アニメやゲームの定番ジャンルのひとつに「ロボット」があります。創作物のロボットは巨大な搭乗型、意志を持つような自立型、マスコットのような可愛いタイプなど多彩な種類があり、いずれも違った魅力を持っているものです。
ゲーマーのみなさんに古今東西の素敵なロボットゲームを紹介する企画、それが【ゲムスパロボゲーカタログ】です。今回取り上げるのは、2026年9月15日にPC(Steam)でリリースされた『RIG Riot』です。
数千のパーツから最強の愛機を作り上げろ!
『RIG Riot』は、個人ゲーム開発者のSage Boatman氏が手がける3Dローグライクアクションゲーム。同氏はゲーム開発だけでなく作曲も行っており、Steamでは本作のデジタルサウンドトラックも販売しています。
ゲームは2024年にプロジェクトをスタートし、2025年2月に正式発表されました。Steamや公式YouTubeチャンネルで開発日誌を公開するだけでなく、itchi.ioでは早期のプレイテスト版を公開してフィードバックを集めながら開発を進めてきました。
Boatman氏によれば、開発中のビルドはあまりに難しく、それを他の人にも体験して欲しいという思いから公式Discordのメンバー数人向けにテストプレイでビルドを提供。その難しさに苦労するメンバーを見て、自分のゲームで遊んでいることが嬉しく、後日テストプレイに参加したいという多くの要望に答え、公開バージョンを配信したようです。
『アーマード・コア』シリーズと『Risk of Rain』に影響を受けて作られたという本作。プレイヤーは戦闘メカ「RIG」を操作して、だんだん難易度が上がっていくステージ内で発生するミッションをこなして、パーツを集めて機体を強化していきます。パーツは数千種類あり、ビルド次第で戦闘スタイルも大きく変化します。



2026年9月15日のリリース直後から、数度のアップデートで不具合の修正やバランス調整を実施。現在の方針としては、まず不具合の修正を中心に行い、そこから改善や新機能追加を予定しています。計画としては多言語ローカライズ、Steamワークショップ対応のほか、実現できるか不明ですが協力プレイも想定しているということです。


経過とともに難易度が上がっていく
RIGは両手と両肩に武器を装着可能で、それぞれにクールダウンや弾数も設定されています。戦闘中はある程度敵に近づけばロックオン状態になり、銃やミサイルであればある程度は自動的に追尾してくれるので、移動中も攻撃を当てやすい仕様です。スラスターやブーストでの高速移動も可能ですが、エネルギー管理も必要です。
ゲーム内では「RAID(レイド)」と「ARENA(アリーナ)」という2つのメインモードが用意されています。「RAID」は本作の目玉とも言えるモードで、マップ内で次々と発生するミッションをクリアして報酬を獲得しながら、最後に待ち構えるボスを倒すか、途中で脱出することを目指していきます。




ミッションは指定地点の敵の殲滅、一定時間の耐久、物資の配送などがあり、クリアすれば報酬箱から通貨代わりの「スクラップ」と「パーツ」、そしてレイド中に適用される「強化アイテム」を獲得できます。強化は武器性能アップと機体にバフをかけるものがあり、いずれも強力な効果を秘めています。多弾数の武器に追加効果を乗せるなど、驚くようなシナジーを発揮することもありますよ。
レイドは難易度によって時間経過、もしくはミッション達成で難易度が上がっていきます。また、いくつかのミッションをこなすと中ボス機体が登場し、さらに最後にはステージでのボスとの戦いになります。さらに、ステージ内には強敵と戦うチャレンジも用意されています。




もし途中で撃墜されてしまえば、そこまで獲得したパーツやスクラップの大半を失ってしまいます。レイド中は時間経過で途中で脱出もできるようになるので、難しいと思ったら撤退することも考えましょう。マップ内には体力や弾薬回復スポットもあるので、状況に応じた判断も重要です。



パーツの組み合わせは無限大!
ガレージでは、これまで獲得したパーツを組み合わせて自分だけのRIGをカスタムできます。ゲーム内では最初にプロフィールを作る際に軽量級から超重量級までの初期機体を獲得できるので、自分の好みの戦闘スタイルで選択しましょう。プロフィールは複数作ることも可能です。
パーツは頭部・胴体・腕・脚部・ブースターなどの8箇所を変更でき、重量などの制限内で自由に組み合わせられます。また、武器も両腕と両肩4箇所でそれぞれ装備できますが、こちらも武器コスト制限があり、機体パーツによって変動していきます。もちろん、機体の色変更も可能です。




機体パーツはレイドやアリーナ報酬で獲得できますが、武器はメインメニューのアーマリーからスクラップを消費してアンロックする必要があります。武器は新たなステージ到達で種類が増えていくほか、各ステージに1つずつ落ちている隠しアイテムを拾うことでも増えていきます。
武器は銃やミサイルのほか、サーベルやパイルバンカーなどの近接、レーザーや火炎兵器なども用意されています。機体パーツで得意な戦闘距離も大きく変えられますし、レイド中に獲得できる強化アイテムとの組み合わせ次第で、驚くほど強力な効果を発揮するものもあります。





さらに、機体パーツはスクラップで消費することでModを装着することもできます。Modは純粋にRIGの性能を底上げするので、お気に入りのパーツをより強化できます。もちろんトレーニングルームもありますし、細かい機体スペックも見られるので、本作のカスタマイズはかなり遊びやすく楽しい要素です。



最強を目指すアリーナを制せよ!
もうひとつの「ARENA」は、その名前の通り競技場で他のRIGとバトルして勝利を目指すモードです。勝利することで自分のランクが上がっていき、どんどん上位ランカーと戦いながら頂点を目指していくことになります。
このモードでは、レイドのようにミッション中に獲得できる強化アイテムがないため、純粋にRIGの装備が試されます。当然ですが高耐久の相手と戦うときに、こちらのパーツの種類やModが揃っていないのに正面から戦おうとすれば苦戦は必至です。何度でも挑めるので、まずは戦って相手の特性を学ぶことも大切です。



こちらの有利な点としては戦闘ステージを選べることで、上手く利用すればかなり状況良く戦うことができます。筆者は強力なミサイル攻撃をしてくる相手に苦戦していたのですが、屋根付きの狭いステージだと、相手のミサイルの片方が天井に当たって無効化されることを発見し、なんとか勝利できました。
アリーナでも勝利すれば報酬でスクラップとパーツを獲得できます。対戦相手によっては入手できるパーツの種類も決まっているので、欲しいパーツがあれば何度も挑むこともできます。また、アリーナのステージにも隠しアイテムも用意されています。戦闘勝利後に自由に動けるので、ぜひとも探しましょう。




ガレージではロードアウトの保存もできるので、レイドとアリーナ用にカスタマイズを変更することもできます。なお、アリーナの対戦相手には、しっかりとキャラクターの経歴なども書かれているので、こちらを読むのも楽しみかもしれませんね!


ローグライクアクションとして『RIG Riot』は、プレイヤーの好みに合わせた細かなカスタマイズを楽しめる作品です。機体のパーツは本当に個性豊かで、パーツを1ヶ所変更するだけで、機体の使い心地が大きく変わることも珍しくありません。
レイドとアリーナで求められる性能も異なり、特にレイドは高低差のあるマップが多いので、ジャンプやブースト性能は高めの方が遊びやすい印象です。もちろん機動力が低くてもマップにジャンプ台などの設備はあるので、高耐久・高火力にこだわりたい!という人でも問題なくプレイできます。


現時点では日本語には対応していませんが、わかりやすい機体性能表示などのおかげで、カスタマイズで困る点はほとんどありません。アリーナの対戦相手の経歴などもユニークなので、いつか日本語にも対応することを期待したい部分です。『RIG Riot』は、PC(Steam)向けに配信中です。











