気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Pumpkin Interactive開発、PC向けに2月2日に正式リリースされた農業シミュレーション『Pumpkin Days』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、3D農業シミュレーションゲーム。農業、魚釣り、料理などと言った農業シムの基本となる要素に加え、性別のないキャラクタークリエイションや4つの難易度、100人以上の恋愛対象キャラクターなど、他の作品ではなかなか見られない要素が特徴です。記事執筆時点では日本語未対応。『Pumpkin Days』は、2,570円で配信中。

――まずは自己紹介をお願いします。Monique Blaize氏(以下Monique)こんにちは、Monique Blaizeです。多くの人からはMomoと呼ばれています。私は生活シミュレーションゲームが大好きなのですが、他にも日本スタイルのマンガや絵を描くのが大好きです。2012年にサヴァンナ芸術工科大学を卒業し、ゲームデザインの学士号を取得しました。――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?Monique私は大学を卒業後、ゲーム業界の仕事を探したのですが見つからず、諦めた時に本作のアイデアが生まれました。2013年のことです。私はKickstarterキャンペーンで開発資金を集めることにして、ありがたいことに、2014年には本作の資金集めに成功しました。私はゆったりとした生活シミュレーションゲームが好きなのですが、当時そういったジャンルのゲームがあまりなく、だったら自分で理想の農業ゲームを作ってしまおうと思ったのです。――本作の特徴を教えてください。Monique本作には農業シムのファンからリクエストされた、個性的な要素がいくつか入っています。まず、キャラクターを作成する際、性別がありません。代わりに、体型スライダーを使うことで男らしさや女らしさを表現するのです。これにより、プレイヤーは性別という枠に囚われないキャラクターを作成できます。また、本作には他の作品のキャラクターカスタマイズではあまり見られない、体重スライダーもあります。本作には、性別に関係なくデート可能なキャラクターが100人以上登場します。また、プレイヤーは2人以上の相手と結婚することもできるので、複数のキャラクターと同時に恋愛関係になれます。ゲームシステム面だと、本作には難易度選択があり、これも農業ゲームではなかなかないものではないでしょうか。本作では育てたり、クラフトしたり、発見したりできるアイテムがとてもたくさんあります。90種類以上の作物、90種類以上の魚、500以上のレシピ、他にもたくさんのアイテムが登場しますよ。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
※UPDATE(2021/2/22 20:25):記事内のタイトルの誤記を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください