
PCゲームを遊ぶときに「解像度の高さ」を追求する方は多いことでしょう。そしてフレームレート、HDRサポート、そして表示領域の広さまで含めて、自分の好きなタイトルへどれだけ深く入り込めるか……それを左右する「ゲーミングモニター」は、ゲーム体験の輪郭を決める重要なピースになっています。
そんななかで注目したいのが、横方向へ視界を大きく広げる21:9のウルトラワイドディスプレイです。本記事でご紹介するMSIの「MPG 341CQR QD-OLED X36」は、34インチの湾曲型QD-OLEDパネルにUWQHD(3,440×1,440)解像度を搭載。最大360Hzのリフレッシュレート、0.03ms(GTG)の応答速度も備える、映像美とスピードの両方を追求したゲーミングモニターです。
試遊タイトルとして選んだのは、カプコンの剣戟アクション『鬼武者 Way of the Sword』。瘴気に包まれた江戸時代初期の京都を舞台に、宮本武蔵が幻魔と対峙する本作は、陰影の深い世界と、一瞬の判断を求められる刀での攻防が大きな見どころです。
ゲーム内設定で解像度を「3,440×1,440」、アスペクト比を「21:9」に選択してプレイすると、一般的なFHDやWQHDの16:9環境とは明確に異なるダイナミックな視界が立ち上がります。路地や屋内の奥行きが自然に視野へ収まり、主人公の前方だけでなく、周囲に漂う不穏な気配まで感じ取れるようでした。
「MPG 341CQR QD-OLED X36」(MSI Store)
闇と光を描き分ける第5世代QD-OLED

『鬼武者 Way of the Sword』の舞台には「古都としての風情」と「瘴気に侵された異様さ」が同居しています。暗がりのなかに置かれた灯り、湿り気を帯びた木材や石畳、そして武蔵が身に着ける装備の質感。こうした細かな画作りを味わううえで、「MPG 341CQR QD-OLED X36」の第5世代QD-OLEDパネルは心強い存在です。

本機のQD-OLEDパネルはRGBストライプ構造と5層タンデム構造を採用し、深い黒の表現をうたうダークアーマー・フィルムも備えています。明るい場面をただ派手に見せるのではなく、さまざまなシーンに現れる「黒色」をしっかり沈めることで、画面全体に深みのある奥行きを生み出します。

たとえば、薄暗いマップで敵の影を探る場面。背景の暗部は黒く潰れた一枚の面にならず、壁面や床、室内に置かれた物の輪郭が見えやすく感じられました。そのうえで照明が差し込むため、光源の存在感も強まります。武蔵の衣装や刀身に走るハイライト、戦闘中の斬撃エフェクトも、闇を土台にするからこそ鮮烈に映ります。

「MPG 341CQR QD-OLED X36」はDisplayHDR True Black 500に対応し、ピーク輝度は1,300ニト。さらにDCI-P3カバー率99.3%を公称しており、赤や青、金属光沢といったゲーム内の色彩表現も豊かです。
画面上の情報をただ見せるだけでなく、作品が目指す妖しく張り詰めた空気へとプレイヤーを引き込むビジュアルを楽しむなら、暗部と光の両方を丁寧に描けるディスプレイを選びたいところです。
剣戟の一瞬を追える、360Hzの滑らかさ

『鬼武者 Way of the Sword』で重要なのは、ただ攻撃を繰り返すことではありません。敵の攻撃をいなして相手の体勢を崩す「受け流し」、攻撃を弾き返し力動を大きく削る「弾き」、そして刹那の隙に放つ一太刀「一閃」など、相手の動きを見極め、適切なタイミングで操作することが攻略の手応えにつながります。

そこで効いてくるのが、「MPG 341CQR QD-OLED X36」の最大360Hzリフレッシュレートと0.03ms(GTG)の応答速度です。高速で動く敵や武器の軌跡、カメラが大きく切り返す局面でも、映像がなめらかにつながる感覚があります。もちろん実際の表示フレームレートはPC側の性能やゲーム設定にも左右されますが、高リフレッシュレート対応の表示環境を整えることは、画面を追い続ける体験の土台になります。

とくに剣戟アクションでは、攻防が切り替わる瞬間を視認しやすいことが、操作の気持ちよさに直結します。「いま攻めるべきか」「一度距離を取るべきか」といった判断のテンポが途切れにくいことは、プレイへの没入感を大きく後押ししてくれます。

さらに21:9の表示領域が加わることで、広い空間での立ち回りや移動も心地よくなります。視界が広いからといって攻略が単純になるわけではありませんが、敵や背景、空間全体を自然に捉えながら剣を振るえることは、本作の臨場感を高める要素と言えるでしょう。
「MPG 341CQR QD-OLED X36」(MSI Store)MSIで揃えた没入のためのゲーミング環境。モニター&PCのスペックをチェック

今回はMSIのカスタムゲーミングPCと「MPG 341CQR QD-OLED X36」を接続し、UWQHD・21:9設定で『鬼武者 Way of the Sword』を試遊してみたので、そのセッティングもご紹介しましょう。実際のゲーム内設定画面では、解像度「3,440×1,440」とアスペクト比「21:9」を選択することで、横長の表示環境へ切り替えられます。

CPU: AMD Ryzen™ 7 9800X3D
CPUクーラー: MAG CORELIQUID A13 360
マザーボード: MPG X870E CARBON WIFI
メモリ: Corsair VENGEANCE DDR5 32GB 6400MHz
SSD: SPATIUM M461 1TB
PSU: MAG A850GL PCIE5
VGA: GeForce RTX™ 5070 Ti 16G GAMING TRIO OC
ケース: MAG PANO 100R PZ
OS: Windows 11 Home
34インチの1,800R湾曲パネルが持つ曲面からは、強い存在感と頼もしさを感じます。スタンドは高さ調整、チルト、スイーベルに対応しており、設置場所や姿勢に合わせて位置を調整できます。

今回の試遊機は、AMD Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070 Ti 16G GAMING TRIO OCを搭載したMSIのカスタムPCです。映像出力はGPU側のDisplayPortから「MPG 341CQR QD-OLED X36」へ接続し、UWQHD(3,440×1,440)・360Hzの表示環境で『鬼武者 Way of the Sword』をプレイしています。


「MPG 341CQR QD-OLED X36」はDisplayPort 2.1a×1、HDMI 2.1×2、USB Type-C×1の端子を搭載しているため、ゲーミングPCを中心に、コンソールや対応ノートPCとも組み合わせやすい構成でした。

「MPG 341CQR QD-OLED X36」は、UWQHD・21:9の広大な表示領域、QD-OLEDならではの暗部と色彩の表現力、そして360Hz/0.03msという高速性能を、一台に凝縮したゲーミングモニターです。『鬼武者 Way of the Sword』をプレイしながら、闇の奥に潜む気配を探り、光が走る一閃を放ち、激しい攻防をなめらかに楽しみたいゲーマーにとって、心強さを感じる選択肢となるでしょう。
「MPG 341CQR QD-OLED X36」(MSI Store)「MPG 341CQR QD-OLED X36」スペック概要
パネルサイズ:34インチ
アスペクト比:21:9
最大解像度:UWQHD(3,440 × 1,440)
リフレッシュレート:360Hz
応答速度:0.03ms(GTG)
パネル種類:QD-OLED
表面タイプ:ハーフグレア(反射防止コーティング)
画素ピッチ(H × V):0.2315 × 0.2315mm
色域:sRGBカバー率 100%/Adobe RGBカバー率 97.8%/DCI-P3カバー率 99.3%
最大表示色:約10億7,300万色
視野角:178°(H)/178°(V)
パネル表面曲率:1,800R
輝度:300cd/m²(ピーク時:1,300cd/m²)
コントラスト比:1,500,000:1
消費電力:使用時 32W/スタンバイ時 0.5W
HDMI 2.1(HDCP 2.3):2基
DisplayPort 2.1a(HDCP 2.3):1基
USB Type-C:1基(DP Alt Mode、USB PD対応)
USB 3.2 Gen 1 Type-A:2基(USBハブ)
USB 3.2 Gen 1 Type-B:1基(PC接続用)
ヘッドホン出力:1基
本体サイズ(幅 × 奥行 × 高さ):約813 × 229 × 544mm
本体重量:約7.8kg
電源タイプ:電源内蔵型
電源入力:100~240V、50/60Hz
チルト角:-5°~15°
高さ調節:0~110mm
スイーベル角:-30°~30°
ピボット:非対応
DisplayPortおよびHDMI接続時の最大表示:3,440 × 1,440/360Hz
製品梱包サイズ(幅 × 奥行 × 高さ):1,018 × 214 × 525mm
製品梱包重量:約15kg
製品保証:製品本体国内保証3年間
付属品:DisplayPortケーブル、HDMIケーブル、USB Type-A - Type-Bケーブル、電源ケーブル、VESAマウント用スペーサーネジ×4、MSIアクセサリーポーチ、クイックスタートガイド
「MPG 341CQR QD-OLED X36」は、MSI公式ストアにて226,800円(税込)で販売中です。製品の購入や詳細なスペックは、こちらのページからご確認ください。

今回の記事でプレイした『鬼武者 Way of the Sword』は2026年9月4日よりPS5、Xbox Series X|S、Windows PC向けに発売中。PC版はSteam、Epic Games Store、Microsoft Storeでリリースされています。また、本作は拡張アップデートも配信された無料体験版が配信されています。剣戟アクションとしての手応えはもちろん、妖しさと緊張感をまとった京都の世界を、どのような表示環境で受け止めるかも楽しみ方のひとつになるはずです。

そして、MSIでは対象ゲーミングモニターの購入とレビュー投稿を条件に、『鬼武者 Way of the Sword』のゲームコードを提供するキャンペーンが実施中! 数量限定となるため、本記事でご紹介した「MPG 341CQR QD-OLED X36」やその他対象製品の購入を検討している方は、ぜひキャンペーン詳細サイトを確認してみてください。
■『鬼武者 Way of the Sword』は物語序盤が遊べる体験版も配信中!
体験版『鬼武者 Way of the Sword DEMO』では、これまで清水寺ステージの中で宿敵「佐々木巌流」との戦いがお楽しみいただけましたが、アップデートにより、さらに範囲を広げて体験することができます。新たなエリアで繰り広げられる至高の剣戟アクション、様々な幻魔とのバトル、一閃の爽快感。強敵との血戦をぜひ体験してみてください。
『鬼武者 Way of the Sword』公式サイト(カプコン)『鬼武者 Way of the Sword』商品概要
対応プラットフォーム:PlayStation 5、Xbox Series X|S、Windows、Steam、Epic Games Store、Nintendo Switch 2
発売日:2026年9月4日(金)
ジャンル:剣戟アクション
プレイ人数:1人
CEROレーティング:Z(18才以上のみ対象)
価格:
ダウンロード版 通常版 8,990円(税込)
ダウンロード版 デラックスエディション 9,990円(税込)
ダウンロード版 プレミアムデラックスエディション 10,990円(税込)
パッケージ版 通常版 8,990円(税込)
パッケージ版 プレミアムデラックスエディション 10,990円(税込)
※パッケージ版の通常版、プレミアムデラックスエディションはPlayStation®5、Nintendo Switch 2 のみとなります。
※本リリース内容は日本国内向けの情報です。記載の内容は予告なく変更となる場合があります。
※Nintendo Switchは任天堂の商標です。
※"PlayStation"は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。












