『リングフィット アドベンチャー』スペース感やゲーマー心をくすぐる要素に迫るプレイレポ 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『リングフィット アドベンチャー』スペース感やゲーマー心をくすぐる要素に迫るプレイレポ

本日18日に発売されたばかりの『リングフィット アドベンチャー』を開店と同時に購入し、朝一番で体験! そのプレイ感や本作の特徴などをレポートとしてお届けします。

連載・特集 プレイレポート
『リングフィット アドベンチャー』を朝一でプレイしてみた! スペース感やゲーマー心をくすぐる要素などをお届け【プレイレポ】
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◆運動を習慣化してくれる「アドベンチャー」モード



『リングフィット アドベンチャー』で遊べるモードはいくつかありますが、フットネスの継続を後押ししてくれそうなのが「アドベンチャー」です。これは、ファンタジー世界の冒険を通じてアクションやRPGといった要素が楽しめる、長期間のフィットネス・プログラムとなっています。

闇のオーラを放つドラゴン「ドラゴ」を時はなってしまった主人公は、リングコンのような形状をしている「リング」と共に、世界を守るための冒険へと出発。その冒険の過程は、アクション要素のあるステージと、RPGのターン制バトルで描かれます。



最初のワールド「はじまりの場所」では、2つのコースを経て、ボスが待つ場所を目指します。レッグバンドが反応するように足踏み(音や振動が気になる方は、屈伸で判定するサイレントモードがお勧め)しながらコースを進んでいくと、扉が行く手を遮るので、手に持ったリングコンを押し込んで「空気砲」を発射! この空気砲で箱などを壊すこともできますし、リングコンを押し込む感触もなかなか楽しいので、ついつい連射してしまいます。



また、リングコンを下に向けて押し込むと、空気砲の反動でジャンプ。このアクションで段差を超えられるだけでなく、押しっぱなしにすると滑空状態となり、より遠くまで飛ぶことができます。ちなみに、空気砲を撃つことで使用するゲーム内のリソースはないので、気軽に連射できます。唯一消費するリソースは、プレイヤー自身の体力や筋肉のみです。

この他にも、リングコンを引っ張ってコインを吸い込むこともでき、道中はこのリングコンを押したり引いたりを繰り返します。その間、足踏みor屈伸を続けているので、適度な運動設定でも心地よい疲労感を覚えるくらい、身体を使いました。


そしてコースの道中では、敵と遭遇することも。この時、足踏みはいったんお休み。ずっと走り続けているのも大変なので、ちょっと助かります。ですが、敵との遭遇も無論フィットネスの一環。足踏みとは違う筋肉を使って、敵とのバトルに立ち向かいます。


敵への攻撃はフィットスキル(色々な運動)で行い、例えば「スクワット」なら、腰を落として戻すことで、敵にダメージを与えることができます。こちらのパワーが視覚化されていることもあり、身体を酷使する運動と敵への攻撃が連動すると、ある種の手応えを実感するほど。身体を動かして敵を倒すのは、なかなか楽しい体験です。


また敵の攻撃は、腹部に当てたリングコンを押し込む「腹筋ガード」でダメージを軽減。与えるダメージや受けるダメージはしっかりとRPG的なので、油断はできません。しっかり運動することで与えるダメージは増え、受けるダメージは減らせるので、思わず力が入ってしまいます。


こうして敵を倒したり、コースをクリアすることで経験値が溜まり、一定以上になるとレベルアップ。ステータスが向上するほか、新たなフィットスキルもゲット。キャラクターが成長していく要素はプレイの継続に繋がりますし、ついついレベル上げに励みたくなるゲーマー心がくすぐられます。また、実際に身体を動かしているので、微々たるものかもしれませんが、プレイヤーのステータスも上がっているに違いありません。


ワールドの最後に待ち構えているボスを撃破すると、次のワールドへと進めます。ちなみにこのアドベンチャーモードは、1日30分程度遊んだとして、約3ヶ月ほどのボリュームがあります(運動負荷の設定で変動)。目標があると運動も継続しやすいので、このアドベンチャーモードの活用で運動が習慣になっていくことでしょう。





今回はアドベンチャーモードを中心に紹介しましたが、『リングフィット アドベンチャー』に収録されているモードは他にもあります。モードのひとつ「お手軽」では、大胸筋や三角筋など各部位を集中的に鍛えたり、「モグラたたき」のようなゲーム形式でプレイするものなど、数多くのフットネスを用意。


また、好きな種目を自由に組み合わせて運動する「カスタマイズ」や、スイッチを起動せず、動画やテレビ番組などを見ながらリングコンを使ったトレーニング「ながらモード」などもあり、好みのスタイルでフィットネスを楽しむ要素が揃っています。

ある程度のスペースは欠かせませんが、状況や環境に合わせた調整も可能。ゲーム感覚で継続しやすい「アドベンチャー」や、自分なりのやり方で楽しむ様々なモードも用意されている『リングフィット アドベンチャー』。ウォーミングアップやクールダウンも促してくれるなど、運動不足の身には至れり尽くせりといった感触でした。


ゲームを、そして人生を楽しむにあたって、健康は非常に重要な要素です。その健康の維持も、出来れば楽しみながら支えたいもの。『リングフィット アドベンチャー』は、そんな贅沢な望みに応えてくれる1本となりそうです。

『リングフィット アドベンチャー』を朝一でプレイしてみた! スペース感やゲーマー心をくすぐる要素などをお届け【プレイレポ】

《臥待 弦》
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