『GUNGRAVE G.O.R.E』とにかく倒れるまで敵に銃弾をブチこめ!アンストッパブルな銃撃戦がたまらない【先行レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『GUNGRAVE G.O.R.E』とにかく倒れるまで敵に銃弾をブチこめ!アンストッパブルな銃撃戦がたまらない【先行レポ】

銃弾が止む瞬間は、自分か敵のどちらかが倒れたときだけ……!

連載・特集 プレイレポート
『GUNGRAVE G.O.R.E』とにかく倒れるまで敵に銃弾をブチこめ!アンストッパブルな銃撃戦がたまらない【先行レポ】
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PLAIONから11月22日にリリースされる予定の『GUNGRAVE G.O.R.E(ガングレイヴ ゴア)』。Game*Spark編集部は、このシリーズ待望の最新作を先行体験する機会をいただきました。本記事では、同作PS4版の発売事前プレイレポートをお届けしていきます。

『GUNGRAVE G.O.R.E』の魅力は、なんと言ってもアドレナリンあふれるガンアクションです。『GUNGRAVE』ファンはもちろん、本シリーズに初めて触れる方もぜひチェックしてみてください!

※本記事にはストーリー序盤のネタバレが含まれています。閲覧にあたってはご注意ください。

◆しっかりと受け継がれた『GUNGRAVE』な世界! 初プレイにもわかりやすい「ヒストリー」がありがたい

筆者が『GUNGRAVE G.O.R.E』を起動して、真っ先にメニュー画面の中で目についたのが「ヒストリー」という項目でした。ここではわかりやすく前作『GUNGRAVE』『GUNGRAVE O.D.』のあらすじがムービーで解説されます。

本シリーズの歴史は古く、初代『GUNGRAVE』が発売されたのは2002年のこと。2004年には『GUNGRAVE O.D.(Overdose)』が発売。また、同時期にアニメ版も放送され、人気を博しました。こちらのアニメで本作を知ったという方も多いことでしょう。最近では2018年に『GUNGRAVE VR』、続いて『GUNGRAVE VR U.N』なども登場しています。

数年前に『GUNGRAVE VR』が発売されたとはいえ、筆者のように記憶が少しぼやけていたり、細部を忘れている方にとって「ヒストリー」は大助かりなコンテンツ。もちろんアニメ版しか知らない方や、初めて本作に触れる方にもピッタリです。グレイヴがどのような存在か、どういう因縁のもと復讐劇に明け暮れていたかがわかる内容になっています。

懐かしさに浸ったのち本編を開始すると……先ほどの複雑なあらすじはどこへ行ったと言わんばかりに、シンプルでわかりやすいイントロダクションでゲームが幕を開けます。さっそく本作の肝である“ドンパチ”に移ってもらおうというようなスピード感が凄まじい!

導入部をざっくり説明すると、主人公である「グレイヴ(ブランドン)」が「ミカ」とともに「エル・アルカンヘル」というシード(強化薬物)撲滅組織を立ち上げていること、麻薬組織「レイブンクロウ」の牛耳る「スカム・ランド」に潜入しようとしていること。そして前に立ちふさがるであろう幹部の紹介がなされて、島に侵入という流れ。肝心の侵入方法は「グレイヴ」が自分の棺桶「デスハウラー」に入ってロケットのごとく港に着弾するというもの。理由も打ち上げ方法もわかりませんが、とにかくド派手でかっこいい……!!

そんな形で早速ゲームスタート。もちろんこちらは「導入としてのストーリー」であって、公式HPに出ている情報を見る限りでも、さらにストーリーが絡み合っていくことが予想されます。しかしバックボーンの説明は「ヒストリー」に任せると言わんばかりの、ハイスピード・ハイテンションなイントロがテンションをブチ上げてくれます。とりあえずドンパチだ!

◆「敵を倒したいなら銃撃、回復したいなら銃撃」なノンストップアクション!

本シリーズはド派手なガンアクションがウリ。リロードの概念がない二丁拳銃「ケルベロス」でとにかく相手に銃弾をぶち込んでいくスタイルになります。

そういった「魅せるタイプのアクション」ではあるのですが、“スタイリッシュアクション”ともまた違う楽しさ。むしろ血生臭い戦場で“スムーズな制圧”を目指すゲームといえますね。

グレイヴの移動速度は決して速くなく、遮蔽物に隠れるといったカバーアクションもありません。そしてこちらにリロードがないのと同様、敵もノンストップで銃弾の雨あられをお見舞いしてきます。本作で被弾しないというプレイスタイルはほぼほぼ不可能なのではないでしょうか。

そんな「撃って撃たれて」な本作では、通常射撃にはエイム先を敵に向けてくれる「オートターゲット」が存在するのですが……驚くべきはそのエイム対象。敵だけでなく、オブジェクトにも自動でエイム。そしてステージには可燃物が山盛り……! 必然的に、画面の中には爆炎の中で銃を撃ちまくる様子がこれでもかと映し出されます。

「遮蔽物がなくなるのはゲームとしてきついのではないか?」とシューティング系タイトルで培った経験が頭をよぎりましたが、結果的にいうなればその必要はなく、むしろ全て撃ち壊して更地にしていくべきなのです。

なぜなら、ヒット数コンボの判定となるのは敵のみではなくオブジェクトも同様のこと。「敵もオブジェクトも関係ないからとにかく撃ちまくれ」という本作では、敵を倒した後もひたすらオブジェクトをぶち壊すという行為が重要となってくるのです。

また、グレイヴのライフは「シールド」と「HP」にわけられています。シールドの方は時間経過で回復するなどリカバリーの効きやすい要素となっていますが、HPを削られていくとゲームオーバー。

シールドの存在もあって、本作は軽微なダメージでは引く必要もないと思いましたが、やってみると最大の敵は「プレイヤーのアドレナリン」であることに気付かされます。敵陣のど真ん中で敵を薙ぎ払っていると、小さなダメージが積み重なっていつの間にかシールドブレイク……そうして焦って撤退しなければならない羽目になりました。前述の通りカバーアクションなんてないので、ひたすら回避しながら逃げる羽目に……!

そういった、こちらのダメージが甚大で敵の数も多いという場合どうしたらいいのかというと、それでも敵に鉛玉をぶち込んでいくことが一番の解決策。スタン状態になった敵を「R.I.P」システムで処刑していけばシールドは回復しますし、敵やオブジェクトを撃ちまくった結果発動可能になる「デモリッションショット」でHPは回復可能。つまり、銃弾がすべてを解決してくれるということですね。

本作でステージ制が採用されているのも良い点のひとつ。何度も繰り返しプレイして、いかにドンパチを制圧していくのかを磨いていくゲームとも言えるでしょう。

さて、ステージ1では“ワサキンブレイン”を兵器とされるのを阻止するために行動していたのですが、「もう手遅れよ…ワサキンが生き返ったの」というセリフとともに「殺戮兵器ワサキン」が復活してしまいます。

正直に言って「殺戮兵器ワサキン」がどれほどの脅威なのかはわかっていませんが、なんとなくかなりの切迫感……! 勢いの強い展開とテンポ感はケレン味にあふれていて、本当にたまりません。

ちなみに筆者はTGS2022の試遊ブースでも本ステージをプレイ済み。その際はボスに対峙したタイミングで試遊時間が終わってしまったのですが、今回の先行プレイでは真っ向勝負が可能となりました。

ボスはやはり攻撃力が高く、思わずライフ回復のため逃げたくなります。しかし、攻撃の手を休めればジリ貧となり、こちらが負けてしまうのも明白。とにかく前に出て銃撃をしなければにっちもさっちもいかない、アンストッパブルな感じがたまりません。

弾丸の雨や爆発、ドローンなどと「ケルベロス」そして「デスハウラー」で真っ向勝負した結果、無事に「もう手遅れよ…」と言わしめた「殺戮兵器ワサキン」を撃破することが出来ました。

その後も巨大なローラーに追いかけられたり、闘技場みたいな場所でクリーチャーと戦ったり、敵が大量に乗った列車にカチこんだりと怒涛の展開を見せてくれる本作。もともと主人公の「グレイヴ」は死人ではありますが、「銃弾が止んだ時は死んだ時」と言わんばかりのゲームシステム&ストーリーが、アドレナリンを放出させてくれます。


初期では技の数も限られ「デモリッションショット」も1種類のみですが、ポイントを貯めることで解放が可能。自分なりの「G.O.R.E」なスタイルを探しながら、ハイテンポな銃撃戦に身を投じることができますよ。

アドレナリン全開な『GUNGRAVE G.O.R.E.』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向けに11月22日に発売予定です。


《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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