【吉田輝和の絵日記】8番ライクの1Kマンション間違い探し『偽夢』怪異を撮影して夢から脱出だ! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】8番ライクの1Kマンション間違い探し『偽夢』怪異を撮影して夢から脱出だ!

今回は、テンカイゲームズが贈るPC向けタイトル『偽夢』をプレイ!本作は、夢に閉じ込められた主人公が、1Kマンションの中に現れる怪異を撮影して夢からの脱出を図る『8番出口』ライクの間違い探しです。

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今回は、テンカイゲームズが贈るPC向けタイトル『偽夢』をプレイ!本作は、夢に閉じ込められた主人公が、1Kマンションの中に現れる怪異を撮影して夢からの脱出を図る『8番出口』ライクの間違い探しです。

『8番出口』開発者であるコタケノトケケ氏が8番ライクなゲームに対して寛容なこともあり、エスカレーターや駅構内など、様々なシチュエーションの間違い探しゲームが配信されています。僕自身『8番出口』にハマって以来、様々な8番ライクのゲームをプレイしてきたので、異変を見つける目はかなり養われてきたと自負しております。

などと余裕っぷりを見せつつも、本作から醸し出されているホラー要素にかなりビビっていたりするんですが……!

◆今夜、1Kマンションで異変が起こる……!

毎回必ず怪異が発生するノーマルモードと、怪異が発生しない場合のあるナイトメアモードがあるのか。

ノーマルモードならこういう悲劇は起こらないんだな。まずはノーマルでプレイしてみよう。

1Kマンションの玄関からスタートだ。怪異に追いかけられる要素があったら困るので、操作確認は入念に行おう。

通常の移動操作に加え、走る、しゃがむ、写真撮影などのアクションが可能だ。

何者からか走って逃げる必要があるってことだろうな。操作説明を見ただけでもビビってしまうぜ。

廊下には、なぜか動きっぱなしの洗濯機、洗面台、キッチン、冷蔵庫が並んでいる。

そして風呂とトイレがある、ごく一般的な1Kマンションだ。

少しでもホラー要素を払拭するために、家中の電気をつけておこう。ホラーゲームで明るさ調整する時は「マークがうっすら見えるくらいに調整してください」の指示を無視して最大まで明るくするタイプだぜ!

室内には、ベッドやテレビが設置されている。

ちゃぶ台に置かれていたメモによると、このマンションは“True Dream”という宿泊施設らしい。「お休みの前に、電気を全て消してください」とか「うちの子と遊んであげてください」といったメッセージが添えられていた。そういう意味深なやつ、怖いからやめて!

仕方なく廊下やトイレの電気を消し、布団に入っておやすみなさい……。

◆怪異をパシャリ!撮影したらおやすみなさい

目を覚ますと朝……ではなく、まだ深夜の1時だ。

ちゃぶ台の上に、新しいメモが添えられていた。このメモによると、主人公は夢の世界に囚われてしまったようだ。おかしな場所をカメラで撮影してから眠ると1時間ずつ時が進むので、起床→撮影→就寝を1時間ごとに繰り返し、朝の9時まで進めれば脱出できるらしい。

間違えて怪異が起こっていない場所を撮影して眠ると、スタートである“1時”に戻されるので、8回連続で怪異を見つける必要があるのだ。

このぬいぐるみは、今は普通の状態だけど、絶対異変が起こるヤツだろ!あんまり怖くないヤツで頼む……!

子どもが描いた家族の絵か。見た感じは何も起こってなさそうだけど、パパの絵だけが消えるとか、そんな微妙な怪異が起ったら嫌だな。

部屋と廊下、それにトイレは異変なし。残るは風呂場だけなんだけど、ビックリさせてきたりホラー成分が高かったりする怪異はゴメンだぞ。そっと風呂場のドアを開けると……

シャワーヘッドが、ゾンビの手首みたいなやつと入れ替わってる~!

怖さより面白さの方が勝っているし、ひと目でおかしいとわかる良き怪異だ。次の怪異もこういうやつで頼むよ!

怪異といっても、電気のスイッチの位置が違っているものや……

クローゼットの中のハンガーが「それどうやって取り出すの!?」なんて事態になっているなど、ホラー要素のない怪異も多く存在するが、中にはガチ目なビックリドッキリなものもある。

うおっ、もしかしてこの子がメモに書いてあった民泊の子どもか!めっちゃビビったけど、そんなところにいたら僕が虐待しているみたいに見えるじゃないか。とりあえず入って入って!

どうしても怪異が見つからないときは、机の上のラジオを使うと、怪異のある場所を教えてくれるぞ。時間は戻っちゃうけどね。

時には間違えた場所を撮影して1時に戻されもしたけど、ようやく8時を迎えた。ゴールはもう目の前だ。

怪異チェックも怪異自体にも慣れたもんで、流れるような動きで入念なチェックが行えるようになった。とまあ、調子に乗っていると……

1時に戻されちゃったりするんだけどね!


初回プレイでは、時間が進んだり戻ったりしたものの、1時間もかからずにサクッとクリア出来ました。怪異の数は80以上あるし、ナイトメアモードもあるので、まだまだ楽しめそうです。

カメラを向けた際に怪異の場所がわかる仕様や、難易度設定などもあり、僕がプレイした8番ライクのゲームの中では、一番遊びやすく、しっかり作られていたと感じました。

僕のように『8番出口』にハマって同ジャンルのゲームを求めている人にはうってつけのゲームだと思います。

『偽夢』はPC(Steam)向けに配信中です。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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