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サイバーパンク・スパイアクションソリティア『The Solitaire Conspiracy』の魅力に迫る!中毒性の高さがたまらない【デジボで遊ぼ!】

サイバーパンク・スパイアクションの世界を舞台にした新作ソリティア『The Solitaire Conspiracy』のプレイレポートをお届けします。

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サイバーパンク・スパイアクションソリティア『The Solitaire Conspiracy』の魅力に迫る!中毒性の高さがたまらない【デジボで遊ぼ!】
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「デジボで遊ぼ!」ではボードゲーム要素やカードゲーム要素、テーブルトークRPG(TRPG)要素のある魅力のデジタルボードゲームを特集。今回はサイバーパンク・スパイアクションの世界を舞台にした新作ソリティア『The Solitaire Conspiracy』のプレイレポートをお届けします。

本作はBithell Gamesによって、2020年10月6日にSteamで配信されました。Bithell Gamesはイギリスのインディーデベロッパーで、これまでにステルスアクションの『Volume』や、SFアドベンチャーゲーム『Subsurface Circular』『Quarantine Circular』などをSteamで配信してきています。近未来をテーマにした作品が多いのが特徴ですね。

『Subsurface Circular』『Quarantine Circular』は「Bithell Short」と呼ばれるシリーズで、本作はその3作目に当たります。「近未来」という世界観は共有されていますが、内容もゲームシステムも前作とはまったく違い、独立したゲームになっています。


本作は「ソリティア」をテーマにしたカードゲーム作品ですが、そもそも「ソリティア」はトランプやボードゲームなど「一人用ゲーム」の総称です。特にトランプのソリティアは世界中で人気があり、「フリーセル」や「スパイダー」などをプレイした方も多いとは思います。麻雀牌を使った「上海」「四川省」もソリティアの一種ですね。


本作におけるソリティアは、トランプの「ストリート・アンド・アレイ(Street and Alleys)」のルールを改良したものだそうです。元のゲームのルールですが、ざっくり説明すると、右側に6枚、左側に7枚のシャッフルしたトランプを並べ、それを4列用意します。中央には空白の4列があり、そこにクラブ・スペード・ハート・ダイヤのそれぞれをA~K(1~13)まで順番に並べていければ勝利です。本作はそのルールからインスパイアされたとのこと。いったいどんなゲームなのか、さっそくプレイしていきましょう。

プレイヤーは正義のスパイマスター!



ゲームは、初プレイ時は「キャンペーン」モードのみです。キャンペーンのレベル7で「スカーミッシュ」モード、レベル9で「カウントダウン」モードがアンロックされます。

それとタイトル画面に「配信者/YOUTUBERのみんなへ」という項目があり、クリックすると配信者へのお願いが表示されます。本作は、動画の配信に関しては制限は一切ありませんが、キャンペーンのレベル9以降の内容に関しては「ネタバレ」タグを付けて欲しいとのこと。ストーリーを重視した内容のようですね。


キャンペーンモードを開始すると、「キャンペーン・クラシック」と「キャンペーン・プラス」のどちらかを選択できます。「キャンペーン・クラシック」は通常のキャンペーンモードで、「キャンペーン・プラス」は高難度モードです。最初なので「キャンペーン・クラシック」から行きます。



ゲームスタート。オープニングクレジットと共に、一癖も二癖もありそうな人物のイラストが表示されていきます。その後、実写によるムービーが始まりました。眼鏡にひげ面の男は、独立スパイネットワーク「プロテゴ」のオペレータ、ジム・レイショです。どうやらプレイヤーは、拉致されてここへ来たようですね。


ジムが言うには、プロテゴはどこの国にも属さないネットワーク組織で、無垢な人々を悪から守るのが目的とのこと。複数のエージェンシーと協力し、任務に当たっていました。ジム自身も、エージェントの編成を行っています。

しかし現在、「ソリティア」という人物が、プロテゴのネットワークを混乱させ、ジムが編成したエージェントチームを無効化してしまいました。現場でエージェントたちがどうなっているのか、ジムは把握することができません。あなたの任務は、ジムに代わって新たなエージェントチームを編成することです。


ただしプレイヤーはプロテゴのネットワークに登録されたばかりの下っ端なので、レベル1からのスタートです。レベルを上げるためには、「C.A.R.D.S.」というシステムを使ってミッションをこなしていかなければなりません。レベル15に達することが最終目的ですね。


レベル1では、エージェンシーの1つである武闘派の「マンティスグループ」の協力が得られます。レベルを上げていくことで、チームメンバーになるエージェントの数も増えるという寸法です。ゲームシステムが分かったところで、さっそく「スパイマスター」として、ミッションを引き受けましょう。

エージェントたちと協力せよ!



まずはレベル1のミッション「嵐の前の静けさ」です。アルプスの高地に、気象観測所を模したソリティアの偵察施設があるとのこと。その調査が今回の任務です。マンティスグループのエージェントを展開して、情報を収集しましょう。


ここでソリティアスタート。前述したとおり、本作は「ストリート・アンド・アレイ」を基にしたルールになっています。カードの列の真ん中に光っている4つの空欄のどれかに、カードをA~K(1~13)まで順番に並べていけばOK。当然一番最初に置かなければならないのは、Aのカードです。

画像では、Aは左上の列にありますが、Aの上には5のカードが乗っかっています。つまり、Aは取り出せない状況です。まずは5をどかさなくてはなりませんね。


Aの上にあった5のカードを、右下の10のカードの上に移動させます。本作のルールとして、「カードは、自分より数字の大きいカードの上に置いていい」ことになっています。5なので、6以上のカードの上になら置けるということですね。


5を移動させたので、その下にあったAを動かせるようになりました。これを真ん中の空白列のどれかに置きます。この後に、Aの上に、2,3,4……J,Q,Kと順に置いていけばクリアです。


次はAの上に2を置かなくてはならないのですが、2の上には6のカードが乗っているので動かせません。先程と同じ要領で、6を別の場所にどかしてもいいのですが、今回はエージェントのアビリティを使ってみましょう。カードに人物のイラストが描かれているのがエージェントカードです。この場では、J,Q,Kにイラストが描かれていますね


Jを6の上に動かすことで、マンティスグループのアビリティ「コラテラル」が発動。爆発が起こって6と2のカードが吹き飛び、それぞれランダムで別のカードの山の上に置かれます。Jは6と2があった場所に配置され、もうアビリティを使うことはできません。これで2が取り出せたので、Aの上に置きます。


次は3ですが、7のカードの下にあります。7を移動させなければなりませんが、カードは空白になったカード枠に置くこともできます。今回は7をすぐ下の、空白枠に配置します。これで3も取り出せました。2の上に置きましょう。


あとは4,5,6……とKまで置いていくだけなので簡単ですね。ちなみにイラストのあるカードにポインタを置くと、そのエージェントの名前やプロフィールが表示されます。先程のJカードはアルティザンというエージェントで、武術の達人です。元ハリウッドのスタントマンでしたが、自分の能力を役立てるためにスパイ技術を身に着けたとのこと。キャラクター設定があるのが良いですね。



AからKまで並べてクリア。経験値を獲得し、レベルが2へ上がりました。そして新しいエージェンシー「ブラッドレガシー」と、背景の色を茶色っぽくする「オールドタイム」がアンロックされました。

新たな任務とエージェントたち!



最初の任務終了後、またもやジムが登場。今回新たにアンロックされた「ブラッドレガシー」ですが、プロテゴ内では初期から存在していた古参エージェンシーです。「保守派で、生き残ることに執着している連中」とのことで、ジムは彼らにあまり良い印象を持っていない様子。ただ「利用できるものは利用すべき」の方針で、ミッションに参加させます。エージェンシーごとに特徴があるのは面白いですね。


次の任務は、リオのオークションへの侵入。ソリティアの仲間が、オークションで武器を入手するとのことなので、それを妨害しに行きます。今回はマンティスグループとブラッドレガシーが協力します。


ブラッドレガシーのエージェントカードの能力「ネパタイズ」ですが、数字の小さいカードを山の一番下に、数字の大きいカードを一番上にして並び替えを行ってくれます。エージェントカード自身は、カードの山の一番下に置かれます。


ゲームスタート。今回は2つのエージェンシーが参加しているので、カードの数も2倍になっています。A~Kが2種類ある状態ですね。まずはそれぞれのAを並べていきましょう。先程のように、邪魔になるカードは別のカードの山にどけておきます。


Aを2枚並べましたので、あとはこの上に、同じマークのカードをKまで並べていきます。しかし冷静に考えてみると、エージェンシーが増えるほどカードは増えますので、ゲームの難度は上がっていきますね。


ブラッドレガシーのKカードのエージェントであるレディ・プラム。家系は15世紀にまで遡れるほどの名家で、歴史の潮流に乗るためならどんなことでもしてきた一族だそうです。ちなみにKカードは、そのエージェンシーのリーダーです。


2番目のミッションも難なくクリア。もとより4種類のカード用に設計されたソリティアですから、2種類のカードだと簡単ですね。今回は一気に4までレベルが上がり、新たなエージェンシーとして「ドライブチームシックス」がアンロックされました。パイロットやドライバーなどで構成されており、「逃走」のエキスパートです。アビリティは「エクストラクション」。カードの山の上に置くことで、山のトップにあるマークのカードが次に必要な数字を、どこにあろうと取り出してくれます(例えば3が必要なら、それを取り出して中央に置いてくれる)。


次は任務も一気に3つに増えました。自分の好きなミッションを引き受けることができます。どんどんミッションクリアしてレベルを上げていき、多くのエージェントをアンロックしながらレベル15を目指しましょう。果たしてソリティアの野望を止めることができるのか。続きは自身の手でプレイしてみてください。

中毒性の高いソリティアゲーム


本作は、元となったルールである「ストリート・アンド・アレイ」に対し、アビリティを持つJ,Q,Kのエージェントカードという要素を組み入れたゲームになっています。エージェントカードが引き起こすアビリティはランダム要素のあるものが多く、必ずしもプレイヤーに対してプラスになるとは限りません。このランダム要素が本作を面白くしています。

またゲームの難度が極めて適切なため、どんどんプレイしたくなってしまうという中毒性があります。「フリーセル」などトランプソリティア自体、中毒性の高い物が多いですしね。誰にでもオススメできる作品と言えるでしょう。

レベル7でアンロックされる「スカーミッシュ」モード。自分の好きなエージェンシーを4つ選んでプレイできます。

本作はストーリーも面白く、特にジム役の方の演技が良いですね。またエージェンシーごとの特徴があったり、エージェントたちのプロフィールも読んでいて楽しいです(日本語が変なところもありますが、許容範囲内かと)。「フリーセル」などトランプソリティア好きな人は、ぜひとも本作をプレイしてみてください。

製品情報




■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。著者Twitter「マイナーゲーム.com」Twitter
《渡辺仙州》

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