何らかの作品とぜひコラボが実施したいです―『Apex Legends』迫るシーズン16の内容はもちろん、『タイタンフォール』やモバイルについても?【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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何らかの作品とぜひコラボが実施したいです―『Apex Legends』迫るシーズン16の内容はもちろん、『タイタンフォール』やモバイルについても?【開発者インタビュー】

Respawnの開発陣への直接インタビューで、シーズン16の最新情報や今後の展開についてお話を伺いました。モバイル版についても聞いてみました。

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何らかの作品とぜひコラボが実施したいです―『Apex Legends』迫るシーズン16の内容はもちろん、『タイタンフォール』やモバイルについても?【開発者インタビュー】
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Respawn Entertainmentが開発、エレクトロニック・アーツが運営を行うバトルロイヤルFPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』。この度Game*Sparkは、Respawnの開発陣に直接インタビューをする機会をいただき、来たるシーズン16の最新情報、そして本作の今後の展望にも踏み込んでお話を伺いました。シーズン16の最新情報については別記事も参考にしてください。

インタビュー対象者は以下の通りです。(敬称略)

  • エリック・カナヴェーゼ/Eric Canavese ゲームデザイナー

  • マーティ・ウォン/Marty Wong ゲームデザイナー

  • エヴァン・ニコリッチ/Evan Nikolich シニアデザインディレクター

  • デヴァン・マクガイア/Devan McGuire ゲームデザイナー

  • ジェフ・ショー/Jeff Shaw リードレベルデザイナー

  • アーロン・ラトリッジ/Aaron Rutledge エクスペリエンスデザイン・ディレクター

S16では既存レジェンドを大きくリマスター!クラス分けでレジェンドの役割がわかりやすく

ーー新シーズンにおけるレジェンド関連の変更や、イベント等のアピールポイントについてはいかがでしょうか。

デヴァン 一番大きなポイントはレジェンドのリマスターということでクラスを割り当てたことですね。全てのレジェンド各々が違った価値を提供することができるようにしました。また、それに合わせた環境の調整として、6人のレジェンドをターゲットに変更を行っています。

ーーテストクライアントで体験させていただいた新武器ネメシス。4点バーストで安定し、非常に強力なイメージを受けました。ただ、射撃レート変更ができないため、撃ち合いになると弾薬数の調整がわりと難しく感じます。中距離スコープも装着可能ですが、想定してる運用距離はどれくらいでしょうか。

エリック 150から200Mの距離を中心に想定しています。他のバースト武器と同様にやはり近距離は難しく、同じように長距離の方も難しい中距離武器です。

ーーオリエンテーションマッチについて、チャレンジを含め覚えるべきことが多い『Apex』で、とてもユーザーに優しい追加要素だと思います。マッチは4チームが人間で残りのチームはボットとのことですが、どのような条件でオリエンテーションマッチは「卒業」になるのでしょうか?

アーロン 卒業の今の基準としては1位になる、トップ5に3回入る、オリエンテーションマッチを5回プレイすることとしています。こちらに関しては今後調整する可能性はあります。

カスタムマッチの今後、セキュリティはこれからも高ランクマッチを重視

ーー先日カスタムマッチの開催権限が全プレイヤーに開放されました。仲間内での大会に限らず様々な利用法が考えつくところですが、30人以上の参加が必須などの制限は今後さらに緩和していく予定はありますか?

エヴァン カスタムマッチはまだ始まったばかりですので、まずはどういった風に使っていただけるかということを見ていきたいと思います。ローカルのトーナメントを体験していただく中で、もう少し気軽に参加できるようにする方法というのはもちろん検討していきますが、今回の実装でどういった興味を持ってもらえるか、どういう風になるかというのを見て今後を考えていこうと思っています 。

ーーイベントモードでのプレイや、ハードコアロイヤルのようにアーマー上限や初期装備の設定といったカスタムを望む声もちらほら聞こえます。そういった機能は将来的に実装されますか?

マーティ 今のところはあまり考えていません。サバイバルモードの色んなチャレンジに直面しながらプレイしていただきたいと考えています。

ーー開発の皆様は普段からDDoS攻撃への対策等、プレイヤーの快適なゲーム体験を維持するために尽力なさっていることと存じます。競技的側面も一層強まる中、今後の攻撃対策への意気込みはいかがでしょう。

アーロン やはり高ランクのプレイヤーがターゲットになることが多いですから、サーバーの方でどういう風に(高ランクプレイヤーを)割り当てるかも考慮しながら対策を進めています。

キャンペーンモードやコラボの可能性、終了予定のモバイル版との関係にも迫る

ーー過去にはPvEイベント等もありましたが、今後本格的なPvEコンテンツを実装する予定はありますか?世界観を共有する『タイタンフォール2』は日本でも広く知られていますが、同作のような、ストーリー重視のPvEキャンペーンモードの実装の可能性はありえるのでしょうか?

エヴァン 今のところPvEのコンテンツやキャンペーンモードと言うのは検討していないのですが、皆様がストーリーに関しての強い希望や興味を持っているということは、よく耳にします。例えばカタリストに関連した展開のように、ストーリーは我々としてもプライドを持ち、非常に大事にしている部分です。

ただし、今回のシーズン16の主題は「お祝い」ということで、ストーリー展開については優先ではありません。今後『Apex』で物語がどういう風に展開していくかに注目していただければと思います。

ーーかねてから、タイタンそのものは『Apex』に出ないという話はありますが、一部キャラクターのレジェンダリースキンなどでタイタンの姿が実装される可能性にはまだすがっていていいのでしょうか。

エヴァン 「イエス」とも「ノー」とも今のところちょっとお答えできないですね…。『Apex』『タイタンフォール』の世界観をふまえて考えると、何の約束もできず、「あるかもしれないし、ないかもしれない」という答えになります。もちろん『タイタンフォール』の人気を考えれば、我々としてはそれが起こる可能性も検討したいのですが、少なくとも今の時点では『Apex』を中核として考えています。

ーー直近では競合作品の『フォートナイト』が「ドラゴンボール」などとのコラボレーションを行ったことが話題になりましたが、『Apex』ではアニメや他社作品とのコラボレーション等は今後ありえるのでしょうか?

エヴァン そういった提携にはいつも興味を持っていて、是非何らかの作品とのコラボを実施したいと思っています。現時点ではそういったものがないというだけなのです。誰か、良いコラボ先を紹介していただければ嬉しいです。『フォートナイト』と「ドラゴンボール」の件は本当に素晴らしいと思いますし、あのような形で更にもっと良いものができれば、と考えていますので、何かサポートして頂けると嬉しいです。

ーーモバイルが終了になることが発表され、とても驚いています。今後、モバイル独自要素やレジェンドが本編に導入される可能性があるのでしょうか?

エヴァン 今のところそういった計画はありませんね。ただ、モバイル版を通じて学んだことはかなり多く、その教訓を本編の方に組み込んで活かしていけたらと思っています。

ーー日本地域における今後の『Apex』の指針のようなものがあればお聞かせ願えますか。

エヴァン 『Apex』はもともと欧米圏をターゲットにしたものではありましたが、現在ではグローバルに展開してるゲームと考えており、日本、太平洋地域での大成功は本当に嬉しいです。一方で、グローバルなものなので、特定の地域に対しての戦略や方向性は持っていません。代わりに、どの文化でも『Apex』そのものや友人とのプレイを素晴らしい趣味として楽しめるよう、また同作の世界観がどの地域の人々にも馴染むよう、内容に多様性を持たせています。

ご存知のように、いままで登場してきたレジェンドたちにもそれを反映すべく人間のいろんな部分を組み込んでいて、全世界共通で楽しんでいただけていると思います。

もちろん、日本の方からの熱意、皆さんの愛は我々も感じています。8月にイベントをした際も、とてもそのエネルギー、熱狂、熱意に驚きました。本当に嬉しいです。

ーーありがとうございました。


クラス分け後の環境の変化が気になる『Apex Legends』シーズン16「Revelry」は2月15日に開幕予定です。


《焦生肉》

ゲームに関わって飯食いたい 焦生肉

ストーリー重視でゲームをプレイするけどシステムも特徴がないとイヤ!なわがままゲーマー。わがままなくせにコンプリート癖もある上つまみ食いも大好きなので積みゲーが溜まる溜まる。ゲームで飯を食うことを夢見てたらほんとにそんな機会に恵まれた。

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