2025年11月9日、インディーゲームの展示会である東京ゲームダンジョン10が開かれました。本記事では『ガロゥズストライフ』の試遊レポートをお届けします。
ハイマのためにガロゥが暴れる! 激アツ王道展開が楽しめるダークファンタジーRPG
本作の舞台はルラガルドという王国の炭鉱街から始まります。主人公の少年ガロゥは、周りの人間と違って魔力を使えず、疎まれているのでした。
ゆえに周囲の人間と喧嘩が絶えず、今日も炭鉱夫たちと殴り合いになります。
戦闘はRPGツクール2000の標準戦闘ですが、ガロゥはターン経過で技が使えるギミックがあります。敵キャラクターは画面の右を向いており、攻撃のたびに味方キャラクターが右から出てきてアニメーションを見せるので、ツクール2000でサイドビューっぽいバトルを作るというずいぶん大変なことをしていました。

バトルが終わると、ハイマという優しい女の子が登場します。癒し手として回復魔法を扱えるようで、炭鉱夫たちから尊敬を集めていました。
それが気に入らないガロゥは苛立ちながらその場を去ります。ムシャクシャしながら一休みできるところを探すガロゥ。近くの遺跡の上に向かいます。
ここで自由に動けるようになりますが、ここに関しても見下ろし視点ではなく、2Dプラットフォーマーのように横から眺める立体感のあるマップになっており、抜かりない作りでした。

一休み終え、ハイマに傷を治してもらっていたことに気づくガロゥ。さすがに申し訳なさを感じて彼女を探し出しますが、なんと鉱員たちの魔力が暴走し、マモノ化してしまう事件が起きていました。
攻撃が通らずに困っていたガロゥのところに、ガントレという騎士が合流します。彼の銀の剣でマモノたちを一掃し、ハイマの下へ……。

ハイマの前にはゼラと名乗る剣士がいました。飄々とした口調で、なんとも胡散臭い優男であり、ハイマを「お姫様」と呼びます。見るからに悪いやつの登場に、テンション爆上がり……しかしカットシーンのテンポが良い~!
ハイマの魔力によってガロゥに鬼の手が生え、殺意のままに暴れますが、ゼラに対してまるで手ごたえがありません。魔力が尽きてしまったところに、褐色の女性射手が助太刀に来てゼラの頭を撃ち抜きますが、それでもまだ死にません……な、なんだこいつは……!

そんなところでデモが終了。
90~00年代頃のアニメを観ているかのような、王道かつすんなり頭に入ってくる激アツ展開の連続に胸が高まりました。イベント中もドット絵がヌルヌル動きますし、あらゆるところにこだわりを感じます。
開発をしているヌバタマゲームズのBLACK氏にお話を聞くこともできましたので、その模様をお届けします。

――開発期間はどれくらいでしょうか?
BLACK氏ひとりで11年ほどかけて制作しています。
――開発していて大変だと感じるところはどこでしょうか?
BLACK氏本作はストーリーメインのRPGでして、世界観の設計に苦労しています。2015年からスタートしたプロジェクトなのですが、先にキャラを作ってしまったので、後から世界観を考える羽目になったんです。
――何故作ろうと思ったのでしょうか?
BLACK氏自分にとって90年代のRPGが青春でして、それらをひとりで全部作ってみたいという思いがありました。
――いつ頃の発売を予定していますか?
BLACK氏2026年の第1四半期には出したいと思っています。
――どうしてツクール2000で作ろうと思ったんでしょうか?
BLACK氏RPGを作ろうと思ったときに、それしかなかったんです。また、一人で作るうえでは画面が小さいので、作り切れるかなと。自分はドット絵をやってきたので、映える画面サイズだというのもあります。

少年少女がアツく戦うコテコテの展開が見物です! RPGツクールでできる創作の真髄を見たように感じました。ヌルヌル動くドットアニメーションも要チェックです。
『ガロゥズストライフ』は、PC(Steam)向けに配信予定です。









