2022年2月24日：ロシアがウクライナへの侵攻を開始する
国際社会の出来事
戦火に脅かされるウクライナ在住のゲーム開発者やゲーマーたちのいま
現地時間24日朝、プーチン大統領はウクライナへの軍事作戦実施を表明しました。ウクライナ国内でも政府関係者が攻撃を受けている旨をSNSに投稿しており、この日からロシアによる侵攻が本格化したことが確認できます。
そして本記事では、開戦数日前に行われた複数のウクライナ在住の開発者への海外メディアによるインタビューを紹介。インタビューでは『メトロ』シリーズの4A Games代表者などが“避難計画”や“平凡な日常への感謝”を語りました。
戦火に脅かされるウクライナ在住のゲーム開発者やゲーマーたちのいま2022年2月25日：国際社会が反応し始める
国際社会の出来事
ウクライナに拠点をおくデベロッパーが主権・独立を支持―『STALKER 2』のGSC Game Worldや『ホームズ』シリーズのFrogwares
ロシアの侵攻開始と同日、『S.T.A.L.K.E.R.』開発のGSC Game Worldや『Sherlock Holmes』で知られるFrogwares、『Survarium』のVostok Gamesといったウクライナ拠点のデベロッパーがTwitterを更新し、同国の主権を守ることを主張していく意思が表明しています。
ウクライナに拠点をおくデベロッパーが主権・独立を支持―『STALKER 2』のGSC Game Worldや『ホームズ』シリーズのFrogwares他国にも広がるロシアによるウクライナ侵攻の余波―『This War of Mine』は8,000万円以上の寄付を集める【UPDATE】
以前まではウクライナ国内の動向を取り上げていましたが、本記事掲載前後から国外企業、スタジオ、個人による活動も見られるようになりました。特にポーランドに拠点を置く『This War of Mine』開発の11 bit studiosは、3月4日まで同作の収益を全てウクライナ赤十字社に寄付することを発表。本記事では他にも国外企業による現地スタッフの安否報告や、ロシアの一般プレイヤー達の心理状態を案ずる声を紹介しています。
他国にも広がるロシアによるウクライナ侵攻の余波―『This War of Mine』は8,000万円以上の寄付を集める【UPDATE】ロシアのウクライナ侵攻に対し、e-Sports界隈も次々に声明を発表―大会の一時中止など影響も
他国のパブリッシャーやデベロッパーが支援や意思を表明するなか、e-Sports業界にも動きがありました。選手チームは現地スタッフの安否報告に加え、ウクライナの平和を祈る投稿をしており、運営側からは『Apex Legends』や『VALORANT』の世界大会の一時中止が発表されています。
ロシアのウクライナ侵攻に対し、e-Sports界隈も次々に声明を発表―大会の一時中止など影響も2022年2月26日：国連安保理でロシアが拒否権を行使する
国際社会の出来事
CD PROJEKT REDがウクライナ侵攻を受け約2,800万円を寄付―キエフ拠点の『メトロ エクソダス』4A Gamesもコメント
2月25日未明、ロシア国防省はウクライナ軍の80以上の施設を攻撃したと発表し、プーチン大統領は軍事侵攻の正当化をしていました。そんな最中、ウクライナ隣国のポーランドを拠点とするCD PROJEKT REDは、NPO団体Polish Humanitarian Actionへ100万PLN（日本円で約2,800万円）を寄付することを発表しました。他にも前述の4A GamesやVostok Gamesが同時期に社員の安全を報告しています。
CD PROJEKT REDがウクライナ侵攻を受け約2,800万円を寄付―キエフ拠点の『メトロ エクソダス』4A Gamesもコメント
