいけ」的な意味らしい。

診察モードでは、画面端から流れてくる文章をタイピングし、患者と会話を進めていく。初回ということもあって入力する文章は短めなのだが、記事用のスクリーンショット撮影キーも押さなければならず忙しい。

彼女には大事な友達がいることを教えてもらった。少しずつ彼女の心に抱えた問題の核心へと迫っていく。

診察を進めていくと、彼女のトラウマを探るため、diveモードに移行する。昔の体感型クイズ番組みたいな演出が始まったな。

乗り物に乗ってクイズ解くやつっぽくない?

ここからはライフ制となり、テキストが流れ切る前にタイピングしなければならない。どうやらその友達に対し、フフカちゃんはかなり依存してそうだ。流れてくるテキストが痛々しい。

そしていよいよトラウマの正体であるボスが登場する。先程まではテキストが画面右から左に向かって流れていたけど、今度は上から下へとテキストが流れる方向が変わっていく。

ボスといってもやることはタイピング。難なくボスを撃破した。インターネットキッズとしての面目躍如だ。でも結構ミスタイプしていたな……。

診察後のフフカちゃんは、憑き物が落ちたかのような穏やかな表情を見せていた。これがP2GAの力なのか。ママのイエスマンみたいになってるのは気になるけど、これにて診察完了!

診察後の感想を、助手の凛音ちゃんと語らい合う主人公。そしてその2日後、事態は急転する。

フフカちゃんは昨夜、自ら命を絶ったようだ。

あ~、こりゃおじさん、やっちゃったな~。

◆少女の死は終わりではなく、始まりだった

フフカちゃんの自殺はカウンセリング直後だったこともあり、週刊誌やSNSで大バッシングを受け、診療所の評判はガタ落ちしていた。

患者もまったく来ず、助手の凛音ちゃんとカウンセリングの真似事をしてキャッキャする日々を送っていた。そんなある日、新たな患者さんがやって来る。

患者の名前は明智心美ちゃん。彼女は「自分が母親を殺してしまった」と語る。それは診療所というより警察案件なのでは……。ともかくP2AGでカウンセリング開始だ。

心美ちゃんの母親は少々過保護な性格で、心美ちゃんが食べるものや、友達付き合いすらもコントロールしていたようだ。

心美ちゃんには親友がいたんだけど、今はもう亡くなっているようだ。彼女の遺品受け取りに行こうとして母親に止められたらしい。そのとき心美ちゃんは「お母さんなんて死んじゃえ!」と強く願ったそうだ。

なるほど。心美ちゃんは、自分が母親の死を願ったせいで、母親が死んでしまったと思い込んでいるのか。たしかにそんな言葉を母親が聞いていたのなら、ショックで体調を崩すこともあったかもしれない。だが、口に出さず心の中で願っただけなら、母親の死とは関係ないだろう。たまたまだよ!

今回も異形のトラウマとのボス戦だ。

難易度は各エピソードごとに設定が可能で、タイピングをしながらスクリーンショットの撮影もするのは少し慌ただしいので、難易度をnormalに変更した。

それでも結構ミスっちゃってるな。難易度が低いとポイントのボーナス倍率も下がるんだな。そういや心美ちゃんの亡くなった親友って、タイミング的にもやはりフフカちゃんなのだろうか。

フフカちゃんに続き、心美ちゃんの母親も亡くなった。こうして繋がりのある人物が立て続けに命を落とすのは、果たして偶然なのだろうか。少なくとも、心美ちゃんの母親が亡くなったのは、心美ちゃんが願ったからではないのだろうけど。あんまりドヤ顔で推理していると、フフカちゃんのときみたいに変にドヤって恥をかくかもしれないしな。

そういうときはもう黙って微笑んどこ!


初回は3時間ほどでクリアできました。難易度はEp.1以外はHARDでプレイしていました。タイピングの腕前が微妙な僕でも、HARDでなんとかクリアできるくらいの難易度でしたね。

単なるタイピングゲームに留まらず、ミステリー作品を読み進めるような面白さもあり、ストーリーを含めて大いに楽しめました。可愛いキャラデザインから考えられないようなダークなストーリーでしたが……!

本作はマルチエンディング式で、僕は今残りのエンディングを埋めている最中なので、全てを味わい尽くすにはまだまだ時間がかかりそうです!

『Pain Pain Go Away!』は、PC(Steam)向けに発売中です。


ライター:吉田 輝和,編集:キーボード打海

ライター/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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