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記憶を呼び覚ませ!漫画に登場した名スポットを『ワンピース オデッセイ』で聖地巡礼

懐かしさあふれるアラバスタやエニエスロビーといった作中の“記憶の世界”を大冒険!

連載・特集 特集
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記憶を呼び覚ませ!漫画に登場した名スポットを『ワンピース オデッセイ』で聖地巡礼
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バンダイナムコエンターテインメントは、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けRPG『ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)』を発売中です。

本作は、漫画原作をはじめアニメ、映画と大規模にメディア展開している「ONE PIECE」の世界観を原作にしたRPG。ファンが希望する声が非常に多かった「ONE PIECE」の冒険を体験できる「ロールプレイングゲーム」を実現するプロジェクトとして、コンセプトの中心に“ONE PIECEの世界に触れる“ことを据えて長年開発されてきた作品です。

原作者である尾田栄一郎氏提供のデザインや「ONE PIECE」の各種設定を元に、試行錯誤を重ねて制作されたアートワークは雰囲気抜群。もちろんアニメの声優による熱演もあり、まさしく“遊べる「ONE PIECE」世界”としてプレイヤーを楽しませてくれます。

本稿では、ゲーム内にあふれる「ONE PIECE」らしさをたっぷりと紹介。現役の読者はもちろん、かつて熱心に楽しんでいた人も懐かしい!と思える名スポットを、『ONE PIECE ODYSSEY』を通して聖地巡礼していきます。

新たな冒険の舞台は伝説の島と記憶の世界!

物語の舞台は大いなる宝が眠るとされる伝説の島「ワフルド」。航海中に大嵐に飲み込まれサニー号が損傷したルフィたち麦わらの一味は、島に閉じ込められてしまいます。

そこで出会った海賊嫌いの少女「リム」の持つ能力によって、力を奪われてしまった麦わらの一味。奪われた力はキューブとなり、島の各地へと飛び去ってしまいます。一行は力を取り戻すため、もう一人の島の住民「アディオ」の協力を得て、謎だらけの島を冒険することになります。

冒険の舞台は「アラバスタ」「ウォーターセブン/エニエスロビー」「マリンフォード」「ドレスローザ」といった、これまでの旅の舞台を再現した“記憶の世界”。しかし、かつての記憶とはどこか異なる展開が待ち受ける思い出の地で、2年後の一味だからこそ描ける新しいドラマが展開するのです。

コマンドバトルでキャラが躍動!

最初の舞台はアラバスタ!いざ“砂の国の冒険”へ

一行が最初に訪れる“記憶の世界”は偉大なる航路にある「アラバスタ」です。王下七武海・クロコダイルの暗躍によって国王軍と反乱軍の決戦が迫る中で、アラバスタを救うための戦いが、原作・アニメとは少し異なるストーリーで展開していきます。

◆ナノハナ

ルフィたちもアラバスタ編で停泊した港町ナノハナです。原作では、麦わらの一味が砂漠を越えるための物資を補充した場所で、この町にある酒場「スパイスビーン」でルフィとエースが再会しています。

砂漠ではおなじみ「ヒッコシクラブ」も!

◆レインベース

クロコダイルが経営するカジノ「レインディナーズ」がある“夢の国”レインベースです。原作ではクロコダイルの罠によってピンチに陥った一行ですが、ゲーム内ではまた新たな展開が待ち受けています。

『ONE PIECE ODYSSEY』は操作キャラも変えられます。やはりここは“Mr.プリンス”ことサンジで。
映画「ONE PIECE FILM GOLD」の舞台グラン・テゾーロの名前が!

◆アルバーナ

アラバスタの首都・アルバーナには、巨大な王宮や葬祭殿、時計台など原作でも大きな意味を持つランドマークがたくさんあります。町の入口の長い長い階段は印象深い方も多いのではないでしょうか。

時計台はやはり印象的。

アラバスタ編を語る上で欠かせないのは、やはり王女・ビビと王下七武海・クロコダイルの存在でしょう。場所の再現はもちろん、原作の名台詞を聞くことができるのも本作の醍醐味です。

あのシーンももちろん再現。
ボンちゃんもいますよ!

水の都ウォーターセブン&司法の島エニエスロビー

2つ目の“記憶の世界”は、ウォーターセブンとエニエス・ロビーです。原作ではここで仲間を取り戻すための戦いが繰り広げられました。『ONE PIECE ODYSSEY』でも同じように仲間のために戦うことになるのですが、なにやらあのときとは事情が異なるようで……?

◆ウォーターセブン

島全体が大きな街となっている通称「水の都」です。造船業が盛んなこの街には、世界一の造船会社ガレーラカンパニーがあるほか、街の裏の顔である解体屋・フランキー一家も存在しています。

フランキー初登場時の建物も!原作では上で踊ってました。
ウォーターセブンの移動と言えばヤガラですね。
黄金だらけのお店。誰が持ち込んだんでしょうね。

◆エニエス・ロビー

ルフィたちが仲間を取り戻すために乗り込んだ“司法の島”エニエス・ロビーでは、2年後だからこそ見られる、これまでにない展開をたっぷり楽しめます。内部はかなり入り組んでいて、ルフィの「ゴムゴムのロケット」やゾロの「鉄を切る」フィールドアクションが重要になるエリアです。

あの旗。
CP9との戦いで活躍(?)した冷蔵庫も。
原作では水が流れ込んだ通路で衝撃的な出会いもありました。
ロケットマン!!

エニエス・ロビーを象徴する「ためらいの橋」や「正義の門」も登場!もちろん橋の上で巻き起こった恐るべき状況も再現されていますし、この状況を打破してくれた「仲間」も登場しますよ。

もうすぐ声が聞こえてくる。

W7&エニエス・ロビー編でも、ロブ・ルッチやカク、アイスバーグといった重要なキャラクターが登場します。そして“記憶の世界”のためか、なぜかウォーターセブンで大将・青キジと初めて出会うことになります。

後ろに見えるのはアイスバーグ邸。

マリンフォード&ドレスローザ編

“記憶の世界”の冒険はその後「マリンフォード」での頂上戦争、そして新世界「ドレスローザ」へと舞台を移します。どちらも本来“その時いなかったはずの仲間”がいることで、また違った側面が見られます。

◆マリンフォード

公式サイトより画像引用

海軍本部のある島で、海軍と白ひげ海賊団が激突した「頂上戦争」が行われたマリンフォード。原作ではエースの処刑を止めるため一味がいない状況で挑んだルフィですが、ゲーム内では一味と共にこの絶望的な状況へと挑むことになります。

この章では探索要素はなく、戦闘を中心にストーリーが展開します。登場する敵キャラクターは青キジ・黄猿・赤犬など強敵揃い。一方でルフィたちにもクロコダイルやジンベエといった強力な味方がゲスト参戦し、戦いを盛り上げてくれます。もちろん、章の後半には夢の共演も!

最高の一枚!

◆ドレスローザ

公式サイトより画像引用

王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴが治めている「ドレスローザ」。ドフラミンゴの“鳥カゴ”の脅威が迫る中で、国を救い、自分たちの力を取り戻すために戦います。原作でいなかった仲間に説明する形で、ある程度ストーリーを復習してくれるのも親切です。

原作では“鳥カゴ”開始前に多くのストーリーが語られるのですが、ゲームではクライマックスに向けての展開をまた違った側面で体験することに。美しい「愛と情熱とオモチャの国」ことドレスローザだったのですが、すでに破壊され見る影もありません。

この章では大きな探索要素はない代わりに、ドフラミンゴはもちろん、トラファルガー・ロー、レベッカ、サボなど、人気キャラクターも続々登場して物語を盛り上げます。

「ONE PIECE」らしさ抜群のキャラクターにも注目!

ここまでストーリー展開とともに多くのキャラクターを紹介してきましたが、いずれも非常に高いクオリティだったのが伝わるのではないでしょうか。本作に登場する各キャラクターはその造形の良さもさることながら、戦闘では馴染み深い技も使用して抜群の再現度を見せてくれます。

ゲーム内ではキャラクターたちのタイプが「パワー」「スピード」「テクニック」の3属性に分かれていて、それぞれ3すくみの関係になっています。相性を利用するのが重要な戦闘システムのため、戦闘中自由にキャラクターを入れ替え可能なシステムで一味全員に出番があるのです。

もちろん相性が悪ければ、敵からの攻撃で大ダメージを受けることも。レベルアップや技はもちろん「アクセサリー」やサンジの「料理」など、さまざまなアイテムや装備を駆使して強敵との戦いに備えなければなりません。

さらに、本作では「ワフルド」や“記憶の世界”に登場する動物たちにも要注目。原作でおなじみの生物はもちろん、尾田栄一郎先生がデザインを手掛けたという多くのキャラクターたちも「ONE PIECE」らしさが抜群です。

図鑑で見ることもできます。

ワフルドに登場する生き物たちの多くが、映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」の舞台・メルヴィユのものに似ていることもゲーム内で示唆されています。世界観の説明と作品らしさを両立させたデザインにより、ゲームへの没入感はより一層アップするのです。

アラバスタらしさ溢れるデザイン。
超カルガモ部隊!

ファンなら気付く?散りばめられた小ネタたち!

ここからは、ゲーム内に散りばめられた「ONE PIECE」なら見逃せない小ネタをご紹介。サンジの作ったおなじみの料理はもちろん、どこかで見たような小物、ニヤリとするような台詞回しなど、『ONE PIECE ODYSSEY』の世界にはさまざまな要素が隠されています。

◆サンジの料理

麦わらの一味のコック・サンジが作る料理は原作でも重要な要素のひとつ。ゲーム内でも集めた食材を使用した「料理」が可能で、戦闘中にさまざまな効果を得られます。

中でも印象深いのが、アラバスタ編に登場した「サンドラ大トカゲのステーキ」です。原作では大トカゲの肉を、砂漠の熱気でアツアツのフライパンのようになっている石の上に載せて焼いていました。ゲーム内でも比較的序盤から作れるアイテムとして登場します。

ほかにも「エレファントホンマグロのステーキ」「海ブタ肉入りホルモンスープ」も登場。ドレスローザで食べた「妖精のパンプキン入りガスパチョ」などの料理も作れます。食べるだけで強くなるこの料理、まさしくサンジの会得した“攻めの料理”を体現していますね。

◆町中にある小物たち

“記憶”である本作の原作世界には、フィールドの至る所にさまざまな懐かしい小物が紛れ込んでいます。マップ内を探索することで宝箱や落とし物を見つけるのもゲームとして重要なポイントですが、『ONE PIECE ODYSSEY』ではこういった“ちょっとした発見”を見つけ出す楽しさもユニークで、原作を知っている方なら存分にのめり込めるでしょう。

例えば作中の“記憶の本屋”を覗いてみると、数多ある本の中に空島編でおなじみの絵本「うそつきノーランド」が置いてあります。さらに見回してみると、リトルガーデン編やオハラ編で表紙を見かける「Brag Men」まで置いてあるのです!

さらにアラバスタの市場に空島の「空魚」が並んでいたり、服屋で「ドスコイパンダ」ブランドの名前を出している客がいたりと、探せば探すほどにファン向けの要素がたくさん隠れています。

もちろん、アルバーナの葬祭殿に描かれている壁画などのデザインも完璧です。ゲームとして楽しめるのはもちろん、原作ファンにとっては「資料」としても価値がある作品ですよ。

「ストロングワールド」と「ゴールド」がありますね。
装備アイテムも原作ネタの宝庫。

2年後の一味が挑む思い出の地というテーマだからこそできる「オリジナルストーリー」は、しっかりと原作を踏襲していて、キャラのセリフなども納得できるものばかり。『ONE PIECE ODYSSEY』はファンであれば絶対に楽しめる“究極のファンアイテム”として非常に優秀です。

そして、過去に「ONE PIECE」にハマっていた方や「原作を途中までは読んでいた」という元ファンにもオススメできます。アラバスタから懐かしさを感じながら本作を遊び、今度は原作やアニメで“思い出の先”を追いかけてみるのもきっと楽しいことでしょう。

OPのキャラ紹介も素晴らしい。

今回記事内で紹介した原作要素も、作中のほんの一部。『ONE PIECE ODYSSEY』には、まだまだ隠された「ONE PIECE」がどこかでプレイヤーを待ち続けているのです!

『ONE PIECE ODYSSEY』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに好評配信中です。

《Game*Spark》
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