2026年7月17日(金)~2026年7月23日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。1週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―サイコホラー『Luto』日本語訳がアップデートで改善
Broken Bird Gamesが開発・販売を手がけるサイコホラー・ウォーキングシミュレーター『Luto』に、日本語訳の更新を含むアップデートが7月17日に配信されました。


本作は、悪夢の中で目覚めた主人公が、部屋を歩き回りながら物語を進めていく作品です。気になるものをクリックしたり、特定の場所を訪れたりするとモノローグが表示され、繰り返される日常の中で、スケッチブックや片付けの終わらない荷物、奇妙な電話など、さまざまな出来事に遭遇します。


今回のアップデートでは日本語訳が改善され、より自然で遊びやすい日本語で恐怖体験を楽しめるようになっています。なお、本作では「虐待や不安、鬱、自殺」といったテーマが扱われているため、プレイする際には注意が必要です。『Luto』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|Sにて配信中です。
4位―「50時間以上もプレイした上で、さらにコンテンツ追加求める声が多数」『Mining Merchant』開発者インタビュー
Delayed Victoryが開発し、5月1日にPC向けにリリースされたショップ経営採掘ゲーム『Mining Merchant』の開発者インタビューが公開されました。
本作は協力プレイにも対応しており、プレイヤーはかつて繁盛していた宝飾店を復活させるため、貴重な鉱石を採掘して宝飾品に精錬し、希少な宝石をセットしてお客さんに販売します。昼は採掘、夜は販売というサイクルが特徴で、日本語にも対応しています。


開発者のBarry氏によると、のんびりとリラックスして遊べる協力プレイ対応の採掘ゲームを作りたいと考えたことが、本作のアイデアにつながったとのこと。古いフラッシュゲーム『Motherload』から大きな影響を受けているほか、『デイヴ・ザ・ダイバー』から昼に素材を集めて夜に店を切り盛りする日単位のサイクル、『Schedule I』からクラフトシステムの着想を得たそうです。

リリース後は多くの好意的なフィードバックが寄せられ、特にゲームのボリュームについては、15時間ほど遊んだプレイヤーから「もっと遊びたい」という声が届き、中には50時間以上もプレイした上でさらなるコンテンツの追加を求める声もあったとのことです。
3位―『MGSV:TPP』の「声帯虫」はなぜ唐突だったのか

元記事では、SF作家・伊藤計劃氏の思想が、小島秀夫監督の『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』における「声帯虫」という設定にいかに息づいているかを読み解いていきます。
伊藤計劃氏は2007年に「虐殺器官」でデビューし、「人間は遺伝子という情報の乗り物に過ぎないのではないか」という命題を一貫して作品に刻んだSF作家です。2008年には監督の依頼で『METAL GEAR SOLID 4』のノベライズを手がけるほどの間柄でした。2009年3月、34歳で逝去。翌年発売の『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』では、小島監督が「この作品を伊藤計劃氏に捧ぐ」という献辞を収録しています。

『MGSV:TPP』の「声帯虫」は、「虐殺器官」の核となる「虐殺の文法」と構造的に酷似していますが、決定的な違いがあると言います。「虐殺の文法」は、人間の暴力本能を強制起動させる言語パターンで、聞いた者は抗えません。この暴力の引き金が人間の内側に由来する「内因」である点に対し、「声帯虫」は外から来る寄生虫、つまり「外因」。
筆者は、小島監督は伊藤計劃氏が描いた「人間そのものがどうしようもないのだ」とする「内因」による決定論への絶望を、『MGSV:TPP』にて「声帯虫」という「外因」に置換することで、人間が尊厳を守れる事を主張し応答としたのではないか、と考えているようです。詳細が気になる方は、読み応え満点の元記事ぜひをご覧ください。
2位―カプコン名作アーケード計64本コンプ版が75%オフ

カプコンがSteamにて、名作アーケードゲームを集めた『Capcom Arcade Stadium Complete Pack』の75%オフセールを実施していました。現在、セールは終了しています。
『Capcom Arcade Stadium Complete Pack』は、カプコンのアーケード作品を集めた『Capcom Arcade Stadium』と『Capcom Arcade 2nd Stadium』の追加タイトル全62本を収録したセット商品です。各ソフトの本体は無料でダウンロードでき、最初から『1943 - ミッドウェイ海戦 -』と『ソンソン』の2タイトルも付属しています。

ラインナップには『ストリートファイター ZERO』シリーズや『魔界村』、『大魔界村』など、今なお愛されるカプコンの名作が揃っています。さらに、「巻き戻し」や「どこでもセーブ」といった便利な機能や、当時のアーケード筐体の雰囲気を再現するディスプレイ設定も搭載されています。
1位―任天堂、『パルワールド』関連の特許出願に拒絶査定

2024年から続く任天堂とポケットペアの特許訴訟に関連し、任天堂が出願していたタッチスクリーン向けのモンスター捕獲メカニクス特許について、日本特許庁から拒絶査定が出されました。
この出願に対し、特許庁は先行技術として2013年公開のファンメイドゲーム「Pokemon Generations」のプレイ動画を引用していました。任天堂および株式会社ポケモンはこれに対して意見書を提出し、当該動画はポケモンの著作権を侵害するゲームの映像に過ぎず、技術的開示として不十分と主張しましたが、特許庁は「引用発明における著作権侵害の有無が進歩性判断に影響を及ぼすとの結論には至らない」としてこれを退け、拒絶査定がなされました。
今後の選択肢としては、拒絶査定不服審判の請求、新たな分割申請、または特許取得の断念の3つが考えられるとのことです。
今週最も読まれたのは、任天堂・ポケットペア間の特許訴訟についての記事に。現状では、最新バージョンの『パルワールド』を脅かす特許を任天堂は保有していないようだと海外メディアは伝えています。















