モンスター娘たちを惚れさせるのは勇者のたしなみです!?「不思議のダンジョン」系国産伝統的ローグライク『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』【げむすぱローグライク/ローグライト部・第57回】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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モンスター娘たちを惚れさせるのは勇者のたしなみです!?「不思議のダンジョン」系国産伝統的ローグライク『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』【げむすぱローグライク/ローグライト部・第57回】

珠玉のローグライク/ローグライトを紹介する特集。第57回は国産伝統的ローグライク『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』をご紹介します。

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モンスター娘たちを惚れさせるのは勇者のたしなみです!?「不思議のダンジョン」系国産伝統的ローグライク『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』【げむすぱローグライク/ローグライト部・第57回】
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自動生成やパーマデス(一度死ぬとすべてを失う)など、さまざまな要素が絡み合い、何度遊んでも楽しむことのできるゲームジャンル「ローグライク/ローグライト」。今回の「げむすぱローグライク/ローグライト部」第57回では、 NEKOTOKAGE GAMESが開発・販売(ニンテンドースイッチ2版はわくわくゲームズが販売)を手がける伝統的ローグライク『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』をご紹介します。

『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』とは

本作は、2020年に発売された『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~』のグラフィック・システム面を一新したリマスター版。内容を一言で言ってしまうならば「不思議のダンジョン」シリーズを模倣した伝統的ローグライクです。ゲームパッドに最適化された操作系統、後戻りができないダンジョン、限られたインベントリを使ってアイテムを取捨選択するリソース管理などの部分は、ほぼ「不思議のダンジョン」シリーズのクローンと言ってよいでしょう。

しかしながら、本作は単純なクローン作品ではありません。本作最大の特徴は、主人公を除くキャラクターがすべてモンスター娘という点です。異世界に飛ばされた主人公が降り立ったのは、NPCも敵もみなモンスター娘だったのです。

NPCのスライムや、商人のたぬきちもモンスター娘です。商人の衣装の張り付き具合が凄すぎる。

……それはともかく、主人公は元の世界へ戻るために「帰還の塔」を目指し、そこで待ち受ける「力の宝珠」を持った魔王を倒すことが目的です。ゲーム自体はグリッド性のランダム生成マップを踏破しつつ敵を倒し、アイテムを集めていく方式で、「不思議のダンジョン」シリーズのプレイ経験があれば本作を問題なく遊ぶことができるでしょう。

本作のゲームシステムにおける特徴の1つが、「登場するすべての魔物娘を仲間(仲魔)にできる」という点です。敵モンスター娘には好感度が設定されており、それが3以上で特定の条件を満たす(相手がスライムならば攻撃をせずに数ターン攻撃を耐えるなど)とそのモンスター娘は主人公の「仲魔」となります。

仲魔となった魔物娘は主人公に同行し、主人公と同様に敵への攻撃を行い、経験値が溜まるとレベルアップもします。多くの魔物娘はそれぞれ固有の特殊能力を持っており、フェアリーであれば倍速移動、ワーウルフであれば力溜め・吹き飛ばし攻撃を使用します。こうして魔物娘たちの力を借りていくのが本作の攻略の基本となります。

さらに手持ちのアイテムや床落ちアイテムを仲魔となった魔物娘に与えることで、さらに親密度を上げることができます。親密度を3まで上げると仲魔と別れる際に拠点に移動させることができ、拠点で登録することで永続的に仲魔とすることができるほか、4まで上げることで行動パターンの変更が、6まで上げることで使用する技の有無を切り替えることができます。本作では多くの魔物娘に「成長限界」が設定されており、序盤で仲魔にした魔物娘は中盤以降強さについていけなくなるケースが多いので、一旦別れる際に拠点送りにできるかそうでないかは重要です。なお、同時に仲魔にできる魔物娘は基本では2人です。

「不思議のダンジョン」本家の『トルネコの大冒険3』でもモンスターを仲間として進める「ポポロ編」がありましたが、ポポロ自体の行動・装備は大幅に制限されていたのに対し、こちらの主人公はトルネコと同様あらゆる行動・装備ができます。その代わり仲間モンスターの数は2体と少ないですが、この程度の方がコントロールが効きやすくバランスが良い印象です。また、『トルネコ3』ではモンスターが仲間になるかどうかはレベルと装備と運次第でしたが、本作ではほとんどの魔物娘を一定条件を満たせば確実に仲魔にスカウトできるので、理不尽さは少ない印象を持ちました。

「アルファ・モンスター」たちとの戦いに勝利してレア装備をゲットせよ

もう1つ本作を象徴するシステムが「アルファ・モンスター」と、そのモンスターが落とすレア装備です。ダンジョンにはたまに「悪い雰囲気がする」階層があり、その階層には強力な「アルファ・モンスター」が生息しています。

「アルファ・モンスター」は周辺のモンスターとはけた違いの攻撃力と耐久力を持ちますが、杖などを駆使して倒すと特殊な接頭辞の付いた武器または防具を確実にドロップします。

これらの武具には接頭辞に従った特殊効果と、さまざまなボーナス効果が付与されています。これらの効果は合成システムで引き継ぐ「印」とは別物なので、こうした装備は装備のベースの筆頭候補となるでしょう。また、一定ターンごとに発動可能なスキル印が込められたものもあります。

なお、ランダムドロップした武具の常として呪われているケースもあり、必ずしも今の武具より強いとも限らない場合もあるので注意が必要です。万が一に備えて武器・防具強化の書や解呪の書を持ち歩くか、あるいは状態異常を回復する「癒しの杖」(HP回復の「回復の杖」ではない)をアイテムに振っておくと呪いが解除できるので、これらの解呪手段を持ち合わせておくに越したことはないでしょう(筆者は呪い装備を解除できず武具が貧弱すぎて1敗を経験)。

なお、アルファ・モンスターを水路の上で倒すと水の中に装備が落ちてしまい、水上を歩行する手段や「引き寄せの杖」でもない限り悲しいことに回収不可となるのでご注意ください(筆者は初見のアルファ・モンスター相手にこれをやった)。

本作は「マゼルン」や「バブリン」相当のモンスターはいませんが、フロア内にごく稀に配置される「民家」にてアイテムの合成ができます。また「合成のポーチ」を使用しての武具合成(異種合成含む)も可能です。これらのシステムを駆使してレア装備をベースに印を付けて行ってもいいし、あるいは空き印数の多い汎用装備に印をたくさん埋め込んで自分なりの武具としていくのもいいでしょう。

中盤以降になると、「特定のアイテムを要求する」「仕掛けてくる状態異常を一定回数無効化する」といったなかなか条件を達成するのが難しい魔物娘たちも現れてきます。こうした魔物娘たちは勧誘条件が難しい分、仲魔としたときの戦力としても強力です。

モンスターによっては「力比べ」(規定時間内にコマンド入力をこなすミニゲーム。主人公と敵の力の差で難易度が変わる)を仕掛けてくることもあります。いやこれはただの力比べですよ。やましいことなんて何もありませんよ。

こうして集めたモンスター娘を拠点で自由に編成することもできるため、本作は「クリーチャーコレクター」としての一面もあります。Gotta catch 'em all!

また、本作には気楽に遊びたい人向けの「カジュアル」難易度も用意されています。カジュアルモードでは倒れてもリスタートできる、アイテムがすべて識別済み、強力な武器や仲魔もダンジョンに持ち込めるなど、文字通りのカジュアルプレイが可能になります。もちろんそういった救済措置が用意されない「ローグライクモード」もありますし、武具や仲魔の持ち込み可能ダンジョンにあえて持ち込みを入れない素潜りプレイもできます。遊び方の幅は非常に広いといえるでしょう。

エンドコンテンツには最大1,000階層もの冒険が用意されているという本作。価格も手ごろなので、国産ローグライクを求めている方は遊んでみてはいかがでしょうか。


『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~ Remastered Edition』は、PC(Steam/DLsite)/ニンテンドースイッチ2向けに配信中です。

《ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》


ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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