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【吉田輝和の絵日記】『幻影異聞録#FE Encore』バトル中でも観客いっぱい!歌って踊って敵を殲滅

吉田おじさん曰く『幻影異聞録#FE Encore』は、『ペルソナ』っぽい世界に『ファイアーエムブレム』のキャラが登場するアトラス製RPGなのだとか。

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今回プレイするのは、任天堂が贈るニンテンドースイッチ版『幻影異聞録#FE Encore』。『ペルソナ』『女神転生』シリーズのアトラスと、30年近く続いているSRPG『ファイアーエムブレム』シリーズがコラボした本作は、少年少女が“芸能”を武器に敵と戦うRPGです。

本作では、2015年に発売されたWii U向けソフト『幻影異聞録#FE』に、コスチュームやストーリーなどの新要素が追加されています。

Wii U向けソフト『幻影異聞録#FE』は発売当時プレイしてみたかったのですが、忙しくて結局未プレイのままでした。


これまでネタバレを踏まないように一切の情報をシャットアウトしていました。

覚醒!ミラージュマスター誕生



舞台は現代の平和な東京。だがその裏では、異世界からの侵略者ミラージュの魔の手が迫っていた。これはミラージュに対抗する力を手に入れた少年少女たちの物語……。

本編開始前に、イージー・ノーマル・ハードの3段階ある難易度を選択する。そして次は、ヒロインの織部つばさが私服時にメガネをかけるか否かの選択だ……って、え?なにそれ?


まさに僕得な選択。

もちろんメガネをかけていただきます!



主人公蒼井樹は、たまたま立ち寄ったアイドルオーディションの会場で、幼馴染の織部つばさを見つける。しかし、つばさはオーディション中にミラージュと呼ばれる謎の存在により、異空間にさらわれてしまう。


樹もすぐに後を追うのだが、ミラージュに捕まり絶体絶命!

その時……!


樹の胸から光の玉が輝きだす。その光の玉は「パフォーマ」と呼ばれる、人の心に宿る表現力の結晶だ。

パフォーマをミラージュにぶつけると、ミラージュは異形の剣士に姿を変える。正気を取り戻した異形の剣士は樹に協力してくれるらしい。

こうして樹はミラージュマスターとして覚醒し、戦う力を手に入れたのだ。

こういうのはお約束だから突っ込むのは野暮だけど、よく光の玉の使い道、すぐにわかったよなあ。


僕ならパニックになって10分くらい騒いでると思うわ……

ミラージュの力で変身。ステージで戦え!



その後、同じようにパフォーマを使ってつばさを助け出す。先程までつばさを捕らえていたミラージュは正気を取り戻し、女性の騎士に姿を変えた。

異形の剣士の名前はクロム、女性騎士はシーダ。2人とも『ファイアーエムブレム』シリーズのキャラクターだ。同シリーズのファンである僕のテンションは急上昇だ!

クロムとシーダの力が樹たちに乗り移る。何故か王子様やお姫様みたいな姿に変身して、バトルスタートだ!

バトルは何故か大勢の観客が見守るステージの上で行われる。


バトルでは、敵に対して通常攻撃やスキルによる攻撃が可能。武器やスキルにはそれぞれ属性があり、敵の弱点属性で攻撃すると、大ダメージを与えられるほか、仲間との連携攻撃が発動する。

スキル名が『女神転生』シリーズと同じだったり、バトルシステムが『ペルソナ』シリーズ風だったり、アトラスのRPGファンには嬉しいところ。


また、バトル中に貯まるSPを消費して発動する「スペシャルパフォーマンス」のほかに、特定のスキル使用時にランダムで発生する技「アドリブパフォーマンス」がある。


発動するとキャラクターのコスチュームが変わり、ミュージックビデオ風のムービーが流れ出す。そしてキャラクターは、プレイヤーが指示したはずの行動をせずにアドリブでパフォーマンスを行うのだ。


アドリブが効きすぎるにも程があるぜ!

えっ、私がアイドルに?芸能事務所所属!



つばさを救出して現実世界に戻ると、敵対ミラージュと戦う組織「フォルトナエンタテイメント」に勧誘される。表向きは芸能事務所なのだが、樹たちと同じくミラージュマスターとしての力を有した者達が所属している。

「なんで芸能事務所?」と思っていたのだが、古来より芸能というものは演者の身に神の力を降ろすことを目的としており、歌やダンスなどの芸術を磨くことは、ミラージュマスターとしての力を磨くことに繋がるらしい。


同事務所に所属する赤城斗馬はヒーローに憧れる活発なキャラだ。そんな彼のパートナーは、いかにも熱血系のミラージュだ。

主人公の樹のパートナーは王道な剣士で、つばさのパートナーお淑やかな女性騎士。どういう基準でパートナーが選ばれるのかは不明だが、自分と似たような性質のミラージュが選ばれる傾向にあるのかもしれない。


僕だったらおっさんのミラージュがあてがわれるのかな。やだな……


ともかく芸能事務所に所属することになった樹とつばさ。ここから自由に行動出来るようになる。東京全体のマップから行きたいエリアを選択して移動する。


街にはショップやカフェなどの施設があり、衣装やアイテムが購入出来る。


ショップで購入した衣装はバトル中に反映されるので、お洒落にキメて挑もう。


なお現実の僕は、同じようなパーカーしか買っていない……

ノーマルでも骨太バトル!初心者向け難易度も完備



基本的に、東京の街とダンジョンを行き来しながらゲームを進めていく。ダンジョンは広い上に、ギミック満載なので、やりごたえはかなりある。


ダンジョン内に徘徊している敵と接触するとバトルが始まる。ただ、敵は斬りつけることで気絶させられるので、バトルせずに進むことも可能だ。


バトルは、ノーマル難易度でも結構手強い。前述した「弱点攻撃から連携攻撃」は敵も使ってくるので、レベルが低いとあっという間にやられてしまう。

難易度はいつでも変更出来るので、難しいと感じたらイージーに下げるのもいいだろう。イージーでも全滅してしまった場合、さらに低難易度のフレンドリーが解禁されるので、どうしてもバトルに勝てない人はこれを選ぶといいだろう。


今のところ誘惑に負けずにノーマルで頑張ってるぞ!(別に威張れることではない)


「アトラスと『ファイアーエムブレム』のコラボってどんな感じなんだろう」と思っていましたが、基本の部分はアトラス製RPGの要素が強く、乱暴に言ってしまえば「『ペルソナ』っぽい世界に『ファイアーエムブレム』のキャラが登場するアトラス製RPG」といった感じでした。

クロムやシーダといった『ファイアーエムブレム』のキャラクターの姿が、本作向けにリファインされているところもファンには嬉しいポイントです。

ただ、ダンジョンは、序盤から複雑になっていて右往左往してしまいました。ダンジョンのスイッチ切り替えなどのギミックが、単純に面倒に感じてしまったのが残念です。

また本作は、新しいストーリーやコスチュームのほかにも、ロード時間の短縮や演出のスキップ機能も追加されており、格段にプレイしやすくなっています。

WiiU版を未プレイの人はもちろん、すでにクリア済みの人も新鮮な気持ちで楽しめると思いますよ。

『幻影異聞録#FE Encore』は、ニンテンドースイッチを対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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