2025年11月22日から23日の2日間にかけて、中国インディーゲームイベント「WePlay Expo 2025」が開催されました。本記事では、会場の「indiePlay」コーナーに出展されていた『ルナラクシア~世界の終わりに鵲は歌う』の試遊レポートをお届けします。
程よくアクションスキルが求められる、2Dベースの三人称視点アクション!
本作は、崩壊した旧世界を舞台に地下のコミュニティを存続させるため、資源を求めて地上を彷徨う2Dベースのソウルライク・ローグライト作品。5人の個性溢れるキャラクターから1人を選択し、地上を探索しながら敵と戦闘を繰り広げていきます。
影響を公言している『パンチアウト!!』や『クロスソード』のように、キャラクターを背後から捉えた三人称視点のアクションゲームとなっています。


昨今の「2Dアクション」の主流といえばスクロール型を想起する読者も多いと想いますが、本作は『パンチアウト!!』のように擬似的に奥行きを演出する見せ方が特徴です。
また、本作はカートゥーン調な絵柄も独特ですが、「手書きスプライト」と称するように、ドット絵とは異なる人の手が加わった温かみのある風合いを感じられます。この両者の掛け合わせは、実にアイデアに富んでおり、いちプレイヤーとしても惹かれるものがありました。
あくまで擬似的に奥行きを持たせているため、プレイヤーが操作出来る移動方向は左右のみ。そのため、キー操作(ボタン操作)が単純明快で、見た目以上に取っ付きやすいアクションゲームといった印象です。


戦闘においてはHPのほかに、シールド値、MP、回避と主に3つのリソースが備わります。敵の攻撃に対して防御を行えばシールド値がHPの減少を肩代わりしてくれますが、タイミングを合わせて攻撃を防ぐことにより、「パリィ判定」となります。シールド値を消費せずに攻撃を防げるので他のソウルライク作品と同様に攻略の鍵を握ることになるでしょう。
MPはスキル発動に際して使用するのもので、試遊版では重力魔法のようなものを用いて、攻撃が届かない上空の敵に対して有効的でした。MPは被弾するか、防御するか、あるいはパリィを成功させると自動的に回復していきます。
ちなみにパリィのタイミングは思ったほどシビアではなく、目視と感覚だけでも十分成功させられます。人が見ているところで連続パリィを決めると流石にドヤ顔を晒したくなりますが、実際は複数体の敵の攻勢に合わせて、ただパリィボタンを連打しているだけ。しかもタイミングがズレてたまに失敗します。


回避行動は横軸への高速移動として扱いやすい反面、1度使用するとクールタイムを待たなくてはなりません。この使い勝手を考慮すると、どうしても避けたい攻撃に対する防衛策のようでもあり、実際には“緊急回避”的に要所要所で使うようなイメージです。
前述したこれらのリソースを上手くやり繰りしながら、道中の敵を倒してパワーアップしていき、ステージ最奥へと突き進むゲームサイクルとなっていました。


ビジュアルとゲーム性が目を引く本作ですが、ステージを進めていくと相応にアクションとしての手応えも感じ取ることができました。
また、ローグライトのようなパワーアップ要素にランダムイベント、そしてADVゲームのように会話の選択肢次第で「ゲームオーバー直行」なシナリオパートまで複合され、初見のプレイフィールは非常に好印象なものでした。


なお、Steamでは既にウィッシュリスト登録が始まっており、日本語にも対応することが決定しています。プレイヤースキルが程よく求められる、2Dソウルライクの新たな選択肢となりそうです。乞うご期待です。
¥55,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)













