【特集】ゼロから始めるSkyrim英語講座―第4回「ものづくり」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】ゼロから始めるSkyrim英語講座―第4回「ものづくり」

日本語と英語における「肯定」「否定」の違いを身につければ、「ネイティブ感」が分かってきます。

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『スカイリム』の「なんでもできる」自由度の一翼を担うのがクラフト要素です。武器防具や薬、料理も家具も、材料集めからこだわればそれだけで冒険がぐんと楽になります。作るものこそファンタジーですが、使う素材には薬草や金属など、私たちの身近にあるものをたくさん使うので、「あの素材が必要」「次はこれを使おう」と材料を集めているうちに、様々な物の名前を3Dイメージと一緒に覚えられるでしょう。

Words -Crafting

SMITHING/鍛冶

設備

  • Smelter:溶鉱炉、精錬所

  • Forge:鍛冶場

  • Anvil:金床

  • Grindstone:砥石

  • Tanning Rack:なめし台

素材

  • Corundum:コランダム、鋼玉

  • Ore:鉱石

  • Refine:精錬する

  • Ingot:延べ棒

  • Pelt:毛皮、生皮

  • Leather:なめし革

  • Chitin:キチン質

「Smith」などの職業を表す言葉はそのまま人名に転化することが多く、スミスさんはもちろんのこと、「Potter」(陶芸)、「Carpenter」(大工)など、かつては先祖の誰かがその職業に就いていた証です。有名人の名前から単語を覚えていくのも面白いですよ。

また、革をなめすのは「Tanning」と言いますが、これに似た言葉を身近で聞いたことがあると思います。お茶やワインに含まれる渋み成分「タンニン」ですね。このタンニンは革なめしに使われる代表的な物質なので、そのまま「Tanning」が語源になっています。

ALCHEMY/錬金術

  • Ingredient:材料

  • Restore:回復する、修復する

  • Resist:耐性を持つ

  • Cure:治療する

  • Increase:増加する

  • Ravage:破壊する、ダメージを与える

錬金術を表す「Alchemy」は、研究が進んでいたイスラム圏から入ってきたため、アラビア語に由来する言葉です。「Alembic(蒸留器)」などの道具もそのまま持ち込まれた物が多いですね。錬金術と言っても実践的な化学実験の研究であったため、現在の化学を意味する「Chemistry」はまさしく「Alchemist」(錬金術師)から派生しました。

ENCHANT/付術

  • Arcane Enchanter:秘術の付呪台

  • Disenchant:解呪する

  • Enchantment:付呪

  • Fortify:強化する

ここでは「Enchant」と「Disenchant」の対義語セットが出てきます。この二つに共通する「Chant」は呪文を意味し、単語のメイン部分となる「語根」です。それにくっつく「En」「Dis」は「接頭語」といい、互換の意味がどのように働くかを決定します。「En」であれば「Chant」の状態にするので「呪文をかける」、そこに「Dis」がつくと「Enchant」の状態ではなくなる、つまり「かけられた呪文を解く」になります。

前回の連想ネットワークと同様に、「語根」を中心にした「接頭語」または「接尾語」の組み合わせでまとめて記憶するのが効率的です。一見長い単語でも大抵は分解できるので、まず語根を見る練習をしていると、リーディングの時間が無いときに流し読みが出来るようになります。一字一句読んでいくのも疲れますから、概要だけ掴めばいいときには、これでかなり楽になるでしょう。

今週の衛兵さん:剣に付呪をしてはもらえないか。古いなまくらでバターも切れない

Don't suppose you'd enchant my sword? Dull old blade can barely cut butter.

こっちが鉄の武器を持っている駆け出しの頃は散々小馬鹿にしてきた並列化衛兵さんですが、よく話を聞くと結構いろんな悩みを抱えているようです。

この文では2つ注意したいポイントがあります。前半の部分では主語の「I」が省略されており、“I don’t suppose you would(could) ~ ?”、直訳すると「あなたは~してはくれないでしょうね」という定型句を作っています。これは遠回しにお願いをする表現で、訳すときは「(あまり期待はしないけれど)~してもらえませんか?」とするのが妥当ですね。否定文に疑問符が付くので見慣れない形ですが、ちょっと頼みづらいことを言うときにはとても便利なフレーズです。

後半も一見肯定文のようでいて、副詞の「Barely」によって否定の訳に直す必要があります。「Often」「Frequently」などの頻度や確度を表す副詞には、「Barely」「Hardly」「Seldom」などかなり確度が低い物もあります。ストレートにすると「古いなまくらはバターをなんとか切れる」、それを日本語として自然になるよう「バターもろくに切れない」と裏返すのです。

文意は同じであっても、英語と日本語で肯定否定の書き方が逆になるケースはよくあるので、この感覚の違いを頭だけでなく心の中でしっかり掴めると、言わば「ネイティブ感」が分かってくるはずです。

練習問題:次の台詞を訳しなさい。

Everything’s for sale, my friend. Everything. If I had a sister, I’d sell her in a second.

雑貨屋を営んでいるいつも元気なBelethorさん。いつも金策でお世話になっております。後半部分の商人ジョーク、あなたならどんな風に変換しますか?ダミ声なのでアメ横のおっちゃん風にするのも面白そうです。

《Skollfang》

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