【吉田輝和の絵日記】地球最後の日、どうやって過ごす?誰と会い、何をするか。地球滅亡までの一週間をゆるゆる過ごす探索型ADV『ペンギンウォーズ』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】地球最後の日、どうやって過ごす?誰と会い、何をするか。地球滅亡までの一週間をゆるゆる過ごす探索型ADV『ペンギンウォーズ』

もしも地球最後の日が来たら……お気に入りのゲームを遊ぶか積みゲー崩しか、迷いますね。

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【吉田輝和の絵日記】地球最後の日、どうやって過ごす?誰と会い、何をするか。地球滅亡までの一週間をゆるゆる過ごす探索型ADV『ペンギンウォーズ』
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今回は、しゃちクマずが手掛けるPC向けタイトル『ペンギンウォーズ』をプレイ!本作は、地球が滅亡するまでの一週間を過ごす探索型アドベンチャーです。

「地球最後の日は何をしますか?」なんて質問ってよくありますよね。家族や大事な人と一緒に過ごしたり、ヤケになって犯罪行為に走ったりと、人によって様々だと思います。僕はまあ、インフラが止まっていたら、悪さもせず漫画でも読んで過ごしている気がします。

悪さをしないなんて善人ぶるわけではありません。僕は体力がある方じゃないし、人に対する暴力にも慣れているわけじゃないので、より強いヤツに返り討ちに合う自信があるからです!

◆残り一週間の命の始まり

地球は彗星によって一週間後に滅亡する。そう決まっていた。

それが観測されたのは、今から一年前のことだった。地球に落ちたその彗星は、謎の生命体が付着している、もしくは生命体の集合体であり、落下の衝撃で地球に大きな被害をもたらしていた。

「ペンギン型の彗星?可愛いからいいじゃん!」と思うかもしれないけど、僕らがよく知るペンギンとは似て非なるモノだ。核の高温にも液体窒素の低温にも耐え、食事や排泄は一切必要とせず、無性生殖で単独増殖するらしい。つまり、人類にはどうにも出来ない恐ろしい存在なのだ。

滅びるのを待つしかないこの地球で、残された一週間をどう過ごすか、それが目的だ。

こちらが主人公の少女・こころちゃんだ。朝ご飯を食べてだらだらしているうちに寝落ちし、夜に目を覚ますといった怠惰な生活を送っている。

突然「来週には地球が滅んでます」なんて言われたら大慌てだけど、猶予期間があるなら会いたい人にも会いに行けるし、食べたい物も食べられるし、心残りは漫画の最終回くらいだな。

こころちゃんが残された一週間で、何を見てどう過ごすかはプレイヤーの選択次第。気になる場所にカーソルをあわせて選択すると、対象を調べたり、行動したりできる。

そのまま電気を消して眠れば、何もしないまま一日が終わる。そう、普段の僕のように……!

寝室を出ると、トイレとお風呂にも行ける。地球滅亡を前にしても、最低限のインフラはまだ生きているようだ。

家を出ると、コンビニや書店などのいくつかのスポットに行ける。各場所には顔見知りの書店員さんや、コンビニの前で突っ立っている男性、ベンチに座ってほのぼの夫婦喧嘩をしている老夫婦などがいて会話ができる。

「1999年に人類が滅亡するって予言、今が2026年だから、人類史から見ればニアミスだよね」なんて地球滅亡ジョークが飛び出してちょっと笑ってしまった。確かになあ。

この日は、書店員のリンゴさんとお話して、今も開いているであろうBARを紹介してもらって帰路につく。

コンビニの前の男性は話しかけてほしそうにしているけど、一日に話し込める人は一人だけ。誰と話して誰と話さないかを選択しなければならないのだ。また後日ね。

次の日は、リンゴさんに紹介されたBARに行ってみた。

お酒は嫌いではないけど、一人のときに飲むほどではないし、ビールとチューハイくらいしか飲まずに生きてきたので、お酒の種類が全くわからない。BARに行くとハチャメチャに困ってしまうだろう。

こころちゃんは結構イケる口なのか、シャレたお酒を飲み、これまで人と深く関わらずに生きてきたことや、母親と喧嘩別れしたことを喋ってしまっていた。

マスターとの会話をきっかけに、母親に電話をかけ、お互いの心のわだかまりがとけていく。もしマスターと母親についての話をしなかったら、もしこの日に別の人と話すことを選択していたら、母親と和解はできないまま最期を迎えていたのだろうか。そんなIFを見てみたい気も、見たくない気もする。

自宅のベランダからは、多くの家に明かりが灯っているけど、実際にはその3分の1ほどしか人は住んでいないようだ。それでも、その3分の1の人たちが、この町で最期の生活を送っている。

テレビを点ければニュースが流れているし、BARのマスターは今日も店を開けている。トイレやお風呂の水、電気といったインフラも生きているし、それぞれの人たちが、最期の時まで自分の仕事を全うしようとしているのに思わずグッときてしまった。

僕も、誰かのために、誰が見ているかはわからないけど、地球が終わるその日まで自分の仕事を全うしよう。

ゲームをプレイする仕事を……!


1周目は1時間半ほど、トータルで8時間ほどプレイしました。地球の最期を迎えても、ペンギン彗星がいったい何なのかは明かされないため、周回が前提になっています。

ビジュアル、BGMともに素晴らしく、地球滅亡寸前の儚さ、エモさがしっかり描かれていました。要所要所でヌルヌル動くアニメーションもあり、短編ながら満足度は高かったです。

グラフィックの雰囲気や題材にグッと来た方ならハマると思います!

『ペンギンウォーズ』は、PC(Steam)向けに発売中です。



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ライター:吉田 輝和,編集:キーボード打海

ライター/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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