今回は、ジュピターから発売された『儒烏風亭らでんがご案内!ピクセルミュージアム』のニンテンドースイッチ版をプレイ!本作は『ピクロス』シリーズで知られる老舗パズルメーカー・ジュピターと、VTuberグループ「hololive DEV_IS」に所属する儒烏風亭らでんさんがタッグを組んだ、体験型のピクセルパズルゲームです。

僕は元々はVTuberさんや実況動画をまったく見ないタイプだったのですが、本連載で動画配信をテーマにしたゲームや、実在のVTuber森カリオペさんをフィーチャーした『ミリアッドデス』などのゲームをプレイしているうちに、いつの間にかがっつり視聴するようになりました。
◆らでん館長が解説してくれる体験型ミュージアム!

儒烏風亭らでんさん(以下:らでん館長)が館長を務める「ピクセルミュージアム」では、芸術や文化にまつわる作品が“ピクセルパズル”として展示されており、プレイヤー自身が完成させることで楽しめる体験型展示となっている。

リアルでこういう趣向のミュージアムがあったら……パズルを解く姿を他の来館者に後ろで見られてるの、めちゃくちゃ緊張しそうだ。

作品の展示はテーマごとにエリア分けされており、まずはらでん館長をテーマにしたフロアからだ。

最初の出題だけに、5×5マスのシンプルな内容になっている。ルールを知らない方のために簡単に説明すると、ピクセルパズルとは、縦と横に指定された数のマスを塗りつぶしていくゲームだ。

今回の例で言えば、左端の縦列の指定が「5」なので、その列の5マスすべてを塗りつぶすことになる。次は横列も見てみよう。

一番上の横列の指定が「4」だ。右端縦列の指定が「0」なので、そこ以外はすべて塗りつぶせるというわけだ。

基本的な解き方は「確定で埋められる箇所から埋めていく」といったものだ。縦列の5マスや横列の4マスを埋めていくうちに、他のマスもいつの間にか埋まっていた。

よし、完成だ!

完成するとドットで描かれた絵が出来上がるんだけど、マス数が少ないパズルはドットが大きくてなんなのか分かりづらいな。

白黒の絵に色が塗られると何の絵か……まだよくわからないわ。なんだ、これ。

正解は「読書」。つまりこれは本だったのか!

完成後は、らでん館長によるフルボイスで解説してくれる。「読書」は、毎月おすすめの本を紹介する企画「書庫らでん」にちなんだ、彼女らしいお題だ。

これが僕をテーマとした展示なら……ほぼすべてがゲーム関連になるだろう。趣味をもっと持たねば!

続いて登場するのは、「おちょこ」や「きのこ」といった、らでん館長らしいテーマのお題たち。「おちょこ」は彼女がお酒好きなところからで、「きのこ」はきのこをテーマにした様々な曲を発表しているところからきているのだろう。

次のパズルは……なんかいきなりマス目めっちゃ増えてない!?いきなり4倍だ!といっても、やることは同じ。埋められる場所から埋めていくだけだ。10×10マスのパズルなので、一番下の横列は10マス全部埋められるな。

次は一番左の縦列を見ると「1」マスずつの指定なので、横10マス埋めたすぐ上の場所は埋まらないことがわかる。このように絶対埋まらない場所には、目印としてチェックマークをつけておくとわかりやすい。

一番下の横列10マスすべて埋めているので、縦列の「6」や「4」もそこから指定数分を確定で埋められるな。埋めた場所がヒントになり、またひとつ埋めると次のヒントが見えてくる。そうして少しずつ絵が浮かび上がっていくのが、ピクセルパズルの醍醐味だろう。

慣れてくれば「こことここは埋められるぞ!」と直感的にわかるようになる(僕の直感はまあまあよく外れる)んだけど、慣れないうちは感覚を掴むのが難しいだろう。そんなときは便利なアシスト機能がある。
指定マスの数字の色は、現状でも確定で埋められる場所がある場合は青で表示され、確定で埋められる箇所がないときは白、すべて埋め終わった列は黒で表示されるので、そこに注目するとわかりやすいだろう。

また、ミスをチェックしてくれる機能や、あらかじめマス目を埋めてくれる機能もある。

小さい数字の指定マスは難しいので、そこを埋めてくれたら助かるんだけど、埋めてくれる場所はランダムなルーレットで決まる。わかりやすい大きい数字のマス目に止まると、ちょっと損した気分になる……!

これらのアシスト機能はオプションで自由に設定できるので、自分の腕前に合わせて挑戦できるのがいいよね。

テーマごとに分けられた展示を巡るモード以外にも、館長のプライベートルームにも訪れられる。

ここで出題されるパズルをクリアすると、らでん館長の初配信の思い出話など、彼女に関係したトークや絵が鑑賞できるようになる。

なんて通ぶってみたけど、実はらでん館長の動画を見始めたのはつい最近なので、Wikipediaなどの情報を調べただけの偽古参……!
現在15時間ほどプレイしていますが、全パズルの制覇にはまだ至っていません。

序盤の簡単なパズルは1問数分でサクッと解けますが、40×30の巨大なものは数十分かかることも珍しくありません。パズルの総数は300問以上あり、大満足のボリュームです。
儒烏風亭らでんさんのフルボイス解説に加えて、パズル中にも「いいね!」「ありゃ」「やったー!」といったリアクションがあり、どのボイスも可愛らしく、思わずニンマリしてしまいました。
本文でも触れたとおり、アシスト機能は自分の腕前に合わせて調整できます。ピクセルパズルに馴染みがなくても安心して楽しめるはずです。
儒烏風亭らでんさんに詳しくない方でも、パズルゲームとしての完成度が高く、十分に楽しめる作品だと思います!
『儒烏風亭らでんがご案内!ピクセルミュージアム』はPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向けに配信中です。













