モンスター騎乗ローグライク『Patch Quest』―全体の雰囲気は「ONE PIECE」から影響を受けた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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モンスター騎乗ローグライク『Patch Quest』―全体の雰囲気は「ONE PIECE」から影響を受けた【開発者インタビュー】

投げ縄でモンスターを捕まえるというのはユニークですね。

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モンスター騎乗ローグライク『Patch Quest』―全体の雰囲気は「ONE PIECE」から影響を受けた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Lychee Game Labs開発、PC向けに5月7日に早期アクセスが開始されたモンスター騎乗ローグライク『Patch Quest』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、あらゆるモンスターに騎乗できるローグライクメトロイドヴァニア。プレイヤーはかつて文明が栄えた島Patchlantisを舞台に、ランダム生成される様々なゾーンを冒険します。様々な能力を持つあらゆるモンスターを投げ縄で捕まえ騎乗できるのが特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Patch Quest』は、2,000円で早期アクセス配信中



――まずは自己紹介をお願いします。

Lemonイギリス・ロンドンに住むインディーゲーム開発者のLemonです。28歳です。本作の開発を行っています! 

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Lemon大学を卒業した後、私はリスクがあると知りながらも、インディーゲームを作りたいと思っていました。趣味としてのゲーム開発の経験は多少ありましたが、「本物のゲーム」の開発に挑戦するというのは大きなことでした。そのため、実際に作り始める前に、まずは時間をかけて基本的な部分をしっかりと勉強することとしたのです。(この段階で、Unityには大変助けられました!)

まず支出を減らすため、私は実家に戻る決断をしました。そしてこれが最終的にとても良い判断だったのです。なぜなら、開発期間が予定の倍にもなり、半分ほど開発が進んだところで一度は最初から完全に作り直す必要性まで出てきてしまったのです。大きな負債を抱えると言う事態を避けるためにも、両親のサポートは甚大でした。

――本作の特徴を教えてください。

Lemon本作はローグライクとメトロイドヴァニアを融合させた作品です。プレイヤーは『メトロイド』のように、迷宮のような南国の島を冒険します。しかし敵とのエンカウントやパワーアップはすべてランダムで、『The Binding of Isaac』に似ています。

しかし本作一番の特徴は、投げ縄です。プレイヤーはあらゆる敵に騎乗することができるのです。ハリネズミ、ヒトデ、ハチ、クマ、ワニなど、たくさんのモンスターに乗ることが可能で、それぞれの種族が実際の動物からインスパイアされたスキルを持っており、冒険の助けとなるのです。また、舞台となる島には様々な環境があり、それぞれのゾーンには異なる種類の騎乗可能モンスターたちが生息しています。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのでしょうか?

Lemonすでに来年のアップデート計画はしっかりとたててあり、ワールドマップに6つの新しいゾーンを追加予定です。まずは恐竜ゾーンと火山ゾーンが追加されます。また、今後はファイナルチャレンジとラスボスを追加する必要もあります。

これら以外にも、拠点建設、ペットのためのおもちゃ、コレクションなど、今後追加される可能性がある要素は数多くあります。そのため、今後の売り上げやコミュニティからのサポートにより、早期アクセス期間も変わってくるでしょう。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Lemonとてもエキサイティングです!まだ本作は完成はしていませんが、早期アクセス開始当初から一本のゲームとして最初から最後まで楽しめるように気を遣いました。早期アクセス開始前は、どうなるかわからずすごく不安だったものの、多くのSteamプレイヤーたちからは好意的な反応をいただくことができ、とても心が暖かくなったのと同時に安心しました!

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Lemon本作のゲームプレイは、私が子供の頃に遊んだシンプルな任天堂作品と、近年Steamでリリースされた多くのカオスで面白いインディーゲームから影響を受けています。具体的に言うと、モンスターデザインは『ポケットモンスター』から多少影響を受けています。あらゆるポケモンがはっきりとしたコンセプトのもとにデザインされていたり、異なる動物や植物を融合させ、個性的なポケモンを作り出したりしているのも素晴らしいと思います。また、本作のグラフィックスタイルは、『ペーパーマリオ』シリーズや『ホホクム』と言ったペラペラなビジュアルを採用したゲームから影響を受けています。

ゲーム以外ですと、本作全体の雰囲気として「ONE PIECE」から少しだけ影響を受けています。このマンガでは小さな世界に面白いディテールが詰まっています。そしてこの面白さが、驚きに溢れた未知の世界を冒険するという感覚を高めてくれます。そのため、本作でも似たような面白い要素を入れようと試みました。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Lemon有志翻訳はいつかぜひサポートしたいと思っています!本作は今も毎月大きく変化しており、テキストも追加されたり変わったりしているので、今翻訳してしまうと多くが無駄になってしまうでしょう。しかし早期アクセスが終了しましたら、有志翻訳用にテンプレートを用意させていただければと思っています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Lemon驚くことに、新型コロナは本作の開発において良い影響の方が大きかったように思います。すでに私はソロ開発者として自宅から開発を行っていましたので、それほど開発には影響がありませんでした。そして多くの人にとって、今までよりも多くの余暇ができましたので、私たちのDiscordサーバーにも突然人が増えたのです。パンデミックの悪影響を受けなかったのは、幸運だったと思います。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Lemonもちろんです!本作の開発をしているのは私1人ですので、宣伝やプロモーションをする時間を取るのがとても難しいのです。そのため、本作を配信していただけるととても大きな助けになります!収益化も問題ありません。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Lemon長きにわたり、日本はゲーム開発の中心地です。欧米の多くのゲーマーたちも、日本の開発スタジオには尊敬の念を持っていますので、日本のたくさんの若者がゲーム業界に入り、次の世代の素晴らしいゲームを作ってくれることを期待しています!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》

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