『Dungeon X Dungeon』オーソドックスで遊びやすい反面、甘さも目立つ…トレジャーハンターが謎と怪物だらけの地下ダンジョンを駆け回る迷宮探索ACT【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Dungeon X Dungeon』オーソドックスで遊びやすい反面、甘さも目立つ…トレジャーハンターが謎と怪物だらけの地下ダンジョンを駆け回る迷宮探索ACT【プレイレポ】

本日ご紹介するのはPlayOneのサイドビュー迷宮探索ACT『Dungeon X Dungeon』。剣などの近接攻撃とボウガンによる遠距離攻撃の使い分けが重要な、オーソドックスな1作です。

連載・特集 プレイレポート
『Dungeon X Dungeon』オーソドックスで遊びやすい反面、甘さも目立つ…トレジャーハンターが謎と怪物だらけの地下ダンジョンを駆け回る迷宮探索ACT【プレイレポ】
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いやぁ、暑い日が続きますね。夜になれば虫の音が聞こえるようになった辺り、もうすっかり秋なんだなぁと思いつつも日中は相変わらずのこの暑さ。もう嫌になります。

なので、今回は見た目だけでも少し涼しそうな地下迷宮が舞台のゲームをご紹介しようと思います。怪物ウヨウヨ、滴る水滴に生い茂る苔に蔦。快適さとは程遠い見た目ですが、少なくとも刺すような陽射しとは無縁のようです。

本日ご紹介するのはPlayOneのサイドビュー迷宮探索ACT『Dungeon X Dungeon』です。

平和だったアルカディア大陸を襲った大地震により、土中に埋まっていた入り口が再度地上に現れた「カルノンダンジョン」。時の統治者大神官アーモンの命により、複数回の探索部隊が投入されるもいずれも未帰還に終わり、ダンジョンの入り口はそのまま封印されることに。

そんななか、アーモンが目をつけたのがアルカディア大陸最高と謳われたトレジャーハンターのルークでした。貴族の墓荒らしの容疑で捕われていたルークでしたが、アーモンから赦免の条件としてカルノンダンジョンに眠る5つのクリスタル回収を命ぜられた結果、彼はカルノンダンジョンに挑むこととなったのでした。

このようなストーリーの本作は、剣による斬撃と飛び道具となるボウガンを使い分けながら迷宮を探索するオーソドックスなACTゲームです。

武器や防具の強化を重ねつつ、迷宮を探索して新しい技を会得したりしてアルカディア大陸を覆い尽くさんとする暗部に迫ることとなります。

果たしてアーモンが手に収めたクリスタルの正体は?ルークがあの手この手で口封じされそうになる理由とは?

トレジャーハンタールークが怪物だらけの迷宮を突き進む!

では、まずオプション画面から。非常にシンプルです。BGMとSEのON・OFF、あと操作ガイドだけとなっています。解像度とかの設定もありません。

本編を始めるとまずはストーリーパートからとなります。それが終わるとアクションパートとなります。

まずはチュートリアルとして5つのクリスタル回収が目標となります。スライムやら化けコウモリやらを剣で撃退しつつの探検です。

敵を倒せば各種回復アイテムなどが手に入ります!

敵を倒すと武器や防具の強化に使用できるホーリーダイヤモンドやHP、あと技の発動に必要なSPなどの回復アイテムが獲得できます。

青い宝箱からはまとまった量のホーリーダイヤモンドが、赤い宝箱からは新技や装備、封印を解く鍵などの重要アイテムが獲得できます。

なんだかんだでクリスタルの回収完了!あとはダンジョンから脱出するのみです。

こうして無事に赦免されたのでしたが、お宝の匂いを感じ取ったルークはあろうことか封印されたカルノンダンジョンに再度忍び込むことに。…呆れる強欲さというかさすがトレジャーハンターと言うべきか。

ですが、深部でゲートらしき遺構を見つけたと思いきやその場に現れたアーモンとその配下に捕縛されてしまいます。

牢の中で途方に暮れていると、突如壁を突き破って女の子が登場。自称大魔道士ことレイナ嬢です。が、話を聞けばどうやらまだ見習いで使える魔法もそれほど多くはないとのこと。壁破りも魔法薬によるもので、その薬も使い切ってしまったそうです。

ですが、解錠魔法で牢の扉を開けることには成功、いざ協力して脱出と思いきや攻撃呪文と間違って転送呪文を発動したレイナは、1人で何処かへと姿を消してしまいます。

こうして牢からの脱出に成功したルークは、道中で自分と同様に監禁されている考古学者“ロニン”と出会います。この地下監獄にも何かを知っているようなロニンと協力して、ルークは脱出を目指すことに。

まずはロニンを牢から出すため、牢の鍵を持つ監獄長を倒しに行くこととなります。

1体目のボスとなる監獄長は棘付き鉄球を振り回して攻撃してきます。敵の挙動を見て距離を取ったり壁のツタを活用して後背へと抜けたりというのが攻略法となります。

あらかじめ飛び道具のボウガンを重点的に強化しておけば、安全に敵HPを削る事ができるのでオススメですよ。

このような流れで進んでいく本作は、全体的にオーソドックスな作りのACTとなっています。壁のツタを伝っての移動やダッシュ技などを駆使しての探検、そして少し粗めのグラフィックはどこか懐かしい遊び心地となっています。

ですが、いくつか気になる点もあります。例えば1体目のボスの「監獄長」、棘付き鉄球を振り回して攻撃してくるのですが、グラフィックと判定がなんと一致していないのです。攻撃パターンを読んで離れたと思ったらダメージを被って思わず目が点に。ややバギーな挙動を理解するまで、正直何度かリトライしました。

スパイダーマンと化したルーク

ほかにも、不可視のツタだとか扉とかも多く作りの粗さが目立つ部分が多いように思われます。

また、個人的にはもう少し武器種とかアクションとかバリエーションが多ければなぁと思います。

まとめると全体的にオーソドックスな作りで遊びやすい反面、バグや挙動など甘さが気になる部分もある作品となっています。競合となる類似の作品が多いジャンルですから、キラリと光るオリジナリティ要素があれば良かったのになと思うところです。

スパくんのひとこと

オーソドックスな作りの迷宮探索ACTスパ!でも、見えない壁とかグラと判定の不一致とかは気になる作品スパ…。見て見て、このスパくんの色白肌!お肌の健康には紫外線は大敵スパ。だから、暑い日は地下に避難スパ。日の当たらない暗くてジメジメしたところでじっとしていると、気がついたら小さなスパくんが増えているスパよ!

  • タイトル:Dungeon X Dungeon

  • 対応機種:PC(Steam

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2023年8月18日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:2.5時間

  • 価格:1,200円(リリース記念セールにつき8月26日まで1,080円)




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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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