吉田輝和のTGS絵日記、最終回はMyDearestが贈るOculus Rift/Oculus Go/HTC vive/PSVR向けソフト『東京クロノス』のプレイレポートをお届けします。
本作は無人の渋谷を舞台に、8人の少年少女たちが織りなすVRミステリーアドベンチャー。今回の試遊では、物語のプロローグと思われるパートをプレイ出来ました。
主人公が目を覚ますと無人の渋谷に立っていたシーンからゲームが始まります。
VRでノベルタイプのアドベンチャー……アリだな!
本作は、会話ウインドウが表示されるタイプのテキストアドベンチャーゲームで、試遊した限りではアクションシーンなどはなく、ボタンを押して読み進めていく。
プレイ前は「VRで文字読むのってしんどくない?」と思っていたのだが、右を向けば右に、左を向けば左に会話ウインドウが追尾されるので、ダラーッとしながら楽な姿勢で読める利点があった。
ゲーム中に「ビルの上に人が居る」と言われ、実際に辺りを見回してビルの上の人を探すというシーンがあるのだが、こういう演出もVRならではで楽しい。こう言った視線誘導だけでもイベントシーンの発生・分岐など様々な事が出来そうで、VRタイプのテキストアドベンチャーゲームに無限の可能性を感じる。
本作も2019年春の発売までまだ期間があるので、ここからどのようなギミックが追加されていくのか非常に楽しみだ。
新しい扉よ!開け……!どのキャラが好きですか?
今回の試遊では主人公を含めた4人しか登場していなかったが、この後は合計で8人の少年少女が登場するようだ。
ちなみに僕が一番可愛いと思ったキャラは、神谷才ちゃんで……ってあれ?
男子の制服を着ている……?という事は……つまり男の子。
いや、CVの朴王路美さんは少年役も多いがボーイッシュな女性役だってやっているし、女の子である可能性は捨てきれないぞ!男の子だった場合は、おじさんの新しい趣味の扉が開く事になってしまうのか……!
余談だがゲムスパの中の人は、生徒会書記で眼鏡キャラの両角愛ちゃんが一番可愛いそうだ。この子の好きな理由なんて別に聞いてないのに「なぜって眼鏡かけてるからですよ!眼鏡!あと僕はこういう真面目そうな子に正座させられて怒られたいですね!」といきなり言ってきてリアクションに困った。
5回に渡ってお届けしたTGS絵日記ですが、今回で終了です。TGSの2日前に急遽参加する事が決まって、強行軍でバタバタしてましたが、特にトラブルもなく無事終えられました。
それにしてもTGSの2日前に突然誘うGame*Spark編集部も凄いけど、それに対応出来た僕もなかなか凄いのではないかと思いました(ただ暇なだけ)。一般の方は参加できないTGSのビジネスデーに参加できたのは貴重な経験だと思います。
あとゲームイベントで関係者ヅラが出来て非常に気持ち良かったです!(うっとり)
Game*Spark編集部や、今回絵日記を書く事を了承してくださったゲーム会社の皆様には感謝してもしきれません。また、こういう機会があれば読者の皆様にプレイ絵日記をお届けしたく思います。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営している。