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30年以上続く台湾産モノポリー最新作!『リッチマン11(大富翁11)』の魅力に迫る【デジボで遊ぼ!】

今回は、台湾で30年以上続くモノポリー型デジタルボードゲームシリーズの最新作『リッチマン11(大富翁11)』をお届けします。

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30年以上続く台湾産モノポリー最新作!『リッチマン11(大富翁11)』の魅力に迫る【デジボで遊ぼ!】
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デジボで遊ぼ!」ではボードゲーム要素やカードゲーム要素、テーブルトークRPG(TRPG)要素のある魅力のデジタルボードゲームを特集。今回は、台湾で30年以上続くモノポリー型デジタルボードゲームシリーズの最新作『リッチマン11(大富翁11)』をお届けします。

本作はCMGEが開発し、SOFTSTAR ENTERTAINMENTによって2022年10月20日にSteam/ニンテンドースイッチで配信されました。日本の『桃太郎電鉄』(以下『桃鉄』)シリーズのように、台湾では息の長い定番デジタルボードゲームとなっています。

シリーズ1作目『大富翁』。台北市を舞台にしたモノポリー型ボードゲームで、画面は白黒でした。

本シリーズ1作目である『大富翁』は、今から30年以上前の1989年にリリース。台北市を舞台に、ボードゲーム「モノポリー」のように土地を購入して資産を増やしていきます。株取引ができるなど、デジタル版ならではの要素も多く含まれています。

画像は『大富翁4』。『大富翁』シリーズの基本システムがこの作品で整いました。

1993年には『大富翁2』がリリース。「カードシステム」や、『桃鉄』の貧乏神のような「神様憑依システム」も追加されます。『大富翁3』(1996年)で2のシステムがアップグレードされ、『大富翁4』(1998年)で『大富翁』シリーズの基礎システムがほぼ整いました。

本作は『大富翁』シリーズの11作目で、日本語サポートもされています。『大富翁4』でいったん完成したシステムをベースに、マップに新たなギミックを追加しているとのこと。果してどんなゲームになったのか、早速プレイしていきましょう!

様々なゲームモード!

本作はローカルプレイ以外に、オンラインでのマルチプレイも可能。ゲームは大きく分けて2種類で、これまでの伝統的なスタイルの「クラシックモード」と、プレイヤー同士の攻撃を中心とした「友情破壊」的な「熱闘モード」があります。

数分で終わるコンパクトな「チュートリアル」も付いているので、とりあえずこれをプレイすれば基本的なことは分かるかと。ルール自体は「モノポリー」と同じで、ダイスを振って盤面を回ります。止まったマスに空き地があれば購入可能。相手がその土地に止まったら通行料を貰えます。「モノポリー」を遊んだことがあれば、すぐに理解できるでしょう。

購入した土地にプレイヤーが止まった場合、さらに建物を建てることで、通行料を増やせます(一つの土地に付き、レベル5まで増築可能)。また同じ通りにある土地を買い揃えることでも、通行料をアップさせられます。通行料が高額になれば、一回止まっただけで相手を破産させることも可能に。

「モノポリー」との違いですが、「桃鉄」シリーズのように様々な効果のあるカードが使えます。画像は、ダイスの目を自由に決められるカード。他にも「建物を増築するカード」や「相手を攻撃するカード」などがあり、上手く使うと一発逆転も狙えます。使用タイミングは「ダイスを振る前」です(何枚使ってもOK)。

マップですが、「クラシックモード」は8種類、「熱闘モード」は4種類あります。マップごとに特徴やギミックがあるので、違うプレイ感覚で楽しむことができるでしょう。今回は「騎士の荘園」を選択。初期資金やプレイヤータレントのオン・オフ(後述)などの設定ができます。

また本作では「モノポリー」との大きな違いとして、「物価上昇」があります。日数ごとに物価がどんどん上昇し、利益も損失も増えていきます。このシステムによってゲームが長引きづらくなり、一発逆転の展開になることも。物価上昇システムが嫌な人は、「物価上昇日数」を最大まで増やすと良いでしょう。

キャラ選択。キャラごとにそれぞれ能力(タレント)があり、前述の設定画面でオン・オフができます。公平な戦いにしたければオフの方が良いでしょう。今回は『大富翁2』から本作まで欠かさず登場している看板キャラ「孫小美」を選択。能力は「賃金と爆発のダメージが20%上昇」「武神の憑依時間が10日増える」です。

対戦相手を破産させろ!

それではゲームスタート!画面の右下にある「GO」をクリックすればダイスを振ります。画面下に並んでいるのは、現在の手札。各キャラは「手持ちの現金」と「銀行残高」の2種類の資産を持っており、「銀行」マスを通過すると「お金を預ける」もしくは「引き出す」ことができます。土地や建物の購入には現金が、株式売買(後述)には銀行残高が必要になります。

空き地に止まったので、早速土地を購入。次は対戦相手の「忍太郎」の番です。忍太郎は、ライバルの「宮本宝蔵」とともに『大富翁4』から登場した日本人キャラ。ちなみに中国語ボイスでプレイした場合でも、忍太郎たちは日本語ボイスで喋ります。

ニュース」のマスに止まると、様々なイベントが発生します。また盤面上に出現する「神様」のマスに止まると、神様を憑依させて特殊効果を得られます。下の画像は神様の一人「天使」で、憑依中は「止まったマスの物件を無料で1レベル増築」します。他にも対戦相手のお金を吸い上げる「財神」や、逆に対戦相手にお金をプレゼントする「貧乏神」などがいます(神様は全部で10種類)。

魔法ショップ」のマスでは、何が起こるかを1つ選べます。有利になるものもあれば、不利になるものも。「女性キャラ」や「物件のマスにいる人」など、どのプレイヤーに対して適応されるかはランダムで決定されます。

デジタルボードゲームであることに意味を持たせた「株式売買システム」。自分のターンであれば、ダイスを振る前に取引を行えます。前述したように、銀行残高を使って購入します。ゲーム開始時に買っておいて、高くなったタイミングで売り抜くというのが鉄板戦略ですね。複数の銘柄を買えるので、分散投資で手堅く運用することも可能。

大型の土地には、ホテルや不動産、研究所など、特殊な効果を持つ建物が建てられます。対戦相手の建てたホテルのマスに踏み込んだところ、滞在日数を決めるルーレットが始まりました。結果、5日間の滞在で、宿泊費は96,000円もの大金に!一発で破産して敗退です。

最後の一人になるまでゲームは続きます。画像はロトの抽選会。自分の購入したナンバーが出たら、賞金をゲットできます。誰も当たらなかったら、賞金は次回に持ち越し。後半になるほど一発逆転の大金が手に入ります(筆者は破産したので見ているだけですが)

「熱闘モード」で激しくバトル!

次に「熱闘モード」をプレイ!マップ上のマスのほとんどが、「ミサイルカード」「地雷カード」「時限爆弾カード」など、攻撃カードを獲得できるものばかり。ガンガンカードをゲットして、ガンガン対戦相手を攻撃して破産させていきましょう。ちなみに「熱闘モード」と「クラシックモード」では、カード効果が微妙に違います。

「熱闘モード」のマップでは大型の空き地しか無く、しかも数が少ないので、手に入れれば大きなアドバンテージになります。しかし対戦相手の「舞美拉」に先を越されてしまいましたね。

対戦相手が2人止まっているマスに「ミサイルカード」を撃ち込んでみたものの、隣接するマスも爆発範囲に入っていたようで、自分もダメージ(資産減少)を受けてしまいました。範囲を考えないと危険ですね。

対戦相手も攻撃カードを使うため、マップ上に設置された「地雷カード」の量がどんどん増えていきます。「ミサイルカード」で誘爆させられるので、対戦相手への攻撃に使ったり、逆に自分が地雷を踏まないよう予め爆破させておくといった使い方も。

自分以外の全員を破産させて勝利!特定の対戦相手を集中砲火で潰したりなど、フレンドとプレイしたら人間関係にしこりが残りそうな内容でした。

チャレンジゲーム」では、プレイヤー全員で協力して、強力な能力を持った領主と戦うことができます。今回は「オクトパス・キング」を選択。物件にダメージを与え、さらにプレイヤーを病院送りにする「ミサイルカード」の使用範囲が無限になるという能力がありますね。また相手のカードを奪う「没収カード」の対象にもなりません。

今回はマップに「機械仕掛けの迷宮」を選択。進路が切り替わったりなど、ギミックの多いマップです。仲間には先程の忍太郎もいますね。購入した土地や建物は共有財産になりますので、仲間と協力してどんどん買い足していきましょう。

止まったマスによっては、アクション性のあるミニゲームをプレイすることも。画像は「爆弾解体」のミニゲームで、スイッチを押してアイテムだったらゲットできます。爆弾だったら爆発して終了。できるだけ多くのアイテムを獲得しましょう。

増築をした土地にオクトパス・キングが止まり、97,200円の大ダメージを与えられました。相手の残り資産は6万円ほど。このまま一気に畳みかけることができるのか、続きはぜひ自身の手でプレイしてみてください。

遊びやすくなったシリーズ最新作

本作は『大富翁』シリーズの11作目です。これだけシリーズが続くとどんどんマイナーチェンジしていって、「初心者お断り」みたいに複雑化していくものですが、本作は初プレイの方でも取っ付きやすい内容になっています。「モノポリー」に比べて逆転要素が多いので、最後まで諦めずに楽しむことができます。

コインを拾い、爆弾を避けるミニゲーム。制限時間内にできるだけ多くのコインを獲得しよう。

ミニゲームやロト、株式売買など、デジタルボードゲームの特性を活かした要素も多く、エンタメ性の高い内容になっています。日本語サポートもされていますので、「モノポリー」が好きな方、フレンドとワイワイ遊べるゲームが欲しい方は、本作を試してみると良いでしょう。

製品情報

『リッチマン11(大富翁11)』
開発・販売:CMGE、SOFTSTAR ENTERTAINMENT
対象:PC、ニンテンドースイッチ
リリース日::2022年9月14日
通常価格: PC 1,950円、ニンテンドースイッチ 2,000円
サポート言語:日本語、中国語(簡体字、繁体字)、英語
ストアページ:Steamニンテンドースイッチ
《渡辺仙州》
渡辺仙州

歴史・シミュ・ボドゲ好き 渡辺仙州

主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。

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