情熱がこれでもかと詰まったローグライクACT『PENNY BLOOD: HELLBOUND』、気になるアレコレを開発の皆様に聞いてみました【インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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情熱がこれでもかと詰まったローグライクACT『PENNY BLOOD: HELLBOUND』、気になるアレコレを開発の皆様に聞いてみました【インタビュー】

アクション良し、キャラクター良しと各要素が高水準にまとまった本作……色々とお話を伺う機会を頂きました。

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情熱がこれでもかと詰まったローグライクACT『PENNY BLOOD: HELLBOUND』、気になるアレコレを開発の皆様に聞いてみました【インタビュー】
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ナツメアタリ(英:NatsumeAtari)とスタジオワイルドローズ(英:STUDIO WILDROSE)が、2024年3月7日にSteamにてWindows PC向けに早期アクセスリリースしたローグライクアクション『PENNY BLOOD: HELLBOUND』。


先日プレイレポートも執筆しましたが、早期アクセス故にコンパクトにまとまった作品……かと思いきや、要素がギッチリ詰まっており、大変楽しいプレイフィールでした。

歯ごたえのある戦闘をガンガン回しながら、同時に登場キャラたちのコミカルな掛け合いが楽しめる……筆者の感想になってしまいますが、何より主人公のクララちゃんの存在が大きく、どいつもこいつもとんがったキャラ達(褒め言葉)をポジティブに束ねてゲーム全体の牽引役としてしっかり働いており、彼女は本作の根幹を支える魅力的なキャラクターだと感じます。立体物が出たら絶対に買います(曇りなき眼差し)。

……話と正気をもとに戻します。そんな本作について、Game*Sparkは開発スタッフの皆様にメールインタビューを行う機会を頂きました。興味の尽きない本作の気になる部分について、早速伺って参りましょう。


――本作はなぜ『PENNY BLOOD』のようなRPGではなく、ローグライクADVにしたのでしょうか?

古川氏(ナツメアタリ)RPGの楽しさは『PENNY BLOOD』で堪能できると確信しております。ナツメアタリはアクションゲームを得意としておりますので、世界観を別の切り口で楽しめるよう提案させていただきました。

――本作はなぜ“ヘルハウンダーズ”という敵側のキャラクターにスポットを当てたのでしょうか?

町田氏(スタジオワイルドローズ)“ヘルハウンダーズ”はペニーブラッド本編に登場するヴィランズです。そんな彼らになぜスポットを当てたのかと言うと、彼らが「どういう運命をたどって本編にたどり着いたか」を描きたいと考えたからです。本編では血も涙もない強敵のヘルハウンダーズですが、悪の側に立つキャラクターをプレイヤーのみなさんが操作して、彼らの知られざる過去をぜひ楽しんでください。

――本作に登場する、他の個性豊かなキャラクター達も『PENNY BLOOD』に何らかの形で登場することはあるのでしょうか?

町田氏(スタジオワイルドローズ)なかなか鋭い質問で、どう答えようか思案してしまいました。今のところ本編の構成では登場予定はありませんが、もしかしたら姿を見せるキャラクターもいるかもしれません。ただ、そのときはヘルバウンドとは違った印象や立場になっているだろうと思います。

――上記質問から派生して、キャラクターの「着せ替え」といった追加衣装や装備の予定はありますか?

古川氏(ナツメアタリ)衣装の追加予定はありませんが「武器」を追加する予定です。各キャラクターは最終的に3種類の武器から1つを装備できるようになります。武器は個性・特徴・操作感が違いますので、プレイヤーの皆さまにはお気に入りのプレイスタイルで楽しんでいただけると思います。

――ゲームシステム的な部分について、難易度の追加はありますか?「ストーリーモード」でもボス戦ではかなり歯ごたえのある難度だと感じました。個人的な感想ですが、バディのどちらかが倒れた瞬間から難度が跳ね上がる印象でした。縛りプレイとして考えたらむしろ熱いとも感じました。実際アックスマン単独でウォーロックと死闘を演じるのは楽しかったです。

古川氏(ナツメアタリ)難易度については今後のアップデートで調整を行う予定です。特にストーリーモードはアクションゲームが苦手なプレイヤーの皆さまでも十分に楽しめるようバランス調整を行う予定です。高難易度モードの解放タイミングについては今後調整するかもしれません。

――ステージ2のボスを倒すまでには、それまでのステージを全て攻略する必要があるのでしょうか? またまた個人的な感想で恐縮ですが、先のステージを攻略したいのに、出撃の度にステージ1からやり直しで、体力を温存しながら毎回ウォーロックを撃破するのは少々骨が折れました……。

古川氏(ナツメアタリ)本作はキャラクターを永続強化しながら、何度もチャレンジを繰り返しプレイすることで攻略を進めるのが醍醐味となります。プレイするたびに新しい発見や確実にキャラクターが強くなる楽しさ、強くなるたびに爽快に敵を倒せる気持ち良さをぜひ味わってください!

――アクセシビリティについて、UI非表示といった機能がすでに実装されていますが、他にも追加予定の機能はありますか?全身の立ち絵を見たいのでテキストウィンドウ非表示の機能があると嬉しいですね……!

古川氏(ナツメアタリ)いわゆる便利機能については、皆さまのご意見を参考に改善検討を進めて参ります。

――サウンドトラックやグッズなどの発売は計画されていますか?やましい心は一切ありません、クララちゃんの立体物が欲しいです。

弘田氏(作曲家)本作の音楽は、バトル中の状況やユーザーの行動などによってシームレスに変化していくインタラクティブ・ミュージックの手法を随所に使用しています。サウンドトラックCDなどの制作において、どの部分を切り取ったり変化させて一曲とするのか悩むところではありますが、ゲームを離れても聴いて楽しんで頂けるものをお届けしたいと考えております。

――最後に、本作を楽しみに待つプレイヤーに向けたメッセージをお願いします。

古川氏(ナツメアタリ)本作は『PENNY BLOOD』のコンパニオンゲームになります。『PENNY BLOOD』のすばらしい世界観、魅力あふれるキャラクターを余すところなく皆さまにお伝えできるよう、スタッフ一丸となって心血を注いで取り組んで参りました。ローグライクアクションとして未知なる興奮、驚きの連続を皆さまにお届けできると確信しております。今度のアップデートでキャラクターの追加、武器の追加、オンラインマルチプレイなど新しい機能が目白押しです。是非楽しんでください!一緒に新しい感動を見つけましょう!


開発チームの熱意がこれでもかと詰まった『PENNY BLOOD: HELLBOUND』。繰り返しになりますが、実際にプレイするとアクション良し、キャラクター良しと本当に濃密なゲーム体験で、早期アクセスでありながら各要素が高水準にまとまっていると感じさせてくれる作品でした。


ローグライクACT『PENNY BLOOD: HELLBOUND』は、SteamにてWindows PC向けに早期アクセス中です。



《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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