ホラーADV『クリーピーテイル3:イングリッドの罪滅ぼし』―物語は「パンをふんだ娘」という童話がベース【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ホラーADV『クリーピーテイル3:イングリッドの罪滅ぼし』―物語は「パンをふんだ娘」という童話がベース【開発者インタビュー】

イングリッドちゃんは無事家に帰れるのでしょうか!?

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ホラーADV『クリーピーテイル3:イングリッドの罪滅ぼし』―物語は「パンをふんだ娘」という童話がベース【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Creepy Brothers開発、PC(Windows/Mac/Linux)向けに3月9日にリリースされたホラーアドベンチャー『クリーピーテイル3:イングリッドの罪滅ぼし(Creepy Tale 3: Ingrid's Penance)』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、不気味さにあふれたホラーアドベンチャーゲーム。わがままな少女イングリッドは、靴が汚れるのを嫌がってパンを踏み台にしてしまい、地獄へと滑り落ちていきます。恐ろしい地獄では時にはパズルを解き、時には悪魔と出会いながら先に進んでいきます。マルチエンディングも特徴。日本語にも対応済みです。

『クリーピーテイル3:イングリッドの罪滅ぼし』は、1,200円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Creepy Brothers私たち開発チームには、プログラマー、アーティスト、サウンドデザイナーの3人が在籍しています。ゲームを作ることが、私たちの生きる意味なのです。私たちは2010年からゲームを開発しており、まずはFlashからスタートしました。今までに50本のゲームを作ってきましたが、その中でも特に成功したのが、『Dangerous Adventure』『Strike Force Kitty』『Madburger』『Nelly』『Nordic Kingdom』ですね。そしてFlashが衰退し始めた頃、私たちはSteamでゲームをリリースするためにUnityを使い始めました。

私たちの好きなゲーム『Braid』『Creaks』『Overwatch』『Disco Elysium』です。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Creepy Brothers私は冒険やパズルが大好きですで、子供の頃からこのようなゲームを考え出してきました。自分だけの物語や世界を作りたかったのです。第一部では基礎を築き、本作はその世界を発展させるものとなっています。

――本作の特徴を教えてください。

Creepy Brothers本作の冒険は普通ではありません。ステルス要素や隠されたものがあり、ちょっと普通じゃない解法を必要とする様々なパズルが存在します。プロットから些細なことまで、細心の注意を払って開発を行いました。本作は愛を持って作られているのです。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Creepy Brothers本作は誰がプレイしても楽しいものとなっています。誰もが自分なりの何かを見つけることができるでしょう。明確なターゲット層のようなものはありません。不気味な物語や冒険が好きな人であれば、誰でも楽しめると思います。ただ、本作には血や死の描写があるため、子供向けではないのですが、子供たちはとても気に入っているようです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Creepy Brothers様々なアーティストの他、グリム兄弟やアンデルセンの童話からインスピレーションを受けています。本作のストーリーは、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「パンをふんだ娘」という童話をベースにしています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Creepy Brothersいいえ、私たちはずっとリモートで開発をしてきました。私たち3人はそれぞれ別の都市に住んでいるので、自宅からゲームを作るというのは私たちにとって日常なのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Creepy Brothers大丈夫です。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Creepy Brothers皆さんにも本作は楽しんでいただけると思います。本作は、面白いモンスターたちと罪深き少女が登場する不気味な物語です。難しいパズルに挑戦する準備もしてくださいね!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。




《Chandler》
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