ちょっとエッチで懐かしい陣取りアーケードゲーム『モココX』【Steam NEXTフェス】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ちょっとエッチで懐かしい陣取りアーケードゲーム『モココX』【Steam NEXTフェス】

2022年4月7日に、NAISUよりSteam版が配信予定の『モココX』のデモ版について生の内容をお届けしたいと思います。

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ちょっとエッチで懐かしい陣取りアーケードゲーム『モココX』【Steam NEXTフェス】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2022年4月7日に、NAISUよりSteam版が配信予定の『モココX』のデモ版について生の内容をお届けしたいと思います。


モココXとは

本作品は”Volfied・Qix・Gals Panicなどのアーケードゲームからインスピレーションを受けた”とストアページにあるように1980年代後半のタイトーの陣取りゲームがベースになっています。日本では桂小枝氏のCMもあってか、移植作品であるゲームボーイで発売された『Qix』が一番有名でしょうか。

Qixは当時では珍しい海外ベースのタイトルで、更に本作品をベースに発展した作品群・・・特に『ギャルズパニック』が有名です。名前こそ違うものの、金子製作所(株式会社 カネコ)からタイトーのライセンスを受けて発売されたアーケード作品で、初代はセクシー女優を使った脱衣陣取りゲームになっています。

その中でも『ギャルズパニックS』は別ゲームからのアニメーション流用ではありますが、「BLACK LAGOON」の広江礼威氏が原画メンバーにいらっしゃったりと歴史を感じるゲームでもあります。ナムコにも似たようなスタイルのゲームとしてどのハードにも未移植の3D脱衣陣取りゲームの『ダンシングアイ』もありますが、基本的にはゲームセンターの奥に設置されているような作品群でした。

一先ず、本作品の紹介へと戻りましょうか・・・近日登場作品祭典と銘打たれたNextフェスで紹介された『モココX』ですが、現在はデモ版のみ公開されています。デモでは1ステージ目のキャラクターを全ステージ遊べるようになっています。

モココXの謎に迫る!

早速ゲームを始めると、アヤメというキャラクターが選択できるようなので彼女を選んでみましょう。

レベル毎に分かれているようで、各レベルをクリアするとオマケが解禁されるのでしょうか・・・?見ただけではちょっと分かりづらいのですが、横長のハートボタンがステージ開始ボタンのようです。

ステージが始まるとステージボスの紹介が行われました。昔の機械職人が作ったおもちゃで、意識を持ち職人を殺したことでその職人の名前を名乗るようになったみたいですが、自分を男性だと思い込んだことで女性の仲間を欲しいと思った彼でしたが、オファーを断ったアヤメを殺そうと決めたようです。

正直ワケが分からないのですが、主人公はアヤメを救うのが目的のようです。早速彼女を助けに行きましょう。

本作品は陣取りゲーム群にインスパイアを受けたとあるように、ゲームルールも非常に酷似しています。基本は自機を動かし、中のエリアをラインで囲う事でエリアを獲得することが出来ます。ライン上に自機がいる間はシールドがある状態に限り接触や、敵の攻撃を受けても被弾しません。ですが、シールドがある状態でも中のエリアにラインを伸ばすと接触判定が行われ被弾します。更にエリアを囲う事で接点として動けるラインも狭まるため、エリアを何も考えずに獲得していくと思ったように動けず更に難しくなってしまいます。

本作品は単純に見えますが、非常に高い戦略性があり、ステージボスの独特の動きだったり陣地の取り方に加え、被弾時の動きなどは過去のゲーム群で使用したテクニックがほぼ通用します。画面写真のように伸ばしているラインに被弾した場合には、被弾した場所から攻撃が高速でライン上に自機に向かって飛んでくるのですが、被弾までにラインを囲えた場合はノーダメージで囲う事が出来ます。自機で被弾した場合は即ライフが消費され、初期位置からスタートとなります。

ライフがゼロの状態で被弾すればゲームオーバーとなり、リトライするかどうかの選択になりますが、リトライのテンポも速いので納得いくまで何度も挑戦可能です。

ラインを囲った際にはボスの位置を元に獲得エリアが計算されます。敵の動きは注意深く観察しましょう。

クリアするためには一定率のエリア獲得が条件になっており、ステージ1では72.60%のエリアを獲得することで、ご褒美の背景アニメーションが閲覧できるようになります。また、クリア時にはスコア集計が行われ、スコアランキングを狙うこともできます。

昔取った杵柄とステージ1ではトップ10に入りましたが、上位の壁が厚い・・・!

ステージ2では先ほどと違い、自機に直接攻撃を行うボスが敵になります。シールドがある状態ならダメージは受けないのでそこまでは怖くないですが、シールドが切れるとかなりしんどくなります。

エリアの内にラインを伸ばしている状態であればシールドゲージは消費されませんので、安全圏を形成してシールドを保つのも『Volfied』で培ったテクニックの一つですが、基本はこのように時間を稼ぎつつ、狭い範囲にボスを誘い込み、最終的に100%に近づけてエリアを占拠するのがスコアを稼ぐコツです。

上手くいけばこのように90%以上のエリアを占拠できます。

そして、ステージ3、オマケステージをクリアし、遂にタイトルでもあるモココの謎に触れられるときが来ましたが、どうやらモココは古代の伝説のようです。片言の日本語ナレーションで読み上げられるストーリーラインは非常に味のあります。本作品は開始時とオプションで日本語音声と英語音声が選べるのですが、どちらも声優は同じです

しかしながら体験版ではモココの謎に迫ることは出来ませんでした・・・いやそれが目的ではないのですが昔取った杵柄というか・・・ボスの動きやテクニック、操作感など、丁寧なオマージュを感じる本作品はやはりご褒・・・製品版が非常に気になります

最後に

過去のアーケードゲームのインスパイア・・・もといオマージュがかなり感じられる良い作品でした。記事中でも過去作品のテクニックが通用すると書きましたが、そのまま通用するのは同ジャンルのオマージュ作品の中でもかなりレベルが高いです。

製品版には成人向けのDLCも存在するようで、既にストアページでは確認可能です。想像に夢を膨らませつつ、筆者は本作品の発売を待とうと思います。

タイトル:モココ X
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2022年4月7日(Steam版)
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:不明




《rate-dat》

面白そうなことに頭を突っ込んで火傷してます rate-dat

本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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