「脱衣麻雀」……80年代から90年代を生きた一部の人々には、魅力的に聞こえる4文字ではないでしょうか。かつては街中のどこにでもあったゲームセンターの片隅に置かれ、ときには外回りのサラリーマンたちの、そして麻雀を覚えたばかりの背伸びした少年たちの前に立ちふさがり、幾度となく100円玉を奪い取ってきた……そんな昭和・平成初期の光景を懐かしいと思う方も多いでしょう。
時は流れ令和となり、時代の流れと共にゲームセンターの多くはその姿を消し、「脱衣麻雀」というジャンルもPCゲームや同人ゲームで小規模なものが作られる、あるいは過去の名作がコンソール向けに(謎の光付きで)移植されて話題を呼ぶ……といったものになりました。そんな中、「完全新作」として発表されたのが、『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』です。
今回、Game*Sparkでは本作を手がけたILLUMINATION様より先行プレイの機会を頂きましたので、発売直前のプレイレポートをお届けします。なおプレイレポートの執筆に伴い、Steamキーの提供を頂いています。
なお本作はVR対応作品ではありますが、筆者のPC環境にVR機材がないため通常モードでのプレイレポートとなります。しかしながら、通常モードでも充分すぎるほどに楽しめる出来であると筆者は保証します。
ショウ子、みづき、綾、晶……『SRM』ヒロインたちが3Dで帰ってきた!

プレイヤーが足を踏み入れたのは、雀荘「P's Club」2号店。その店主を務めるのは、『スーパーリアル麻雀P2』のヒロイン・ショウ子でした。

そしていきなり「脱衣麻雀がご希望の方?」と訊かれます。そっちから誘ってくるんかい!



奥の部屋に通され、脱衣麻雀の説明をするショウ子さん。「1プレイ100円」という価格に懐かしさとともに、「安過ぎね?」という感想を抱いてしまうのは、自分がよこしまな大人になってしまった証拠でしょうか。


とは言え、いきなりショウ子さんと勝負できるわけではなく、「脱衣麻雀」で勝負したい子を集めてマッチングしている……という訳で紹介されたのが「遠野みづき」「藤原綾」「早坂晶」の、『スーパーリアル麻雀P5』のヒロイン3人。彼女たちは麻雀同好会を設立するために、麻雀の強い人を探しているとのことですが……だからと言って「脱衣麻雀」に挑むとは、彼女たちのアーケード版のデビューから32年の時を経ても勇気ありすぎです。

何はともあれ、まずはこの3人から勝負することになります。本作は麻雀ゲームではありますが、4人打ちではなく脱衣麻雀では定番の2人打ち。故に4人で卓を囲んで勝負という訳ではなく、1人ずつ攻略していきます。アーケードの『スーパーリアル麻雀P5』ではキャラクター攻略順は固定でしたが、本作では3人のうち誰からでも挑むことができます。難易度も「カジュアル」「オリジナル」「ベリーハード」の3種類から選べます。

まずは「遠野みづき」との勝負に挑んでみましょう。褐色色の肌が特徴的なスポーツ娘で、対戦場所を彼女の部屋に移しての勝負です。

麻雀部分はオーソドックスな2人打ち麻雀。積み込みアイテムや一発リーチ棒などは存在しない、ストロングスタイルな麻雀ゲームです。しかしながら本作が今までの脱衣麻雀と一線を画す点は、「ヒロインがそのまま眼前にいる」ということ。ヒロインとたった2人きりの空間の中で、プレイヤーは麻雀勝負に挑むのです。対局中にボディタッチもできます(実績要素あり)。
なお、本作には麻雀がわからない・あるいはプレイが面倒だという人のためにオートプレイ機能も搭載されています。但し、オートプレイはあまり腕が良くないので(『雀魂』雀豪1の印象)、ある程度麻雀の腕に自信がある人なら自分で打った方が良いかもしれません。



プレイヤーが上がると、女の子は来ている服を脱いでいきます。みづきのジャケットの下には、大胆に脇の下が開いたノースリーブの衣服!しかもノーブラ!!なお、本作では脱衣シーンでカメラワークを自由に動かすこともできます。

脱いだ衣服は以後の対局中もそのままで、ドキドキの麻雀が楽しめます。ついでに反撃を貰いました。難易度ベリーハードだとさすがに強い……!なお、コンティニューは無制限で、アーケード版のDIPスイッチ設定にあった「相手が上がると着衣する」という機能は本作では完全に廃されているので、地道にコンティニューを続けていけばいつかは勝利できることでしょう。
また、眼前のヒロインと対局しているという雰囲気を作り上げている本作の強みを生かす形ですが、対局中の画面にも脱衣状態は反映されるので、各ヒロイン後半ともなれば目のやり場に困ること請け合いな姿で対局を繰り返すことになるでしょう。


更に勝利を重ねていくと、彼女たちの肌もあらわになっていくわけですが……本作では、コンプライアンス対応機能として、ヒロインたちの局部を隠す機能が用意されています。設定によって謎の光や黒塗り、あるいは一索牌やモザイクで隠し、そのサイズも昭和(弱)から令和(強)まで変えられるなど、無駄に充実しています。
本記事ではコンプライアンスに配慮してこれらの機能を活用した状態でのスクリーンショットを掲載しますが、もちろん皆様のお手元ではコンプライアンスなしでしっかりと局部を拝むことができるので安心してください。なお、今回の脱衣は以前のインタビューでもあった通り、「ブラで終わりではない」です!

そしてヒロインたちとの戦いに完全に勝利すると……そこで何が起こるのかは、皆様の目で確かめてほしい!!ただ言えることは「ご褒美」があるということだけ。


他のヒロインも紹介しておきましょう。箱入り娘のお嬢様である「藤原綾」は、動作の各所から気品が漂ってきます。


服を脱ぐフェイズになると、顔を赤らめる綾さん。かわいい。


そして『スーパーリアル麻雀P5』のラスボスにして、人気No.1の小悪魔的帰国子女・早坂晶。彼女の小悪魔っぷりは本作でも健在です。



もちろん対戦中に髪留めを外し、バッサリと印象を変えて本気モードとなる演出も健在です。本作の脱衣シーンは原作をオマージュしていますが、服装や下着のデザインはまったく新たなものとなっており、各シーンでカメラを切り替えて見回すこともできるので、新たな装いとなった彼女たちを回想モードで眺めるのもよいでしょう。個人的には綾さんの衣装にビックリしました。

『P5』三人娘に勝ち抜くと、いよいよショウ子が勝負を挑んできます。この圧倒的なラスボス貫禄感……!

『スーパーリアル麻雀P2』オリジナル版にもあった「ふあっ」のボイスも健在!


彼女はラスボスに恥じない雀力で、何度も勝負を挑んできますが……諦めなければ、きっと勝利の道は開けることでしょう。健闘を祈ります。

本作では対局終了後に稼いだポイントでヒロインへのプレゼントや、今までの『スーパーリアル麻雀』シリーズのさまざまなグッズを購入することができます。ゲームパッケージは回転させて裏面を見たり、豆本は中身を読むことも出来たりと、本作は過去作のアーカイブとしても結構な価値があると筆者は思います。


クリアや贈り物で各ヒロインの好感度を上げると、ヒロインたちのさまざまな一面が見られる会話も楽しめます。

本作は、まさしく「脱衣麻雀」を現代の技術で蘇らせた傑作といえます。冒頭でも書きましたが、本作はVR機材を持っていなくても充分すぎるほど楽しめる一作です。3Dの新たな装いで描かれる『スーパーリアル麻雀』シリーズのヒロインたちと、ドキドキの脱衣麻雀のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
……さて。
ここまで書いておいてなんですが。
『スーパーリアル麻雀』のディープなファンの皆様は、「何か足りない」と思ってますよね?

そんな皆様にお伝えします。本作では1周(全員をひととおり)クリア後に、超難易度「スーパーリアル」が解禁されます!


この難易度を選択すると、ヒロインたちの雀力がとてつもなく凶化されます。2巡目リーチ一発ツモは当たり前。

東1局20本場って何……なに?(流局等も含むので、八連荘にはなりませんでしたが)

こちらが大きな上がりをした後に、突然のダブルリーチ一発……来るぞ皆さん!

どう見ても天和です。本当にありがとうございました。
こんな「開幕天和」も忠実に再現している『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』。本作では各難易度のクリア状況も記録されるので、腕に自信のある方や麻雀系配信者の方々は是非とも往年の脱衣麻雀の理不尽を詰め込んだ難易度「スーパーリアル」を体験してほしい!

スパくんのひとこと
女の子と2人きりで麻雀というのは最高のロマンスパね!……え、この牌ロンスパ?(吐血)
タイトル:スーパーリアル麻雀 Venus Returns
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2026年8月27日
著者プレイ時間:5時間
サブスク配信有無:無
価格:ゲーム本体…4,980円 VRモード追加DLC…1,980円 VRモード同梱セット…5,916円
※製品情報は記事執筆時点のもの












