2012年夏にKickstarterが始動し、今年1月7日にいよいよ予約受付がスタートしたVRデバイス「Oculus Rift」。昨年5月には推奨スペックも公開されていましたが、ユーザーにとっては価格設定も気になるひとつのポイントではないでしょうか。今回の「海外ゲーマーの声」では、「Oculus Riftの値段が判明したけど、他のVR機器はこれより高くなると思う?安くなると思う?」と題された海外フォーラムスレッドに寄せられたコメントを紹介します。
製品版「Oculus Rift」の本体価格は599ドルと設定されており、国内からの購入では9万4,600円となかなかのお値段になります。送料や税金によって地域毎の差は出るものの、海外ユーザーにとってもこの価格設定は注目の的となっていたご様子。「HTC Vive」や「PlayStation VR」「Gear VR」と言った他VRデバイスにも興味が当てられており、「PS VRは500ドル(約6万円)くらい。それ以下になったら損失は免れない」「Viveは699ドル(約8万円)、PSVRは499ドルになるかな。PS VRのVR体験はそこそこのものになるだろう。Viveにはちょっとしたオマケもついて、“超ハイエンド品”を求める人達の主流になると思うね」と言った予測が立てられています。
リリースが待たれるVRデバイスとして横並びにされるこれらの機器ですが、「PS VRは、1000ドル以上のコストがかかるゲーミングPCで動くような600ドルのVRデバイスを求めるユーザーを対象としてないと思う」と、カスタマー層を鑑みたコメントも寄せられています。別のユーザーからは「目下のターゲットとなるのは“新しもの好き”や“ハイテク愛好家”。新鮮で刺激的なものに多額を投じられるような人々だろう」と言った声も。
このような意見の中から、「PS VR」はおおむね400ドル~500ドル、「HTC Vive」は600ドル~800ドルほどの価格帯になるとの意見が集まっていました。新たなゲーム体験を提供してくれるであろうVRデバイスですが、ゲーマー達に求められる環境や価格設定が明かされてから、いよいよ新時代に向けて動き出す時が来ると言えるのかもしれません。
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